転職Q&A【面接・選考】
応募先会社からの事前審査で、前職の上司に誹謗中傷され困っています
転職活動を始めて、50社ほど受けました。ほぼ最終面接まで残るのですが、あと一歩のところで常に落ちてきました。ある時、一度落ちた会社が再び求人を出していたので、「どうしても働きたく、もう一度、応募したい」という趣旨のお手紙を書きました。
すると、人事部長の方から「一度確認したいことがある」と、最終面接の本社へ呼び出され、私を落とした理由について聞かされました。それは、過去に勤務した会社へ問い合わせ審査をした際に、総務部長が、「派遣社員同士トラブルになった上、私がストーカー被害にあったことにより、会社での対応が大変だった。トラブルメーカーなので採用しないほうが良いですよ」という趣旨を聞いたため、採用を見送ったということでした。性格テスト、一般常識には問題はなく、経理面で数字に強い特性については興味深かったが、ということでした。
事実無根で、とてもショックをうけています。派遣が開始した時点で、この総務部長が派遣社員の先輩と不倫をしており、派遣3年目に、私の手を握り、そういう趣旨を求められてセクハラと思えたため、派遣会社へ話して直ぐに辞めたのです。その旨を話しました。派遣会社に問い合わせたら、派遣先=お客様の情報を外に話せないということで事実を確認ができなかったとのことでした。結局、不採用通知が再び届きました。
過去に勤めた会社への事前審査や問合せに対して、どのように対処したら良いでしょうか?
かや(35歳 女性)
A
かやさんが記載されていることが原因で、「トラブルメーカーなので採用しないほうが良いですよ」と前職の総務部長が言ったのであれば、大きな問題です。今後、かやさんが転職活動を続けられても、応募企業が前職の企業に問い合わせをした場合、常に同様の問題がおきる可能性があります。派遣会社を通じて、今後総務部長が、同様のことをしないという確約をもらってください。対応が曖昧で改善されない場合、労働基準監督署もしくは弁護士に相談することを、伝えても構いません。
応募者の前職の就業状況について確認された場合、懲戒解雇等を除き、問題がないと答えることが一般的ですし、個人的な考えで、「採用しないほうがいい」ということはありません。人の一生を左右することを、私的な感情で語ることは、間違っています。
落とした理由について語ってくれた人事部長が、実際に前職の総務部長から聞いているわけですから、このことを立証してくれることが、ポイントになります。応募企業が、採用したい人材であったにもかかわらず、前職の総務部長から事実無根のことを言われ、不採用になったのであれば、総務部長に対して、謝罪と今後このようなことをおこなわないという確約を取ることが大切です。さらに応募企業の人事部長に、事実無根であることを立証するので、再度採否を検討してもらうことを、申し出てみてください。
キャリアアドバイザー 谷所健一郎
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