【Career Pedia】
転職実用辞典「キャリペディア」
製造業とは?種類(業種)・将来性・年収・やりがいを解説
掲載日:2024年09月26日
監修者谷所 健一郎
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)/有限会社キャリアドメイン 代表取締役
記事まとめ(要約)
- 製造業とは、素材を加工・組み立てして製品化し、販売する業界全体を指す
- 製造業で扱われる製品は、食品、木材、医療、精密機械など多岐にわたる
- 製造業では、営業、商品企画、研究など職種が多くあり、未経験でも挑戦しやすい職種がある
「製造業」と聞くと、工場でのライン作業をイメージする方が多いかもしれません。しかし、製造業にはさまざまな業種や職種があり、営業や商品企画といった仕事もあります。
製造業の意味や定義を解説すると共に、製造業の動向・トレンド、収入、職種、適性、やりがい、製造業に転職する際のポイントについて紹介します。
製造業とは?定義・意味
総務省は、日本の標準産業の分類で「製造業」を以下のように定義しています。
- 新たな製品の製造加工を行う事業所であること。
- 新たな製品を主として卸売する事業所であること。
簡単にまとめると、製造業とは、素材を加工・組み立てして製品にし、販売する業種のことです。
あらゆる産業は「第1次産業」「第2次産業」「第3次産業」のいずれかに分かれています。
そのなかで製造業は、加工に関わる産業として「第2次産業」に分類されます。
以下のとおり、第1次産業・第3次産業と比較してみると、製造業の位置付けが分かりやすいでしょう。
ひとことに「製造業」といっても扱う製品は幅広く、自動車、金属・鉄鋼、化学製品、医薬品、建築・住宅、精密機械など、多岐にわたります。私たちの生活に関わる身近な製品は、製造業を担う企業によって作られたものです。
製造業とメーカーの違い
製造業と混同されがちな言葉に「メーカー」があります。
メーカーは製造を担う企業を指す一方で、製造業は業種全体を指します。
扱っている製品の分野によって、食品メーカーや医薬品メーカー、自動車メーカーなどと称されます。企業規模を問わず、小規模工場であっても製品を作っている会社はメーカーです。
一方で、製造業とは広い意味で「製品の製造に特化した産業全体」を指しており、企業を指すものではありません。
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主要な製造業の種類(業種)
製造業は、素材の種類や取り扱う製品によっても、さまざまな種類に分かれています。ここでは、日本の製造業のうち、特に高い売上を占める4つの業種(※)を紹介します。
自動車
自動車を扱う製造業では、自動車のボディやフレームを成形します。成形されたパーツの、溶接・塗装・組み立てなど工程ごとに異なるラインで作業が行われます。
また、完成した自動車を検査する部門もあります。
キャリアアドバイザーからのコメント
自動車製造業は大変革期といわれており、自動運転、インターネットによる利便性の追求、電動化の対応が求められています。
今後EV(Electric Vehicle:電気自動車)の量産化による生産体制強化や、AIによる自動運転技術など次世代自動車の開発が加速していくことで、自動車製造業の求人募集が増えていくことが予想できます。
技術職のエンジニア経験者は、異業種でも経験者を積極的に採用している企業もあります。機械系エンジニアだけでなく、次世代自動車の開発に携わる電気やソフトウエア系のエンジニアの需要も増えています。
製造現場に関わる仕事は、多くの企業が生産工程をマニュアル化しており、研修制度も充実していますので、未経験でも転職しやすいでしょう。製造現場で経験を積んで、生産管理などにキャリアアップも可能です。
化学工業
化学反応を利用して製品を作る製造業です。例えば、プラスチックやゴム、ガラス、セメントなどの素材のほか、医薬品や化粧品なども含まれます。
キャリアアドバイザーからのコメント
化学工業の製造業は、合成繊維やプラスチック、医薬品、化粧品などの製品の素材を作っていますが、原料である原油価格の高騰や温暖化対策のために、化石燃料を使用しない化学技術が求められています。
技術職は、素材の研究開発や技術開発、生産管理、製造などの部門があり、事務職は、一般企業と同様に総務、人事、経理、購買などの部門があります。
総務、人事、経理、購買などの部門であれば、違う業種からの転職でも、職種の経験を生かして転職が可能です。
研究職、技術職、開発職、品質管理職は、専門性の高い職種ですので、大学や大学院で研究に取り組んだ経験や、前職で化学分野に携わった経験が求められます。
食品
食品製造業では、原材料から食品や飲料を製造します。
消費者向け食品を扱う企業や、外食産業向けの業務用食品を扱う企業など多岐にわたりますが、いずれも消費者のニーズやトレンドを押さえた商品企画や研究開発が重要です。
また、食品の製造を担う工場では、扱う食品によって製造工程が大きく異なります。
キャリアアドバイザーからのコメント
