転職ノウハウ

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「JINS PC(R)」の売り上げ好調が続く理由。チームリーダーは何を心掛けるのか。柳原磨里さん
伝えたい情報を伝えたい層に届ける
未開拓の広報宣伝にやりがいを感じた イメージ画像

JINS PCのレンズは2種類。フレームデザインや色が豊富

パソコン画面から発生するブルーライトと呼ばれる青色光を最大約50%カット(※)する専用レンズで、目の疲労を軽減するという機能性メガネ「JINS PC(ジンズピーシー)(R)」。この製品を手掛けるのは、低価格に抑えた種類豊富なメガネの企画から製造、販売まで一手に行うジェイアイエヌだ。現在、柳原さんが同製品のマーケティング担当を務めている。

前職の化粧品会社での経験を生かし、ブランディング担当として2009年に入社。その頃ジェイアイエヌは、レンズの種類に関わらず統一価格で販売するという改革を行い、大きく飛躍する直前のタイミングだった。

「当時、弊社の世間での認知度は低く、プレスリリースの発信や広告もほとんど行っていない状態でした。調べたら、結構ユニークな試みをしているのにそれが外に全く伝わっていない。言葉は悪いけれど荒れ地が広がっているようで(笑)、広報強化の意義を感じ、入社を希望しました」

その後、会社の屋号をJINSに変えて発売した「Air frame(エアフレーム)(R)」というメガネの人気が爆発。非常に軽い素材を使ったことが好評を博した。さらに彼女が手掛けた企業広報と、テレビCMや商品名の認知に絞った宣伝活動の結果、わずか数%だった世間への企業認知度は半年で約25%まで上昇したという。

※英国基準BS2724:1987に基づく

絞ったユーザーの特性に合わせた戦略を練る イメージ画像

起立スタイルの会議で、仕事の効率もアップ

その勢いにのって、JINS PCの開発が始まった。同じ頃、柳原さんは二人目の子供の産休に入っていたが、発売前には復帰し、ネットを媒体としたマーケティングの担当者として手腕を発揮することに。

「最初に想定したユーザーは、パソコンに一日中向かい、目の疲労に悩んでいる『ITコア』と呼ばれる人たち。この層に効果を実感してもらえれば、必ず口コミで周囲に広がると仮説を立てました。彼らは新しくユニークなものや情報に敏感なので、ブルーライトという言葉を浸透させて、その危険性も啓発するような専門的な情報も伝えるようにしました」

仮説は見事にヒットし、ITコア層に愛用者が広がる。そして次にターゲットにしたのが、日常的にパソコンを使う「ITマス」と呼ばれる一般の人。専門的になりすぎないよう、誰にでも分かりやすい説明を重視した。

2011年9月の発売から数カ月。同社は商品のラインアップを拡充。このタイミングで、柳原さんはプロジェクトリーダーに指名された。

顔の見える話し合いがトラブルを防止
リーダーの立場になり俯瞰(ふかん)する視点を覚える イメージ画像

同社の企業理念は「あたらしい、あたりまえを。」

2011年冬、JINS PCのプロジェクトリーダーとして、柳原さんの新しい日々が始まる。従来のマーケティング業務に加えて、製品の生産工程や個々のメンバーの仕事の全体的な管理を行うことになった。

「リーダーという立場には業務の枠を超えた視点が必要となり、戸惑いましたね」

特に気を使ったのが生産管理の調整だ。JINS PCはレンズ、フレーム、メガネケースがプラスチックの箱にパッケージングされている。これは同社の従来の製品にはない試みで、メガネのパーツ一つひとつは工場が別で、工程や製作に掛かる日数が異なるため、それぞれ逆算して完成品の納期を決めなくてはならない。一つでも予定が狂うと商品として出荷できなくなってしまう。

「しかも製品拡充で常に数十種類が動いていたので大変でしたね。例えばタレントさんが掛けたモデルが爆発的に売れて在庫が切れたり、生産量の少ない色に人気が出て不足したり、日々ヒヤヒヤの連続でした」

そんな中で心掛けたのは、問題が発生したり、気がついたりしたことがあれば、すぐにメンバーと顔を合わせて直接言葉を交わすことだ。

「話すほうがメールよりも早いし、理解し合えます。私は何でも思い立ったらその時にするという習性がありますが、それは、今を逃したら二度と思いつかないかも知れないという恐れが強いから。また、弊社には社員一人ひとりに個別のデスクがないので、今日はこの人と話したいと思ったら、その日は隣の席に座り、仕事をしながらじっくり話すこともよくしています」

子供が成長した時に胸を張れる仕事を イメージ画像

社員個別のデスクを設けないことで、部署を超えたコミュニケーションが取りやすい

日々変わる状況の把握に努め、問題の早期発見と解決を意識する彼女は、チームメンバーいわく、常に相談がしやすい存在。率直に語り合うコミュニケーションがトラブルを防止し、会社の業績に結びついている。

「元来、私はチームプレー派。仕事も家事も借りられる力はなるべく借ります。その代わり、自分にしかできないことには全力を尽くしたい。子供たちには今、接する時間を削って寂しい思いをさせています。その分、子供が成長して母親が何をしていたのかが分かるようになった時、社会に対して意義のある仕事をしていたんだと、納得してもらえるような仕事をしなくてはと強く思っています」

私の情熱を支えてくれるモノ

「スマホに入っている子供の写真」

スマホには1,000枚以上の2人の子供の写真が入っています。お昼時間や休憩時に見ては和んでいますね。また、普段はなるべく子供が眠る前までに帰宅しようと心掛けていますが、忙しくてそれが無理な場合は、残業しながら写真を眺めて、仕事へのモチベーションを高めています。子供にはいつも寂しい思いをさせているので、それを無駄にしないような仕事をすることが、私のモチベーションです。

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