年間約40,000件の書類を添削する転職MYコーチに聞いた！　WEB履歴書でありがちなNGパターン　TOP5

「何か受賞しているということは、スゴいのかも……。」
しかし下記のNG例のような記載では、採用担当者は賞の規模などが不明なためあなたの強みを判断できません。自分をうまくアピールできないことは、「相手へ伝える能力が足りない」というマイナスポイントにも捉えられてしまいます。
受賞歴や実績を記載する際は、「どのような賞なのか」「どのような実績をあげたのか」などの具体的な実績や評価を入れることでインパクトを与えることができます。また、数字で表せるところは “達成率” や “総勢何名中で何位の成績か” などを記載することでより伝わりやすい文章になります。

営業など職種によっては、自動車免許が必須となる求人は非常に多いです。しかし、持っていて当然という意識からか資格欄に自動車免許を記載していない方が非常に多いのも事実。
書類選考において、まず資格欄のみを見て必須条件が満たされているか確認を行うケースもあるので、必ず企業が求める条件を理解したうえで見落としがないかチェックしましょう。

企業名は法人格を含む正式名称で記載をしましょう。（例：株式会社マイナビ）
採用担当者は、数多くのWEB履歴書や職務経歴書を見ているため、書類の誤字・脱字や、細かい抜け漏れにすぐ気がつきます。どんなに輝かしい実績を残していても、抜け漏れの多い書類を記載する方には仕事をお願いしたいとは思わないので、細かいところまできちんと記載するように心掛けましょう。前株・後株なども表記ミスが多いので、注意してくださいね。

「福利厚生がきちんとしたところで長く働きたい」
「残業ばかりで自分の時間が作れないので、残業が少ない環境で働きたい」
企業選びにおいて待遇面は大切な要素ですが、書類選考で採用担当者が知りたいこととは異なります。企業が志望動機を聞く目的はさまざまですが、例えば入社後に成長していく姿をご自身でイメージできていることを確認するためや、文章でのプレゼンテーション能力を見るためなどがあります。また、志望の本気度を測るために「大手でないのに、なぜ当社なのか？」「競合他社でなく、なぜ当社なのか？」などのような切り口から競合優位性をきちんと把握していることを確認するために聞くこともあります。
給料やワーク・ライフバランスなどは非常に重要なことではありますが、自分本意の希望や要望ではなく志望企業が求める動機をWEB履歴書や職務経歴書では、的確に記載することを心掛けましょう。

採用担当者は多くの職務経歴書を見ているため、読みにくい文章はマイナスポイントになることも。これまでの職務内容は「経験要約」「商材」「担当地域」「実績」「習得スキル」「転職理由」など伝えることを分割し、一目で注目したいところが分かるようにしておくようにしましょう。書類の見やすさだけで相手へ与える印象が大きく変わることを意識して、自分を知らない相手へどうすればアピールしたいところが分かりやすく伝わるかを考えながら作成してみましょう。