60秒ビジネスハック

商品が売れないのはあなたの思い込みのせい？　卒業すべき2つの思い込み

掲載日：2015.1.21

自信作の商品が完成しても、実際にお客さまに買ってもらえなければ意味がありません。一般的に良いとされている工夫を盛り込んでも、お客さまの反応がイマイチの場合は「こうすれば売れるだろう」という間違った思い込みをしているのかもしれません。売り上げを伸ばすために、卒業すべき2つの思い込みを今日はご紹介しましょう。

そのキャッチコピー、思い込みが入ってませんか？

一見適切だと思えるキャッチコピーも、お客さまの実情に即していないことがあります。例えば「パーティのお供に最適！」というキャッチコピーがありますが、「パーティ」を頻繁に開いている人はたくさんいるのでしょうか？　お客さまの具体的な行動を理解していくと、「パーティ」ではなく「家飲み」「女子会」のほうがお客さまにとって身近ですよね。ここは「家飲みに」「女子会に」というキャッチコピーのほうがお客さまの目に留まりやすくなるでしょう。

お客さまだけに売ればいいと思ってませんか？

お客さまよりも先に、現場でモノを売る立場の人たちに、興味を持ってもらうことから始めましょう。例えば、子供向けの商品を作りたいとしたら、子供を持つ売り場担当者が「買いたい」と思うコンセプトを付け加えます。売り場担当者を味方につければ、「この商品は、こんなに使いやすいんです！」と売り場担当者がお客さまに分かりやすく伝えてくれますよ。

（参照：「思い込みを捨てれば、10倍売れる」　高田英男／著　日本実業出版社／刊）