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第一線で活躍するヒーローたちの「仕事」「挑戦」への思いをつづる

Vol.98アーティスト VERBAL
覚悟すると新たな展開も

Heroes File Vol.98
掲載日:2013/5/10

VERBALさんの写真1

日本を代表するMC、VERBALさん。学生時代からの親友、☆Takuさんと共にm-floを結成し1999年ボーカリストLISAさんと共にメジャーデビューして一気にブレーク。現在は楽曲やイベント、他アーティストのプロデュース、DJ、そしてジュエリーのデザインなど多方面で活躍する。彼が書き下ろしたビジネス書も好評だ。

Profile

バーバル 1975年東京都生まれ。98年☆Takuとm-floを結成。音楽活動の一方、ジュエリーブランド「AMBUSH(R)」などを運営する会社の社長も務める。著書「フィーチャリング力 あなたの価値を最大化する奇跡の仕事術」。6月から大阪、名古屋、福岡、東京でライブツアー「m-flo TOUR 2013 “NEVEN”」を開催予定。

さまざまな経験を重ね一番好きな音楽の道

多才である。音楽グループ、m-floの活動を軸に、ラップグループTERIYAKI BOYS(R)のメンバーとしても活躍。ソロで多数のアーティストの楽曲にも参加している。イベントのプロデュースも手掛け、さらに二つのデザインブランドを運営する会社の社長と、マネジメントオフィスの代表という顔も持つ。

小学生の頃からヒップホップが好きで、高校時代から同級生の☆Takuさんとライブ活動を開始。レコード会社からのオファーもあったが、ラッパーで食べていけるとは思えず、ボストンへ留学し、哲学とマーケティングを学んだ。3年次には証券会社でインターンシップを経験し、卒業後はそのまま就職。セールス業やIT系の会社などで働いたりもした。

「でも、どれもやりたいことと違う気がして辞め、次は牧師になろうと思って大学院で神学を専攻。一番好きなのは音楽なのに、それでは食べていけないと思い込み、他のことをいろいろやっていましたね」

そんなVERBALさんに転機が訪れたのは冬休みを利用した帰国時。すでに本格的な音楽制作活動を始めていた☆Takuさんに誘われて制作したデモテープが音楽関係者の目に留まり、翌年にはボーカリストのLISAさんを迎えてメジャーデビューを果たすことに。

「瞬く間に曲が大ヒット。それでも最初は、これで学費が払えると思ったくらい。音楽で食べていこうと思ったのはセカンドアルバムを出した後です。ちょうどその頃、テレビ番組のラッパーオーディションの審査員と、その合格者のプロデュースを頼まれて、それがかなり楽しかった。結局、音楽が一番好きだし、自分に向いているんだなと感じ、ようやく覚悟を決めました」

逆転の発想でフィーチャリングを開始

VERBALさんの写真2

拠点も留学先から日本へ移し、いよいよだと思った矢先、LISAさんが脱退することになった。

「次のボーカルを探したのですが、いい人が見つからず、どうしたものかと途方に暮れました。でもある時、この状況を逆手にとり、楽曲ごとにゲストボーカルを招き、曲を作り上げていくフィーチャリングのスタイルでやればいいと気づいて。それが『Loves』というプロジェクトです」

当時としてはとても画期的な試みだった。「音楽でやっていくと決めた時から、せっかくやるなら前例のないことをして多くの人を驚かせたいというのが僕の最大のモチベーションになっているんです」

VERBALさんのテンションは上がり、m-floの第二ステージがここから始まった。

相手を認めると、自分もグレードアップできる

3年半の間に、VERBALさんと☆Takuさんの音楽グループ、m-floは41組のアーティストとフィーチャリングを実現させた。成功させるため、どう依頼するかも自らで考え、できるだけ自分たちで直接交渉するようにした。

「例えば、和田アキ子さんにオファーした時もほとんど飛び込み同然だったのですが、楽曲のコンセプトをしっかりと説明し、アッコさんの歌声のこういうところが好きだからこそこの曲に参加してほしい、と思いを伝えました」

