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ベンチャー企業への転職失敗はなぜ起こる? 転職失敗の原因と防ぐポイントとは

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無事に転職活動を終え、希望に満ちて入社したにもかかわらず「失敗した!」と気が付く……。

転職活動中の人なら「絶対に避けたい結果」ですが、転職後に「こんななずじゃなかった」と後悔してしまう人も少なくないようです。

特に、「成長機会を求めて、大企業からベンチャー企業へ転職したのに……」「あこがれの仕事に就いたのに……」など、「理想をかなえるために転職したのに失敗した」となるとショックが大きいですよね。

そんな失敗をしないためにも、それぞれの転職失敗事例などから転職を成功させるポイントを学んでおきましょう!

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【case1】成長機会を求めてベンチャー企業に行ったのに、失敗!?

ベンチャー企業への転職理由でよくあるのが、「ベンチャー企業には成長機会が多そうだから」というもの。「大企業は安定しているけど、年功序列はイヤだ。もっと実力を評価してほしい」「今は組織の壁が厚く、風通しが悪いから自分の意見が通らない」などの不満から、ベンチャー企業なら成長できそうだと目がいくようです。

しかし実際に転職してみると「思うように実力を発揮できない」「社風になじめない」と悩んでしまう人がいるようです。

またベンチャー企業では、大企業に比べると体系的な研修制度を設けていない場合もあります。「成長=教えてもらう」というスタンスで入社してしまうと「全然学べない、成長できない」と行き詰ってしまうかもしれません。

【case2】あこがれの仕事に就いたのに、失敗!?

ずっとやってみたかった仕事や、興味のある業界など、転職で「あこがれの仕事」を目指す人は多いものです。

ところが転職に成功し、夢がかなったとよろこんだのもつかの間、「イメージしていた仕事と違った」「思い描いていた職場環境ではなかった」「ハードワークでついていけない」などと、挫折する人がいるのも現実です。

これは転職によって「役職が上がった」場合や、「日系企業から外資系企業へ転職した」場合などにも起こるケースです。「裁量権がある分、責任も重くなり、精神的にツラい」「周りのレベルについていけない」「ドライな社風になじめない」といった悩みを抱えてしまうことがあります。

ベンチャー企業やあこがれの仕事への転職失敗の原因は「理想」と「現実」のギャップ

これらの失敗の原因は、理想と現実に大きなギャップがあったからです。

特にあこがれの仕事の場合は、どうしてもイメージが先走ってしまいがち。実は仕事の実態については「よく知らなかった」まま転職し、失敗してしまう人が多いようです。

ベンチャー企業についても同じです。企業規模だけで判断し、自分が理想とする「評価体制」「風通しの良い社風」などがあると思い込んでしまった人が失敗に陥りやすいと言えます。

確かにベンチャー企業は、大企業に比べると実力主義を取り入れていたり、組織の柔軟性や社風において特色を持つ企業があるのも事実。ただしすべてのベンチャー企業がそうとは限りませんし、自分の理想とする環境が必ずあるわけではありません。

特に大企業からベンチャー企業へ転職した場合など、組織規模が大きく異なれば、仕事の進め方、社風などもこれまでと大きく変わってしまう可能性もあります。

企業にもよりますが、ベンチャー企業は組織がコンパクトな分「職種の枠組みを越えて仕事を任される」傾向があります。新しい仕事にチャレンジすることは成長につながりますが、「前職では他部署がやっていた業務も、ベンチャー企業ではすべて自分一人でしなければいけなくなった」と、想像以上の業務範囲に戸惑ったり、仕事をこなすだけで精一杯になることも。おのずと残業が多くなってしまい体力的にキツく感じてしまうこともあるようです。

このように現実をよく知らず、自分の理想やイメージだけで転職先を決めてしまうと、入社後に「失敗した!」と後悔することになりかねません。

転職の失敗はどうやって防ぐ? ベンチャー企業への転職以外にも使える転職失敗を防ぐ考え方

失敗を防ぐためには、転職活動をスタートさせる前に「なぜその仕事に就きたいのか」「その仕事のどこにあこがれているのか」と深堀りし、自分が仕事に対して何を重視しているのかを良く考えることです。

例えば、「通訳」の仕事に就きたいと思っていても、「英語力を生かした仕事をしたい」のであれば、貿易事務などの仕事でも生かすことができます。「人とコミュニケーションをとりたい」のであれば、海外営業などの分野でも活躍できるかもしれません。自分が転職するうえで重視していることを明確にすることで、視野を広げて転職活動をすることができるはずです。

よく考えてみると、仕事内容そのものや企業ではなく「職場の雰囲気」や「働き方」、「給料が良い」などの環境や条件面にあこがれていたと気が付くこともあるでしょう。その場合、仕事探しの基準は職種や業界、企業規模ではなくなるはず。場合によっては今の企業にいても働き方や職場環境を変えることでも理想を実現できるかもしれません。

「自分が働くうえで重視していること」を考えたうえで、仕事や業界、企業についてよく調べること。応募したい企業の求人情報を読み込むなどし、具体的な仕事内容を理解することで、理想と現実とのギャップは少なくなります。

更に「その仕事・企業で働く自分が想像できるか」が失敗を防ぐポイントです。自分にできそうな仕事なのか、その企業になじんでいけそうかを想像してみて、理想と違うようであれば、その転職は考え直したほうが良いでしょう。

自分の経験(失敗)からも学べるものがあるはず!

