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vol.162 俳優 音尾琢真 自分の特技を足し算し、この仕事に決めた


「舞台の初日など、勝負の日にはついはいちゃうんですよね、赤いパンツを(笑)」
照れ笑いしながらそう語る俳優の音尾琢真さん。
北海道が生んだ人気演劇ユニット「TEAM NACS(チームナックス)」の最年少メンバーであり
現在はナックスだけでなくドラマ、映画、舞台など幅広いフィールドで活躍している。
そんな音尾さんに芝居のこと、そして仕事への思いなどを聞いてみた。

今、最もチケットが取れないと言われる演劇ユニット「TEAM NACS」。その中で末っ子キャラとしてメンバーからもファンからも愛されているのが音尾さんだ。ここ最近は硬軟さまざまな役を演じ、その実力に注目が集まっている。

そんな音尾さんが2017年3月10日開幕の舞台「死の舞踏」に出演する。熟年夫婦の激しい愛憎の応酬をシニカルに描いた翻訳劇。新進気鋭の演出家・小川絵梨子さんのもと、共演する池田成志さん、神野三鈴さんと3人で繰り広げる。

「僕もそれなりに経験を重ね、小器用さも身に付いたので、要領よく演じたりもできるのですが、共演の大ベテラン2人にはそんなこざかしい手は一切通用しません。演出の小川さんもウソやごまかしのある芝居を1ミリも許さない方。だから初心に戻り、素直に芝居に向き合っています。40代になって、こういう気持ちにさせてくれる作品に出会えてうれしく思います」

役者を志したのは高3の時だった。将来、何がしたいのか分からずに悩んだ音尾さんは、自分にできることをまず足し算してみた。

「新体操部だったので体がよく動く、国語の時間に声が良いと朗読を褒められた、授業の合間はずっと歌っているほど歌が好き。この3つの特技を生かせる仕事は何か。そうだ、芝居をやってみようと。実に安易でした(笑)」

でもその決意に素直に従い、大学では演劇研究会へ。そこで出会った森崎博之さん、安田顕さん、戸次重幸さん、大泉洋さんと5人で1996年にナックスを結成、そのまま役者人生が始まった。ナックスは初公演以降、回を重ねるごとに知名度を上げ、いつしかメンバー全員、地元・北海道のテレビやラジオに出演するようになっていく。

「5人そろってのテレビ番組をはじめ、ラジオリポーターやCMのナレーターをやらせてもらうようになり、今できることはこれしかないと思い込んで就職活動もしませんでした。大学卒業後も芝居やテレビなどの仕事を続け、そうしたら今に至ったという感じですね」

こう話すと順風満帆に聞こえるが、「正直、うだつが上がらない時期もあった」と言う。それでも続けることができたのは、ひとえにナックスというよりどころと仲間がいたから。

「5人が同じ志を持ち、一緒の方向へ進んでいた。極端な話、そこから外れて違うことをするのは許されないという総意が暗黙のうちにあった気がします。だからこそ先を恐れずにやってこられた。一人だったら挫折して他の仕事をしていたかも」。メンバーは永遠に同志でありライバル。「特に最近それぞれの活躍が目覚ましい。仲間として誇らしいです」


PROFILE

おとお・たくま/1976年北海道生まれ。演劇ユニット「TEAM NACS」の活動を始め舞台や映像作品で幅広く活躍。2017年3月10日から公演中の舞台「令嬢ジュリー」「死の舞踏」(Bunkamuraシアターコクーンにて交互上演/演出:小川絵梨子)の「死の舞踏」に出演中。


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