フィーチャリングは単なる共同作業ではなく、相手の個性を生かすことが大事だという。「実際、相手がハッピーになれることを優先させた方が、結果的にいい音楽が生まれました」

もちろん、自分たちの確固たるビジョンはある。だからといってそこに固執していても進歩はない。「自分の思惑とは違っていても、極力相手に合わせるわけです。そうすると面白いもので、こちらの新たな能力も引き出されていきます。毎回、自分が更新されていく、プチグレードアップしていく喜びがありました」

様々なアーティストと接する中で、人と出会い絆を深めることが面白い仕事につながっていくということを実感したVERBALさんは、コミュニケーションもそれまで以上に大切にするようになった。「チャンスは貯金できない」という思いで、会いたい人がいたらすぐに会いに行く。そして、誰に対しても分け隔てなくオープンマインドで、きちんと接することを心掛けているという。

「VERBALとまた一緒に仕事をしたいと思ってもらいたいんです。世間にはラッパー=いい加減というイメージもあるようですが、僕は一人の人間として約束も時間も守るし、礼も尽くす。そういう日常のマナーもコミュニケーションには大切だと思うので」

世界を見据えて勝負し続ける

VERBALさんの写真3

VERBALさんは、自分がつらい時こそあえて動くようにしているという。「実はこう見えて結構気にするタイプなんです。放っておくとすぐに落ち込む。でも、それを塗り替えることができるのは自分でしかない。動くことで何とか状況を打破しています」

今後は、世界中の人に自分たちの音楽を聴いてもらえるようになりたいと語る。そのための手段や方法がAポイントに無ければ、即Bポイントへと動いてみる。目指すゴールへの道は決して一つではないはず。そう信じて他の道を探す。そんな努力ができるのも大きな志があるからこそ。「自分の夢に向かうためであれば、多少苦しくても、どんなプロセスだって楽しめるものなんです」

ヒーローへの3つの質問

VERBALさんの写真4

現在の仕事についていなければ、どんな仕事についていたでしょうか?

ビジネス関係の仕事。あるいは、アメリカの大学院で神学を勉強したり少年院で働いたりしたこともあるので、もしかしたら牧師とか、都市生活者を対象にしたカウンセラーのようなことをしていたかもしれません。

人生に影響を与えた本は何ですか?

イギリスの作家C.S.ルイスの本全般が好きです。一貫して難しいことをポップに分かりやすく、スコーンと心に入るように書かれています。そこが面白いし、勉強になります。「ナルニア国物語」が有名ですが、僕は「悪魔の手紙」が好きです。悪魔が新米悪魔に書いた書簡を通し、彼が思う「人間とは」を分かりやすく伝えてくれる名作です。

あなたの「勝負●●」は何ですか?

今日は頑張らなければと気合を入れたい日は、真っ赤なパンツ(下着)を履き、靴下の色もそれに合わせます。反対に気持ちをクールダウンしたい時はブルーのパンツを履いたりします。

Infomation

6月から「m-flo TOUR 2013 “NEVEN”」スタート!

2013年3月13日にリリースした7枚目のアルバム「NEVEN」を引っ提げ、6月からライブツアーがスタート。「毎回、宇宙旅行がテーマですが、今年は遊園地のアトラクションに乗って一気に異次元に連れていけるような、エキサイティングな演出を考えています」とのこと。詳細は公式サイト(http://mflo-live.com/)にて。

公演日程(2013年)
6月8日(土)大阪・ZEPP NAMBA
(問)キョードーインフォメーション 電話06-7732-8888
6月24日(月)名古屋・ZEPP NAGOYA
(問)サンデーフォークプロモーション 電話052-320-9100
7月5日(金)福岡・ZEPP FUKUOKA
(問)キョードー西日本 電話092-714-0159
7月12日(金)東京・SHIBUYA-AX
(問)キョードー東京 電話0570-550-799

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