転職Q&A【内定・退職・入社】
賢い会社の選び方とは?
現在勤めている会社は、某公共機関からの紹介でした。入社6カ月目になりますが、給与や待遇面で求人票の内容とかなり違ったり、本来出るはずの経費(旅費など)が出なかったりすることがわかりました。
転職を考えており、次の会社では同じ失敗をしたくないのですが、某公共機関に相談しても、「求人票は広告と一緒だから実際の内容とは違うこともある。入社時にきちんと契約書を交わし、労働条件が明確にできない会社なら辞めればいい」と、まるで他人事です。
実際には労働条件を書面で表している会社はほぼ皆無だし、入社の時点で「就業規則を見せてください」なんて言ったら、「もう来なくていいよ」と言われかねないし、本当に見せてくれる会社なんてあるのかどうかというのが実情だと思うのですが、どうしたら間違いのない転職ができるのでしょうか?
ぽち(29歳 女性)
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公共機関の方が、求人票が広告だから相違があっても仕方がないと言ったとしたら問題があると思います。求人票の内容については厳しくチェックされるべきですし、相違がある場合は厳しく指導されます。本来、相違があってはいけないものなのです。民間の求人媒体広告でも読者相談のコーナーがあり、掲載されている内容と異なる場合、企業への確認が行われています。
採用時に雇用契約書を企業側から採用者へ書面で提示することになっていますが、掲示しない企業も確かにありますし、採用時に聞きにくいというぽちさんの気持ちも理解できます。
しかし、入社後、条件が違うという気持ちで悶々として仕事をしていても、前向きな仕事はできません。入社後ではなく内定の段階で、「雇用条件について書面で提示していただけますか?」と聞くことは問題ありません。その時、企業が提示せず、嫌な顔をするようでしたら、雇用体系に問題がある企業かもしれません。
さらに、面接などで会社を訪問する際、社員に笑顔と活気があるかというのも見極める1つの方法です。社員の態度が横柄で、電話に誰も出ようとしない企業は、社員のモチベーションに問題がある可能性があります。
いずれにしても、入社前はまだ外部の人間として企業も対応しますので、雇用条件などの確認事項などは、この時期に行ったほうがいいでしょう。
キャリアアドバイザー 谷所健一郎
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