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第2回 ストレスに弱い性格の傾向は? 自分を知ってメンタフを高めよう

「メンタルタフネス」で転職に克つ!

2015.9.4

リコです! 元気だった? 今日はストレスマネジメントのお話。ストレスマネジメントとは、その名のとおりストレスを管理(=コントロール)するってことよ。


自律神経とストレスの関係

みんなは自律神経って言葉、聞いたことある? 自律神経って心臓や胃を動かしたり汗をかいたり、自分の意志とは関係なく自動的に働く神経のことなんだけど、実はこの自律神経っていうのがストレスと大きなかかわりを持っているの。自律神経は、ファイティングモードの「交感神経系」と、お休みモードの「副交感神経系」の2つの神経が、バランスをとりながら身体の機能を調節しているの。


そこにストレスがかかると、脳は「交感神経」に命令を出して血圧を上げたり、心拍数を増やして血管を収縮させ、そのストレス状況に対応しようと頑張ってくれるわけ。まあ、言ってみれば身体を「ファイティング態勢」に切り替えるってこと。ホント、人間ってよくできてるわ。でもね、この状態が長く続いちゃうと、これは問題! 身体に大きな影響を与えちゃうの。



自律神経の不調が身体に与える大きな影響とは?


●代表的なもの:

新陳代謝の悪化、集中力の低下、肩こりや頭痛など


●身体的な症状:

頭痛、首・背中・腰の痛み、便秘、下痢、胃痛など


●精神的な症状:

不安感、心配、イライラ、憂うつな気分、物忘れなど


●行動面の症状:

外見が乱れたり、食べられなくなったり、眠れなくなったり、性欲が変化したり、お酒やタバコの量が増えたりなど


最終的に過度のストレスは「過労死」さえも引き起こしかねないのよ。



ストレス源を減らそう

怖いわね~、恐ろしいわね~。じゃあどうするか? 答えは簡単、ストレスをマネージ(=コントロール)してしまうのよ! つまりストレス源を減らすってこと。ストレス源には大きく分けて2つ、「外部要因」と「内部要因」というのがあって、「外部要因」とは、職場環境などあなたの置かれている状況に起因するもの。一方「内部要因」は、あなた自身の物事のとらえ方に起因するものなの。


職場環境の改善・見直しという点では、転職だってストレスの「外部要因」を減らそうとする立派なストレスマネジメントといえるケースもあるの。とはいえ、環境を変えるってのは一苦労! 以前もお話ししたけど、変化が多過ぎるとこれがまたストレスに……。それなら「外部要因」と同じくらい「内部要因」に働き掛けて、メンタフを鍛えていきましょう!


「ストレスの内部要因」って何?

さて、ストレスの「内部要因」とは、簡単に言うとあなたの「物事のとらえ方、考え方の癖」のこと。難しい言葉で「認知」などとも言うのね。メンタルタフネスを弱めてしまう「性格傾向」には、次のようなものがあると言われているの。あなたにも心当たり、あるんじゃない?


メンタルタフネスを弱めてしまう「性格傾向」


●失敗を認めない傾向

自分の失敗は許されないと思う傾向ね。仕事にかかわるシーンでこの傾向が強くなってしまうことが多いわ。


●高い目標を掲げ過ぎる傾向

自分には高い成果が求められていると思ってしまう傾向のことよ。どんどん目標が高くなっていって、現実的でなくなってしまうことが多いのよ。完璧主義の人たちもこの傾向が強いことが多いわ。


●他者への依存が強過ぎる傾向

他人に対して都合の良い期待をする傾向のことよ。相手が期待に応えてくれないとつらくなっちゃうのよ。


●他者への非難傾向が強過ぎる場合

他人の失敗を許さず責めたてる傾向よ。相手に対する期待ともかかわってくるわね。イライラ感や我慢できないことが増えるわ。


●神経質な傾向 周囲の物事に対してあまりにも過敏に反応してしまうとつらくなるわね。あなたの周りにも、こういう人いない?


●自己没入の傾向

自分の「悪い側面」についてどっぷり考え込む傾向よ。「良い側面」なら話は別。


●自己抑制の傾向

自分の考えや気持ちを表現できない傾向のこと。ストレス性の胃腸障害など、体にストレスの影響が出てしまうことが多いわ。


●攻撃的な傾向

人に対して攻撃的な言動をとる傾向よ。ストレスの影響が、高血圧とか循環器(血管、心臓とか)に影響が出る場合が多いわ。行き過ぎるとモラハラにも注意よね。


まずは「性格傾向」を把握しておこう

どう? 1つや2つは思い当たるでしょ? 誰にでもあるこういう傾向が強過ぎると、何気ない出来事でさえストレス源と感じてしまって、心身に影響を受けやすくなるの。"メンタルタフネス"へ向けて一歩前進するためには、これらストレスの「内部要因」となっているあなた自身の「性格傾向」を把握することがファーストステップなのよ! 忘れないでね。


リコのプロフィール

大学の心理学科を卒業後、大学院を経て臨床心理士に。 精神科・心療内科クリニック、大学病院精神科、企業のカウンセリングルームで 、悩み相談から、うつ病などの病気のカウンセリングの経験を持つ、心のエキスパート。


(情報提供・監修)

株式会社ライフバランスマネジメント研究所

http://www.lifebalance.co.jp/


(キャラクターデザイン/イラストレーション)

©プラスプランニング 上原 ゆかり

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