転職ノウハウ

応募企業の探し方や履歴書の書き方、面接のポイントから円満退職の秘けつまで。あなたの転職を成功に導くためのノウハウを紹介!

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転職のベストタイミングとは

ベストタイミングは、「殻を窮屈に感じた」とき

転職とは、自分の行動で作る人生を豊かにするための手段

転職のベストタイミングは、現状に居心地の悪さを感じたり、窮屈を感じたりしたときとも言えます。成長したヤドカリが殻を窮屈に感じて替えたくなる、というのと同じです。人間も成長するからこそ、仕事・環境を変えたくなるのです。

入社した頃の自分と現在の自分を比較すると、知識や経験量が増えているはず。考え方だって深みが増しています。自分では気づいていなくとも、何らかの成長が着実にあるのです。

だからこそ、以前は満足していた仕事や待遇、人間関係などに満足できなくなるのは、実は自然なことです。この問題を解決するには、まずは自分が満足できる部署・業務への異動を申し出たり、社内公募に応募したりするのがよいでしょう。しかしそれが難しいならば、転職の道も詳しく調べてみてはどうでしょうか。人生の舞台は、今勤めている企業に限定されているわけではありません。

「転職したくなるのは、成長の証しである」。15年間、就職・転職支援の仕事に携わり、私はこのように実感しています。

チャンスは、自らの行動で作るもの

転職とは人生をより豊かにするための手段です。だから、もっと積極的に活用することをお勧めします。転職理由は「キャリアアップのため」――。そんな立派なものでなくても全く心配はありません。どんな理由であってもよいのです。新たな企業に移り、新たな仕事、新たな人間関係の構築に挑戦することは、自分を大きく進歩・成長させるのに役立ちますから。

ところで、転職のチャンスをつかむためには、新聞の求人欄や転職サイトで求人情報をこまめにチェックし、吟味することをお勧めします。受からない最大の理由は、受ける前にあきらめてしまうこと。大切なのは、先入観を捨てて、興味を持ったすべての企業を研究することです。

「まさかこの会社に転職できるとは思っていませんでした」。流通業界からコンサルティング業界に転職したYさんが、こんな報告をしてきました。

無理だと思う企業も一通りチェックするのが大切です。今働いている企業とは違う業界の企業にも受かるチャンスはあります。

夢を描き、自分が喜びを感じる仕事を伸び伸びとした気持ちで探してみてください。喜んで取り組める仕事であってこそ、夢中になって努力でき、企業にも世の中にも大きな貢献ができると私は考えます。

まさかこの会社に転職できるとは! これは努力次第で誰にでもありうることです。あなたもベストタイミングをつかんでください。

case study 03転職のタイミングかどうかを見極めるチェックリスト

転職タイミングを迎えているかどうかが自分で分かるチェックリストを用意しました。「自分の転職度」を把握したうえで、転職活動の計画を立ててみましょう。

不満や希望を明確化し、転職のベストタイミングを見極める

今の仕事に対して、何かモヤモヤとした気持ちを感じるようになっている方は、「転職のベストタイミング」を迎えているのかもしれません。具体的な項目に沿って、「自分の転職度」をチェックしてみましょう。

<チェックの仕方>

以下のチェックリストで、当てはまるものにチェックをしてください。チェック項目が10個以上あった場合は、「転職のベストタイミング」を迎えているかもしれません。

また、下記のリストにチェックをすることで、自分が現状に対してどんな不満を感じているか、何にこだわって仕事をしているか、どんな解決が可能かどうかが見えてくるはずです。特に当てはまるものがない、あるいはそれほど強いこだわりがなければ、まだ転職のタイミングではないと言えるでしょう。

大切なのは、現状に不満を抱くということは、決してネガティブなものではなく、人生を充実させる強いエネルギーだということです。成長願望・自己実現願望の裏返しであることを忘れずに、自分自身が心から望む理想の状態を明確にし、企業選択の基準としていきましょう。

計画を立てる

リストで見えてきた課題の解決に、転職が有効だと思えるなら、まずは計画を立ててみましょう。 転職の計画を立てる上で大切なのは、「自分がいつぐらいに入社したいのか」「無理なく、転職できる時期はいつか」をあらかじめ調べておくことです。転職活動の期間は一般的に、応募からスタートし、書類選考→面接→内定→入社までで、3カ月~4カ月くらいです。ただし、これは企業によって異なります。

計画を立てる際に、心がけておきたいことが2つあります。

1.優先順位をつけること

チェックリストに印をつけたことをすべて達成することは現実的には難しいです。優先順位をつけること、妥協できないものと妥協できるものを考えておくことはとても重要です。

2.焦らないこと

計画通りに物事が進まない場合もあるかもしれません。その場合でも、自分に最適な企業は必ずあると心得て、焦ることなく、求人情報を収集してください。転職時期の目標は、幅を持たせておくと同時に、どうしても計画がうまく進まない場合は、今一度、チェックリストを振り返り、自分が本当に転職すべきタイミングなのかどうかを確認してみることも必要です。

「あなたにとってのベストタイミング」を見極めて、焦らずに転職活動をすれば、必ず転職は成功するはずです。あなたらしい転職ができるよう、心から応援しています!

プロフィール
就転職・キャリアコンサルタント
坂本直文(さかもと・なおふみ)

キャリアデザイン研究所代表。劇的就職塾主宰。大学講師。全国各地の大学にて年間200回以上講義。著書多数。近著に『就活ノート術』(日本実業出版社)、『人生のエントリーシート』(PHP研究所)。

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