転職Q&A【内定・退職・入社】
職歴を偽り入社、どうすればよい?
実は、最初の面接時に提出する履歴書に虚偽の職歴を記入して転職し、勤め始めた友人がいます。しかし、前の会社での雇用保険証を提出してくれと上司に催促されて非常に悩んでいるとのこと。
友人がしてはいけないことをしたのはわかっていますが、雇用保険に新規で加入するなど、波風立てずに事を済ますことはできないでしょうか?
サクセ(23歳 男性)
A
充分承知していることと思いますが、虚偽の職歴を記入することは問題です。虚偽の記入とは具体的にどのような内容なのでしょうか? 勤務していない企業名を勤務したように記載したのであれば、明らかに故意に職歴を偽っていますので、解雇の対象になる場合もあります。
上司が催促しているにもかかわらず、紛失などで雇用保険証を提出できないということですと、申請手続きの際の照合から、勤務していないことがわかってしまいます。前職で雇用保険に加入していなかったと答えた場合、正社員からの転職としては不自然です。勤務先の担当者が前職のことを知らず、手続きの際に「以前は雇用保険に加入していなかったようだ」と答えれば、重複加入してしまうケースは稀にありますが、一般的には新規取得で申請しても、手続きの際、重複取得を避けるために、氏名、生年月日などを照合するため、以前の勤務状況について判明するケースが多いのが実情です。
今回の場合、上司が明らかに前職の企業について知っているようですので難しいと思います。この場合は、離職を覚悟のうえで、偽って記載したいきさつと、どうしても入社したかった熱意を速やかに上司に説明するべきです。勤務した期間について誤って記載したということでしたら、あくまでも記入ミスとして押し通すこともできるかもしれません。職歴に記載した企業から現企業の間に別の企業に勤務しているケースでは、短期間の勤務であったため、あえて記載しなかったという説明で、上司も納得してもらえると思います。記入ミスや、あえて必要ではないと考え記載しなかったことと、故意に偽りの事実を記載することでは、企業の捉え方も違ってくると思います。
回答者:キャリアアドバイザー 谷所健一郎
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