
第31回 「マンション」と「アパート」、意味の違いに要注意!
こんにちは!
突然ですが、女性の友人が最近マンションを買ったそうです。
彼女がそれを外国人の同僚に話したら、とっても驚かれたとか。
彼女は「私がマンション買うなんて、信じられないってこと?」と浮かない顔。
その話を聞いて、ボクにはあることがピンと来ました!
皆さんは何か分かりますか?
彼女に「同僚には何て話したの?」と聞くと、 “I told them that I finally bought a mansion! (「ついにマンションを買った」と言ったの)”だそうです。
実はこの英語の“mansion” は「大邸宅、豪邸」という意味。
カタカナ英語の「マンション」と「アパート」の区別は日本独特のもので、正しい英語ではどちらも“apartment(アパート)”になるんですよ。
つまり、彼女は“I finally bought an apartment.”と言えば良かったわけです。
“I finally bought a mansion!(ついに、大豪邸を買ったの!)”なんて言われたら、それは俄かには信じられないですよね~。
When I first came to Japan, I was very pleased to hear that I could rent a “mansion” in Tokyo! Of course what it actually meant was an “apartment”…
(ボクも初めて日本に来た時、東京では“mansion”が借りられるって聞いて大喜びしちゃったんですよね。もちろん、それはカタカナ英語のマンションのことだったんですけど……)
思わぬ誤解の元なので、言い間違いには注意してくださいね~。
では、また来週!
文/犬養なみ
早稲田大学で英会話・ビジネス英語を教えているダスティン先生が、ビジネスの現場や職場で、今すぐ使えるお役立ち英語フレーズを教えます! 「英語力をブラッシュアップして、生かせる仕事に転職したい」「グローバルに活躍したい」と考える皆さん、転職活動の合間に、ぜひ覚えていってくださいね。
監修者のプロフィール
Dustin Bullock(ダスティン・ブロック)さん
アメリカ ペンシルバニア州、フィラデルフィア出身。アメリカで保全生態学の教師としてキャリアをスタートさせた後、日本に移住。日本では10年間、英語教師として勤務。現在は早稲田大学で英語の教師として活躍し、ビジネス集中コースでも教鞭をとっている。趣味はマーシャルアーツ、料理、自然の写真撮影。
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