ビジョンレポートって何? ビジョンレポートの書き方と参考例文
更新日:2024年06月24日

記事まとめ(要約)
- ビジョンレポートとは、今後の自身の展望や未来像を書いた論文のこと
- 正社員登用試験や昇進試験の際に提出することが多い
- 正社員登用試験のビジョンレポートの書き方・例文
- 昇進試験のビジョンレポートの書き方・例文
正社員登用試験や昇進試験の際に提出を求められることのあるビジョンレポート。「何のために書くの?」「どんな内容を書くべき?」といった疑問を持つ人のために、ビジョンレポートとは何か、ビジョンレポートの書き方と参考例文を紹介します。
ビジョンレポートとは?
ビジョンレポートとは、“今後の自身の展望や未来像を書いた論文”のことです。社会人の場合、契約社員や派遣社員などで働く人が正社員になるための正社員登用試験や、一般社員の人が主任や課長などの役職につくための昇進試験の際に提出することが多いようです。
会社や上司はビジョンレポートを通して、日頃の業務実績だけでは測れないその人の仕事に対する意志や思いを見極め、正社員に適しているか、昇進させるべき人物かということの判断や評価に活用するというのが一般的です。
就職・転職時の志望動機や自己PRと同じようなものですが、実際にその企業で働いているからこそ、より具体的かつ実践的なアピール内容が求められます。
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正社員登用試験のビジョンレポートの書き方・例文
正社員登用試験におけるビジョンレポートでは、在籍企業での実務経験をもとに、今までの仕事の成果をアピールし、今後自身がどう貢献できるかという思いを盛り込みましょう。
<例文>
私は現在、契約社員として○○職についています。3年間お客さまへの提案営業などの業務に携わり○○を達成しました。
これまでも、社の一員として責任感を持って業務を遂行してきましたが、正社員になることでより対外的な責任が発生し、それを果たすための意識と行動が必要になると考えます。
これまでの○○の経験を生かしながら、自身で仕事を創る、工夫・改善など自発的な行動でさらに仕事の幅を広げ、今までは責任を負って自身で決定することの難しかった○○業務にも挑戦し、成果を上げ会社の発展に貢献していきたい。
昇進試験のビジョンレポートの書き方・例文
昇進試験のビジョンレポートでは、昇進することで増える業務や責任に対し、それらをどのような形で達成していきたいかという意気込みを自社の現状と絡めて伝えましょう。
<例文>
私は現在、○○部で○○業務を担当しています。その中で、チーム全体に○○という課題を感じている。そういった課題を解決し、我が社が業績を上げさらに発展していくためには、優秀な社員の育成が急務だと考えます。
私は過去○○プロジェクトにおいて20人規模のチームリーダーを務めた経験があり、そこで得た○○の知識や経験をチームに還元することが可能です。また、メンバーそれぞれの個性や特徴を生かしたマネジメントによって個々のモチベーション向上を図り、より成果の出せるチームを作っていきたい。
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思いのこもったレポートを目指そう!
ビジョンレポートでは、未来への思いを自分の言葉でしっかり伝えることが大切です。今までその会社で培った知識や経験、アピールできる成果、今後会社に貢献できる点を論理的に伝え、試験合格を目指しましょう。
マイナビ転職 編集部
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