60秒ビジネスハック

伝わらないと意味がない！　話し方のコツをつかんで相手を納得させよう

掲載日：2015.1.26

一生懸命話していても、上司が不思議そうな顔をしている時がありませんか？　話の途中で何を伝えようとしたか分からなくなり、自分自身が「会話の迷子」になることだってありますよね。あなたの言いたいことがスッキリと伝わる、魅力的な話し方をご紹介します！

話す前に3つの疑問でレビューしておく

無駄話をしないよう、話し出す前に一呼吸おきましょう。その時に、これから話す内容を心の中でレビューします。例えば、聞き手が確認や根拠を求めそうなことを話したいとします。その時は、「本当？」「どうして？」と自問して、答えを探りましょう。話したい内容を想像して、「分かりにくそう」と感じるかもしれません。そんな時は、「で、どうしたい？」と会話のゴールを考えてみてください。自分自身で話す内容を理解できれば、伝える工夫もしやすくなりますよ。

必要な単語は削らず、会話を組み立てる

主語や動詞を省略すると、聞き手は内容を理解しづらくなります。例えば、「どうしましょうか？」と漠然と言われたら、聞き手は「何を？」と主語を想像する労力を使わなくてはいけません。また、「それ」などの代名詞を使うと、「それ」が何を指すのか分からず内容がぼやけてしまいます。単語を省略しないことを意識しながら話してみてください。スマートに話せるようになれば、仕事もスムーズに進みますよ！

（参照：「『で、結局何が言いたいの？』と言われない話し方」　金子敦子／著　日本実業出版社／刊）