転職Q&A【面接・選考】
身上調査票の提出は一般的?
先の職場を退職し、現在就職活動中ですが、先日一般応募で面接を受けたある企業で身上調査票を記入するよう求められました。
質問項目には支持政党や宗教、家族構成やその職場先まで記入する欄があり、迷ったものの、ひとまずすべて記入しましたが、新卒での就職活動時代含め、今までこのようなことを詳しく尋ねられた経験がなかったので不安があります。
こうしたものは、中途採用では一般的なことなのでしょうか? また、記入内容によって合否が判断されるとすれば、どのように答えたらよいのでしょうか? 教えていただければ幸いです。
ポコ太郎(24歳 女性)
A
平成11年度の職業安定法の改正で、個人情報の収集・保管・使用に係る指針が公表されました。この中で、「収集してはならない個人情報」として、「支持政党」、「宗教」「家族情況(学歴、職業、収入など)」も定められています。このことからも、企業が応募者に身上調査票に記入を求めることは間違っています。
通常、人事担当者は、個人情報の収集について十分な配慮をして、採用を行っているはずなのですが、中には法律を理解していない経営者や人事担当者が携わっていることもあり、徹底されていないことが原因だと思います。中途採用において、「今までの経歴と募集職種への適応性」、さらに「組織に馴染めるかという人間性」を企業は主に確認したいのです。
本来、このような個人情報を採否の判断にしてはいけないわけですから、答え方を考える必要はないと思いますが、もし今回不採用になり、どうしても納得がいかない場合は、ハローワークに事実を報告されてもいいと思います。
キャリアアドバイザー 谷所健一郎
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