60秒ビジネスハック

周りと差を付けるための“正しい”努力をする方法

掲載日：2014.7.2

出世をするための基本的な考え方は「個」としての目標をしっかりと持ち、圧倒的に努力することです。しかし、その努力の前には「自分はこういう人間になりたい」という確固たる目標を軸に持つことが重要。世間の怠け者のほとんどは目標がありません。では、日ごろからどんなことを考えて行動すれば良いのでしょうか。

自分の人生は自分で定義する

まず考えたいのが「なりたい自分」について。何が得意で、どういう性格なのか、どういう状態でやる気を感じ、何を達成したら幸せと感じるのか……。この時絶対に避けなければいけないのが、何らかの権威に生き方の定義を作ってもらうことで安心したり、他人の価値観に自分を当てはめて勝手に自信をなくすこと。他人の言葉の中に、あなたの人生は存在しません。あなた自身が本当に「どういう人間になりたい」と思っているのか一度じっくりと考えましょう。

自分から攻めの姿勢で働く

受け身の態度は、あなたの周りの出来事をすべて色あせさせます。言われるがまま、振られるがまま、ひたすら受け身で仕事をしていると、その仕事と自分自身との関係がどんどん不明瞭になってくるのです。その結果、仕事をよそよそしいものに感じるようになってしまう危険性があります。「どういう人間になりたいのか」の目標が定まったら、その目標に近づくために、主体性を持って攻めの姿勢で仕事に取り組みましょう。自分から手を挙げたり、提案をしたりして積極的に仕事をこなす人は「それが自分のスキルを伸ばしたい分野だから」という目的意識がはっきりしているので、自分のためという軸を失わずに働くことができるのです。

（参照：『非学歴エリート』　安井元康／著　飛鳥新社／刊）