「会社を辞めてから、転職活動に専念したい!」「退職してもすぐに次の会社が決まるはず…」と思って会社を辞めてしまった人も多いのでは? でも、なかなか内定をもらえないというケースも多いはず。そこで今回は、ブランク(離職期間)が長くなってしまった求職者の皆さんに、転職に必要な貯金額の逆算方法や転職活動を見直して内定に近づくコツをお届けします!
資金繰り転職にかかる費用は? 貯金が減って身動きがとれない時の解決法
転職活動には、金額の多少はあれ応募・面接にかかる費用や生活費も含めたある程度の資金が必要でしょう。今回「マイナビ転職」で実施したアンケート結果を見ても、転職活動費用に8万円以上使っている方の比率が最も多くなっています。
特に離職中の求職者の場合、貯金の中から、転職活動資金と生活費を捻出しなければならず、貯金残高が減ってくるにつれて焦りが募ってくるはず。また、資金繰りが厳しくなってくると、「とにかく就職しなければ」という焦りから、自分に合わない会社に就職してしまい、結局また会社を辞めてしまうという悪循環に陥ってしまうこともあります。
もし、今あなたが貯金の残高が足りず、資金繰りに困っているのであれば、転職活動の時間を確保できる簡単なアルバイトを始めて費用をまかなうのも良いかもしれません。特に資金繰りには困っていないけれど、思ったよりも転職活動が長引いているという人も、後になってから焦らないためにも、転職活動にどのくらいのお金がかかっているのか、貯金・資金が尽きるまでにどのくらいの猶予があるのかをきちんと把握し、スケジュールを立て直しましょう。
●アルバイトをすることのメリット
- 経済的なゆとりが生まれ、それに付随して心のゆとりが生まれる
- 生活のリズムが生まれる
- 自分にも役割があるということを実感できる
- 仕事をすることで「ありがとう」なんていってもらえたら、こころの栄養になる!
●アルバイトをすることのデメリット
- 体力的、時間的な拘束を受ける
- 面接が入った場合、調整しなければならない
- 上記のデメリットも、スケジュール調整をすることなどで、スキルアップにつながる!
転職活動でかかった費用はどれくらいですか?
貯金残高逆算術
ご自身の現在の貯金残高を、毎月の支出(生活費)とこれまでの転職活動でかかった費用(1カ月分)の合計で割ってみましょう。貯金残高がなくなるまでの月数が分かるので、算出された期限を基に、いつまでに何をやらなければならないのかをもう一度見直してみましょう。


錦戸かおり(にしきど かおり) さん
キャリアカウンセラー/セミナー講師
13年間、個人と企業を結ぶ仕事に従事した後、03年に「がんばれ工房」を設立。6,000人以上の転職相談の経験から、転職するのがベストの選択かどうか、生き方・働き方から共に考える転職相談を行っている。 一人ひとりと長いお付き合いをすることで、キャリアのホームドクターとして活動中
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