転職が初めてではない方は、自分の過去からも学べることがあるはずです。

例えば、下記のような経験はないでしょうか? 転職活動を行う前に、過去の転職を振り返る時間を作るようにしましょう。

●「もっと自分に合った仕事があるのでは」と漠然としたイメージで転職している

「あの仕事のほうが自分に向いているのでは」「今の会社では活躍できないから、別の会社に行く」と漠然としたイメージで転職していませんか?

いくら「転職することが珍しくない時代になった」といっても、明確な目的やビジョンがないまま転職を繰り返すのは得策ではありません。

短期での離職・転職が多くなってしまったり、職務経歴に一貫性がない場合、どれだけ高いスキルを持っていても、採用担当者に「またすぐに辞めてしまうのでは?」などと思われ、書類選考の時点で信用が得られず、次のステップに進むのが難しくなってしまいます。

過去の転職を振り返り「なぜ辞めたのか?」「次の企業を選んだ理由は何だったのか?」を一つひとつ見直していくと、自分が本当に求めているものが見えてくるかもしれません。

●仕事は好きだけど、社風や人間関係になじめなかった

「人間関係」を転職の理由に挙げる人や、社風になじめないことが転職の引き金になったという人は多くいます。

まずは、合わない社風や苦手だった人間関係が具体的にどんなものだったのかを思い返し、次に転職を考えている企業の情報と照らし合わせてみましょう。「自分にぴったり合う!」という職場に出合うのは難しいことですが、過去に働いた企業で感じた違和感がどこにあったのかを把握することで、同じ失敗を繰り返すリスクは低くなるはずです。

しかし社風や人間関係は求人情報やホームページからではなかなか読み取れないもの。一番良いのは、転職を考えている先の企業や、同じ業界に勤める知人や友人などからヒアリングをすること。「社風」だけでなく「具体的な仕事内容」「就業条件」など、気になる点を聞くことができます。企業を外から見た時のイメージと、中で働いている人の声は違うもの。求人情報からは読み取ることのできない、リアルな情報を得ましょう。

そのほか店舗がある企業なら、店舗に出向いてみる、サービスを利用してみるなど、自ら行動し、情報収集することを心掛けてください。
≫プロ直伝! 自分に合う社風の企業に転職するための見極め方8つと自己分析法

面接で「転職の失敗」を防ぐポイント

面接へ進むことができれば、多くの場合、応募先企業に訪問し、採用担当者など実際に働いている人と話すことができます。そこから読み取れる企業の雰囲気や人柄も、イメージとのギャップがあるかを確かめる一つの要素となるはずです。

また面接の最後に「何か質問はありますか」と応募者に逆質問を促してくれることがあります。この機会をうまく利用し、「働くうえで重視していること」がその企業にはあるかを確かめる質問をしておきましょう。

例えば、
「一日の仕事の流れを教えていただけますでしょうか?」
「配属予定のチームの人数や、構成を教えてください」
といった質問で、仕事についてより具体的に理解することができ、イメージとのギャップを埋めていくことができるはずです。

また、
「今後○○分野のスキルを高めたいと考えているのですが、御社への貢献につながりますでしょうか?」
「御社に入社するまでに、私が身に付けておいたほうが良いスキルや知識はありますでしょうか?」
と、その企業で重視される業務スキルについて聞き、自分が重視しているものと合うかを確かめましょう。

評価体制などを重視している場合は、
「御社では『実績・成果を正当に評価する』と求人情報に書かれていらっしゃいましたが、具体的にどのような評価基準を設けていらっしゃるのでしょうか。可能な範囲でお教えいただけますか?」
などの質問をしても良いかもしれません。

ただし、求人情報などに記載されている内容を質問してしまっては「下調べが不十分だ」と思われ、マイナス評価を受ける恐れもあるので、事前の確認を怠らないようにしましょう。

また、ワーク・ライフバランスや待遇を重視している場合も質問内容に注意が必要です。給与や休日、収入などは働くうえで大切なポイントですが、聞き方によっては「企業や仕事自体には興味がないのでは」と、悪い印象を与えかねません。

「有給休暇はいつから取れるか」「残業はどれくらいあるのか」「給与や賞与はいくらもらえるのか?」などの質問は避けたほうが無難です。
≫面接で絶対避けたい「NG」な逆質問

失敗から学び、転職活動を進めよう!

いかがでしたか? ベンチャー企業やあこがれの仕事などに転職してから気づく失敗の原因の多くは理想と現実とのギャップにあり、それらは転職活動前の下調べや自分自身の経験の振り返り、情報収集などで防ぐことができます。

記事を参考にしながら対策を練り、万全の状態で転職活動を進めましょう!

<まとめ>

  • イメージで判断せず、なぜその仕事に就きたいのか深堀りして考えよう
  • 前職との違いがあることを、あらかじめ理解しておこう
  • 仕事をするうえで重視していることを明確にしよう
  • 自分の過去の経験(失敗)を振り返るのを忘れずに
  • 転職したい職種や業界、企業にいる知人などからも情報収集をしよう
  • 積極的に応募し、求人情報だけでは分からない情報をつかみに行こう

マイナビ転職 編集部

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