食品製造業は、日々の生活で欠かせない製品であり、景気に左右されにくいため人気が高い業種です。食品製造業の職種は、製造のほか、営業、研究開発、品質管理、生産管理、総務、人事、広報など多くあります。
研究開発や品質管理は、同業界の経験者や異業界の職種経験者の転職者が多いですが、大学や大学院で食品の研究を行っていれば、未経験でも転職できる可能性はあります。
製造、営業、総務、人事、広報などの管理部門は、経験を問わず、募集条件や社風と合致し、能力が評価されることがポイントです。
食品製造業は、なぜ食品業界なのか、なぜ自社なのか、自社で何ができるかを重視する企業が多いため、企業研究や自己分析をしっかり行い臨んでください。
電気機械
電気機械を扱う製造業は、大きく分けると、スマートフォンやパソコンなどの「情報通信機械」、テレビや冷蔵庫などの「家電」、電子部品や電子回路などの「半導体電子」の製造に分かれます。
キャリアアドバイザーからのコメント
電気機械を扱う製造業は、IoTやICTによりロボットや自動化など、デジタル技術を使ってものづくりを行うスマートファクトリー化が進んでいます。
設計関連のエンジニアは、機械や電気の専門知識が求められますので、これまでの経験が評価されます。知名度と人気が高い企業も多いので、転職の難易度は比較的高いです。
製造部門の工場は、マニュアル化が進んでいますので、未経験者でも取り組みやすいでしょう。製造部門の経験を生かして、将来、部門リーダーや生産管理業務に携わるといったキャリアパスがあります。
少子高齢化による国内の市場縮小から、海外進出を積極的に行う企業が増えていますので、語学力や海外取引経験などを生かして転職することも可能です。
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製造業の動向・トレンド・将来性
経済産業省の資料により、日本国内での製造業の売上高を見ると、1996年から2022年にかけての25年間以上は、400兆円程度でほぼ横ばいとなっています。
しかし、国内市場の成熟などを背景に、海外進出が進み、国内の製造業の主要500社については、海外売上比率が、リーマンショック後の2009年頃から成長を続けています。また、海外拠点における従業員数も2倍近く増加しています。
今後も、海外市場のニーズをくみ取り、自社製品をグローバルに展開していくことが、製造業の成長戦略として重要になると考えられています。
谷所 健一郎(ヤドケン)
キャリアアドバイザーからのコメント
製造業の仕事は、製造だけでなく、商品企画、生産技術、品質管理などのほか、営業、総務、人事、資材調達など多くの職種があります。ただし、希望する職種により求められる能力が異なります。
生産技術であれば、生産工程の問題に対応できる問題解決能力やアナログ業務をデジタル技術で効率化するITスキルが求められるでしょう。
生産管理であれば、生産工程全般を管理できるマネジメントスキル、品質管理は、製品の専門知識や責任感が必要です。
製造業は今後、IoT、AI、ロボットなどのICTを活用した製造プロセスの改善などが進む見込みです。ITリテラシーがあれば、製造業での活躍が期待できます。
IoT(Internet of Things|直訳:モノのインターネット|読み方:アイオーティー)
これまでインターネットに接続されていなかったモノをインターネットに接続することで、モノが持つ情報をリアルタイムで把握できる仕組み
AI(Artificial Intelligence|人工知能|読み方:エーアイ)
コンピューターに学習能力を与えることにより、分析や問題解決、意思決定といった処理ができるようになる仕組み
ICT(Information and Communication Technology|情報通信技術|読み方:アイシーティー)
コンピューターやインターネットを用いた情報処理や通信技術の総称
製造業のキャリアパス
製造現場の場合
製造業のキャリアパスとして、製造現場においては、生産管理や生産技術などのスペシャリストを目指す道や、製造業のさまざまな部門で経験を積み、ゼネラリストとして部門責任者や企業経営に携わる道もあります。
製造現場以外の場合
製造現場以外の仕事では、人事、総務、経理、広報といった管理部門のほか、商品企画、研究開発、設計、営業などがあります。
部門のリーダーなど、より上位のポジションで責任ある役割を担うだけでなく、これまでの職務経験を生かして違った職種に携わるといったキャリアパスもあります。
例えば製造業の営業職は、営業マネジャーのほか、知識や経験を生かして生産管理や技術営業に転向するといったキャリアパスもあります。
製造業といっても、複数の職種があるため、明確なキャリアプランを描くことで、より希望に近い働き方ができます。
製造業で働く人の収入
厚生労働省が公表する「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、製造業全体の平均賃金(6月分の所定内給与額の平均)は30.6万円でした。全産業の平均である31.83万円をやや下回っています。
