転職Q&A【法律関係】
人材紹介会社を介した内定を辞退してもいい?
更新日:2025年12月24日
人材紹介会社を通して転職活動で内定をもらいましたが、辞退したいと思っています。法的に問題はありますでしょうか。
エース(28歳 男性)
A
雇用契約が成立していなければ法的に辞退は自由ですが、企業と紹介会社への配慮を忘れずに対応しましょう。
法的には辞退可能、ただし早めの連絡を
法的には、内定を辞退することに問題はありません。たとえ人材紹介会社を通じて応募したとしても、労働契約を結ぶ前であれば、労働者には辞退する自由があります。
ただし、辞退の連絡はできるだけ早めに行うのがマナーです。企業は内定者の受け入れ準備を進めていることが多く、遅い段階での辞退は迷惑や損失につながることもあります。誠意をもって、速やかに連絡を入れるようにしましょう。
紹介会社は雇用契約の当事者ではない
人材紹介会社(有料職業紹介事業者)やハローワークなどは、企業と労働者の間に立って紹介を行う立場であり、雇用契約に直接関与する当事者ではありません。
そのため、「紹介会社経由で内定をもらったから断れない」ということはなく、紹介ルートにかかわらず、内定を辞退する権利は労働者にあります。
辞退の際は紹介会社への信頼保持も意識して
紹介会社は、今後の転職活動でもあなたを支援してくれる存在です。
内定辞退の際には、「自分に本当に合った職場で納得のいく転職をしたい」という前向きな意志を丁寧に伝えることが大切です。
理由を一方的に伝えるのではなく、今後もサポートをお願いしたいという姿勢を見せることで、紹介会社との信頼関係を損なわずに済みます。結果として、より希望に合った求人を紹介してもらえる可能性も高まります。
※この情報は2025年7月1日時点のものです。
回答者
永廣 勇資
社会保険労務士
ながひろ社労士事務所 代表
2011年社会保険労務士登録。
豊富な実務経験を基に、企業労務顧問、人事労務アウトソーシングを専門とする。特に、人材確保が喫緊の課題である運送業向けコンサルティングに注力。
独自のノウハウを駆使し、企業の成長を力強く支援するほか、企業のパワハラ予防対策にも定評がある。従業員が安心して働ける職場環境づくりに貢献し、労働トラブルの未然防止にも取り組んでいる。
労働法規の専門知識と実務経験を活かし、企業の持続的な発展を力強く後押しすることを心掛けている。
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