シゴトサプリトピックス

ワーキングマザーが実践！　限られた時間で成果を出す仕事術、4つの鉄則

掲載日：2015.10.26

子育てと仕事の両立に、時間の制約はつきもの。限られた時間の中で効率的に仕事を行うために、子供を持つ前と後では、ほとんどの方が時間の使い方に変化が生まれたと言います。そこで今回は、何人かのワーキングマザーに、制約の中で成果を出すために、どう仕事のやりくりを行っているか？　を聞いてみました。見えてきたのは、これからご紹介する4つの鉄則です。

鉄則1 ：仕事の優先順位をつける

「朝の電車の中でその日の『to do』を洗い出し、優先順位を付ける。中でも自分にしかできない仕事は、1日の早い時間に始める」（30代、営業）
「仕事の納期と優先順位を常に意識。後手後手ではなく、先手先手で動く」（30代、マーケティング）
「1週間の始まりに、『○時～○時は資料作成』など、仕事の時間割を作る。一度、作業にかかる時間を計測してみて、次回からはそれをベースに時間割を組むと良い。遅れた作業をどこで取り戻すかを週単位で考えると、あとあとラク」（30代、編集）

『to do』を整理し、優先順位を付けておくのは、どのワーキングマザーも行っていた鉄板ワザです。

鉄則2：周囲との関係性を良好に保つ

「ほかの人にお願いできることは、時間に余裕をもってお願いする。定時直前、締切直前の依頼はNG！」（30代、営業）
「周りからの『やっておくからいいわよ』という声には、ありがたく甘える。その分、『いつもありがとうございます』と、日ごろから感謝の気持ちと言葉を伝えるように心掛ける」（30代、看護師）
「たまに残業できる日があるのなら、　『今日はできないけれど、明日は残業できるのでその時にやります／打ち合わせしましょう』などと、ただ断るだけではなく"プランＢ"を提示する」（30代、編集）

日ごろから上司や同僚など、周囲とのコミュニケーションを良好にしておくと、何かあった時にお願いしやすいですよね。

鉄則3：早く帰らなくてはいけないことをきちんと伝える

「絶対に早く帰らないといけない日は、朝のうちに上司に今日は定時で帰ることを伝えておく」（30代、営業）
「『申し訳ないけれど、私は17時には帰るので、用があるなら16時30分までに言ってくれ』と触れて回る。会議やアポイント決めの時も、遠慮せずに『17時には退社したいので、それまでに会議を終わらせたい。延びるようなら中座します』とあらかじめ宣言する」（30代、編集）
「あらかじめスケジューラーに17時以降は退社して会社にいないと入れておく」（30代、研究職）

意外と一緒に働いていても、何時に出なければいけないのか、周囲は把握していないことも。きちんと伝えておきましょう。

鉄則4：自分の仕事をいつでも引き継げるようにしておく

「同僚などに仕事を依頼しやすいように、机上を整理して、どこに何があるのか、一目瞭然にしておく」（30代、事務）
「パソコンのデスクトップのアイコンは『ごみ箱』と『マイドキュメント』だけ。『マイドキュメント』の中も業務ごとにフォルダ分けして、ファイル名は誰が見ても分かりやすいネーミングに」（30代、編集）
「作りかけの資料は必ずサーバーに保存。上司に保存先を共有しておく」（30代、マーケティング）

急に子供が熱を出すこともあるので、いつでも上司や同僚に仕事を引き継げるようにしておくことが大切です。

今回紹介したワザは、子育て中の方のみならず、すべてのビジネスパーソンも使えるテクニックばかり。自分の仕事の進め方にぜひ取り入れてみてはいかがでしょう？

（平野友紀子＋ノオト）