しかし、製造業は近年、賃金の引き上げが進められています。厚生労働省の資料「令和5年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」によると、2023年に1人の平均賃金を「引き上げた(引き上げる)」と回答した企業の割合として、製造業は97.4%と、全産業の2位で、全産業の平均89.1%を上回っています。
2023年に1人の平均賃金を「引き上げた(引き上げる)」と回答した企業の割合
産業 |
割合(%) |
鉱業,採石業,砂利採取業 |
90.9 |
建設業 |
99.7 |
製造業 |
97.4 |
電気・ガス・熱供給・水道業 |
92.9 |
情報通信業 |
91.8 |
運輸業,郵便業 |
71.0 |
卸売業,小売業 |
89.2 |
金融業,保険業 |
91.0 |
不動産業,物品賃貸業 |
92.3 |
学術研究,専門・技術サービス業 |
91.4 |
宿泊業,飲食サービス業 |
77.4 |
生活関連サービス業,娯楽業 |
79.4 |
教育,学習支援業 |
85.4 |
医療,福祉 |
85.6 |
サービス業(他に分類されないもの) |
86.9 |
全体 |
89.1 |
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製造業の職種
製造業の仕事は、工場での製造だけでなく、営業や商品企画、研究、設計などさまざまな職種があります。転職活動の際には、特徴を理解して応募を検討しましょう。
製造業における代表的な職種を紹介します。
営業
製造業における「営業」は、自社製品を購入(取り扱い)してもらえるように営業するのが主な業務です。
製造業の営業では、既存顧客に対してのルート営業と新規顧客を開拓する新規営業があります。
基本的に一般消費者に直接小売りを行うことがなく、BtoBの法人営業が多い傾向にあります。
具体的な仕事としては、メーカー、卸売業者、小売店、商社などの既存顧客に対して、継続購入や新商品の営業・提案を行います。また、新規顧客も開拓します。
商品企画・商品開発
商品企画・商品開発とは、自社の新製品を企画したり、既存商品の改良を行ったりする仕事です。
市場調査やトレンド、顧客分析などのデータや、自社の研究部門の研究結果をもとに、商品のアイデアを練ります。
研究
製造業における研究とは、自社の製品開発において必要となる新技術などの研究を行う仕事です。
将来を見越して、未開拓の分野の研究を進めることもあれば、すでに保有している自社技術を製品として実用化するための研究を行うこともあります。
設計
設計とは、技術を製品に落とし込み、量産するための設計図を作成する仕事です。
一般的には、製品の仕様・性能、使い勝手などをもとに構想やコンセプトを練る「構想設計」、具体的な設計として設計図に落とし込む「基本設計」、製品の安全性や価格などを考慮しながら、仕様を確定し、製造できる段階にまで進める「詳細設計」といった仕事に分かれます。
製造(生産技術・製造技術)
生産技術は、生産ラインの設計、生産効率を高めるための設備投資など、戦略的な視点で生産システムを構築します。
製造技術は、生産工程の最適化、品質管理など、高品質な製品を効率的に生産できるように製造プロセスを改善します。
生産管理
生産管理とは、製品の製造工程において、品質・原価・納期それぞれの要素が最適化されるように管理する仕事です。
良い製品を、できるだけ原価のコストを抑えながら、顧客ニーズに合わせて提供できる体制を整えることを目的として、項目別に管理を行います。
生産管理には、品質管理、受注管理、発注管理、進捗管理などのさまざまな業務があり、それぞれ業務内容が異なります。
設備保全
設備保安とは、生産トラブルを回避して安全に製造することを目的に、製造設備の点検や修理などを行う仕事です。
設備の不具合によるトラブルが発生した際には、原因の特定や復旧計画といった事後対処を行い、生産ラインの早期復旧に努めます。
製造業に向いている人・適性がある人の特徴
製造業にはさまざまな職種があり、職種によって細かな適性は異なります。大まかではありますが、製造業の企業で働くことに向いている人や適性がある人の特徴を紹介します。
ものづくりが好きな人
製造業は製品を製造するのが事業の中心です。そのため、ものづくりが好きな人は製造業に向いているでしょう。
製造業で働くことで、自分が企画や開発、製造などに携わった製品を世の中に出すことに、やりがいを感じます。
何かを作ることに没頭した経験がある人は、製造業は向いている可能性があります。ものづくりへの興味関心は、新たなアイデアを創出したり、生産過程の更なる効率化を提案したりすることにもつながるでしょう。
ものづくりが好きなことは、製造業のさまざまな職種において生かせる強みといえます。
責任感が強い人
製造業において重要とされるのが「QCD( Quality 品質・ Cost 費用・ Delivery 納期)の最適化」です。
QCDに対しての責任感を持ち順守できれば、不良品を世に出すことを防ぎ、納期遅れを回避することもできるでしょう。
万が一、納品や製品に関するトラブルが発生してしまうと、消費者の身体に直接影響することもあり、企業の社会的信頼度に大きく影響します。最悪の場合、事業継続が困難になることも考えられます。
