60秒ビジネスハック

PDCAサイクルでお仕事改善！

掲載日：2013.07.29

日々繰り返される業務を継続的に改善するには、「PDCAサイクル」という手法を取り入れて習慣づけるのが効果的。これを読んで、明日から実践してみましょう。

PDCAサイクルとは？

PDCAサイクルとはPlan（計画）、Do（実行）、Check（評価）、Act（改善）の頭文字をとった業務改善手法のことで、計画と実行に重きを置いてしまいがちな業務の流れに、実行後の評価・見直しと改善のプロセスを付加するという考え方です。評価と改善のあとに、次の業務の計画、そして実行……というようなサイクルを繰り返していくことで、業務や製品の質を継続的に高められます。

4つのプロセスを意識して継続しよう

計画段階（Plan）では最初に目標を設定し、具体的な行動計画をつくります。ここで設定する目標が実現性に乏しいと、あとのプロセスに支障をきたすので特に注意しましょう。続いて、計画に基づき業務を実行（Do）し、一定の期間をもって評価（Check）します。ここでは経過について良かった点や反省点を客観的に分析し、反省点については改善・修正（Act）を加え、次のサイクルの計画に反映させつつ継続していきます。

小規模チームでPDCAサイクルを回すコツ

主に経営管理や生産管理に用いられるPDCAサイクルですが、小規模なチームや個人の業務にも効果的に応用できます。その時に心がけるポイントは「なるべく短期間のサイクルを回す」ということ。計画段階ではハードルが低い目標を設定し、それに対する評価・改善を細かく行っていくことが、PDCAサイクルを上手に回す秘訣です。初めは個人のPDCAを1週間程度で回し、慣れてきたらさらに短期間に設定することで、より客観的に仕事に取り組むことができるようになります。

写真:Thinkstock / Getty Images