シゴトサプリトピックス
だらけ過ぎて逆に疲れてない? タイプ別、効果的な休日リフレッシュ法
掲載日:2015.5.7

平日は働き続け、心身ともにクタクタ……。疲れを取ろうと休日にたっぷり寝たら、逆に疲労感が増してしまったなんて経験ありませんか?
「疲労感を残さないためには、日々のアウトプット・インプット・パスタイムのバランスが大事です。アウトプットは仕事や家事など、自分の力を出すこと。インプットは勉強や体力作りなど、自分を高めるために何かを取り入れること。パスタイムはレジャーや昼寝など、気晴らしを指します。これらのバランスが良いと充実感を得やすく、ストレスからくる疲労を感じにくいのです」(大美賀さん 以下同)
こう話すのは、精神保健福祉士の大美賀直子さん。そこで、ケース別に効果的な休日の過ごし方を教えてもらいました。
ケース1:ルーティンワーク中心でアウトプットが少ない
ルーティンワークの仕事が多い人は、自らが主導となって成果を生み出す機会が少なく、日々の仕事にやりがいを見いだせないという気持ちが積もりがち。そういう場合は、休日にボランティアなどの社会貢献活動に参加し、アウトプットを強化してみましょう。生きがいややりがいといったものを感じられ、それが疲れをとる鍵となります。

ケース2:自己投資となるインプットが足りていない
「平日はバリバリと仕事をこなす一方、休日は寝ているだけというように、アウトプットとパスタイムの2つだけできている人が多い」と大美賀さん。しかし、仕事と気晴らしだけでは、“このままでいいのかな?”といった将来への不安がストレスになることも。インプットは自ら動き出さないと、なかなか確保できない要素。ジムやスクールに通うなど、習慣的に取り入れるのが効果的です。
ケース3:予定がいっぱいでパスタイムを確保できていない
休日出勤までして働いたり、仕事でなくてもボランティアや家事・育児で休日もギッシリ予定が詰まっていたりするのもストレスの原因に。手帳が空白だと不安になる人もいますが、あえて予定がない日をつくってみるのもオススメ。休日に昼寝をすると損をしたと思ってしまいがちですが、たまには必要なことです。
ところで、映画鑑賞のようにインプットとパスタイムどちらにも属しそうな活動はどうとらえるのがよいのでしょう?
「『映画を観る』という行為にしても、気晴らしで観るのか、映画を観て自分の考えを整理したり、何かを学ぼうとしたりしているのかで変わってきます。その行動が何を目的にしているのかで考えてみましょう」
平日にアンバランスになってしまった3つの要素を、休日に整えるように過ごしてみてはいかがでしょうか?
(名久井梨香+ノオト)

取材協力/大美賀直子(おおみかなおこ)
精神保健福祉士、産業カウンセラーとしてカウンセリング活動を行う。All About「ストレスガイド」。近著の『長女はなぜ「母の呪文」を消せないのか』(さくら舎)が話題。
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