製造業の仕事において、責任感の強さは重要な適性の一つといえるでしょう。
集中力があり、丁寧に作業できる人
工場や作業所といった製造の現場で働く場合、基本的には定められた作業を繰り返すことが多いでしょう。慣れによるミスが発生しないように注意し続けなければいけません。
長時間でも気を抜かずに集中して、丁寧に作業できる人は製造業に向いているといえます。
ルールやマニュアルを守れる人
製品の製造工程においては、品質基準を満たすために現場ごとに必ずルールやマニュアルが定められています。
ルールやマニュアルを順守できない場合、品質基準を満たさない製品が世に流通してしまう恐れがあり、最悪の場合、事故や健康被害といった信用問題につながることもあります。
品質管理は、製造業においては競争力の源泉ですので、決められたルールやマニュアルどおりに作業を進められる人が重宝されるでしょう。
体調管理ができる人
製造の現場では、重いものを運んだり扱ったりすることがあります。
また、24時間設備を稼働させる必要がある生産ラインには「シフト勤務」を導入するところもあります。そういった職場で働く場合、生活リズムが崩れやすくなってしまいます。
心身への負担を考慮して、自身でしっかり身体を労わるなど、体調管理ができる人は製造業に向いているでしょう。
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製造業の会社で働くやりがい
製造業で働く際に、どのようなやりがいがあるのか、代表的な例を紹介します。
携わった製品が世に出る
自分が携わった製品を実際に目で見て、手に取れるのは、製造業ならではのやりがいといえます。
製造作業をする人はもちろん、営業や商品企画、設計、研究といった職種であっても、実際の完成品を手に取る喜びがあるでしょう。製品によっては、テレビで紹介されたり、店舗で製品が並んでいたりする様子を見ることもできます。
「自分が携わった製品が世に広まっている」というやりがいを感じられるのも、製造業の仕事ならではの魅力です。
達成感が得られる
製造業では、生産数など明確な目標が設定されます。明確な数字で表せる目標は達成感も得やすいでしょう。
工程や作業を工夫することで目標を達成できれば、達成感につながり、モチベーションを維持しやすくなります。
また、製造業ではチームで動く場合が多いため、チームと成功を分かち合えることもやりがいに感じられるでしょう。
スキルアップを実感できる
製造業のなかでも、特に製造部門は、成果が目に見えやすいでしょう。最初は経験が浅くても、業務になれてきたら、徐々に作業スピードが速くなったり、担当する製品の品質が良くなったりするなど、スキルアップを実感しやすい環境にあります。
徐々に納得できる作業ができるようになり、自身の成長を感じられることがやりがいにつながります。
製造業の会社に転職する際のポイント
製造業といっても、企業によって自動車、医薬品、食品、機械、化学など事業内容や業界での立ち位置は異なります。
また1つの企業のなかに、製造業務、研究開発、商品企画、営業、人事、総務、経理、広報などさまざまな職種があり、業務内容も異なります。
製造業への転職では、まず「ものづくり」の捉え方や製造業で叶えたいことについて考えてください。そして候補となる業種や企業の製品に関する知識はもちろん、部署ごとの特徴や違いを含めて分析し、希望する職種を絞っておくといいでしょう。
募集職種により求められるスキルや経験が違いますので、どういった人材が求められているのかを見極めたうえで、関連する部分をしっかりアピールしましょう。
転職では、なぜ製造業に就きたいのか、製造業で何がしたいのか、なぜ応募企業なのか、応募企業で何ができるのかを、整理して臨んでください。
まとめ
製造業は、素材を加工・組み立てして製品にし、販売する、経済の基盤を支える重要な業界のことです。
製造業には、営業・商品企画・研究・生産管理などのさまざまな職種があり、自分のスキルや興味に応じたキャリアを選べるという利点があります。
製造業の仕事に興味がある方はぜひ上記で紹介したポイントを参考にして臨んでください。
監修者
谷所 健一郎(ヤドケン)
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)
有限会社キャリアドメイン 代表取締役
有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)。1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職塾 、キャリアドメインマリッジを経営。主な著書「はじめての転職ガイド 必ず成功する転職」(マイナビ出版)、「転職者のための職務経歴書・履歴書・添え状の書き方」(マイナビ出版)、「転職者のための面接回答例」(マイナビ出版)、「転職者のための自己分析」(マイナビ出版) ほか多数。
マイナビ転職 編集部
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