転職ノウハウ

応募企業の探し方や履歴書の書き方、面接のポイントから円満退職の秘けつまで。あなたの転職を成功に導くためのノウハウを紹介!

転職の面接でも必ず聞かれる自己PR。「アピールできる実績やスキルがない」「自己PRが書けない」と悩む人もいると思いますが、そのような場合アピールポイントとして使いたいのが主体性やリーダーシップなどの人間性。人間性も企業が求めている人材のイメージとマッチすれば立派なアピールポイントになるのです。

早速応募企業の求人情報でどのような人物を求めているのか確認し、ここにある例文を参考にしながら自己PRを作成してみましょう。

主体性アピールが効果的なのは、応募したい求人情報の求める人材に「指示待ちではなく自ら行動する積極性を持っている」「アイデアを生み出し、発信することが得意」「自分の意見をきちんと伝えることができる」などが挙げられている場合など

「主体性」の自己PR例文

「主体性」とは…… 指示に頼るのではなく目的をしっかり見据え、そのために必要なことを広い視点で考え、実行し、それらの一連に自分で責任を持つこと。

同じ自己PRでもシチュエーションによって適切な文字数が異なります。履歴書・職務経歴書それぞれの例文を載せていますので、必要な文字数に合わせて使い分けてくださいね。

履歴書の「主体性」アピール例文(150文字前後)

主体性を持って行動することを心掛け、常にお客さまのお役に立てることはないかと考え、実行しています。お話される内容だけでなく、会話や仕草から思いをくみ取り、自分から提案を加えてお客さまにお応えしています。

お客さまの思いを大切にし、状況に応じて自分の判断で行動し、その際のお客さまの反応を見たうえで、商品のおすすめも行っています。

職務経歴書の「主体性」アピール例文(270文字前後)

百貨店の家具販売を担当した際、売り場が広く、ご主人は足が不自由だったので、奥さまのお買い物の間、商品の椅子に座ってお待ちいただくことにしました。時間つぶしにと商品カタログもお渡しして、奥さまと売り場から戻ったところ、ご主人がお座りの椅子を大層お気に召し、お買い上げいただきました。実際の座り心地とカタログの説明がご主人の購買意欲につながったとのことです。

このように、お客さまのために今できることを考えて自分なりのアイデアで接客したことが結果的に売り上げにもつながったと思います。今後もこのように主体性を持って動くことを大切にし、貴社に貢献していきます。

「主体性」アピール 転職MYコーチからのアドバイス

履歴書の自己PRは、志望動機(3行前後)の前に3行ほどで収めます。文字数が限られているので、主体性を裏付ける内容としては「指示されたことのみを行うのではなく自分で考えて行動を起こし、その結果責任は自分自身が負う覚悟を持つ」など、簡潔に自身が実践していることを述べるに留めます。

一方、職務経歴書の自己PRでは具体的なエピソードを添えて、あなたに主体性があることを納得してもらうことが大切。大きなことでなくても構いませんので、「前職のどのような機会に自分で考え行動したか、それがどのような結果になったか」「行動したことの責任をとる意思を周囲に伝える方法」など主体性を発揮した具体的なエピソードを交えて伝えましょう。

主体性とよく似た言葉に「自主性」があります。自主性も自ら行動するところは同じですが、自分の考えを持っているかどうかがポイントです。主体性は、自分の考えでやることを決めて行動し、結果はすべて自分が引き受けることが重要なのです。初めからやることが決まっており、その行動を指示される前に自ら動くのが自主性なので、責任の所在が異なります。

例文のほかにも

  • 昔からの作業をそのまま引き継ぐのではなく、改良を加える
  • 自分が引き継いだ業務に関するメーリングリストのメンバーを本当に必要な人を再度確認しメンテナンスする

など、あなた自身は「些細なこと」「取るに足らないこと」だと思っていても、それは立派な工夫です。具体的な行動内容を交えて説明していきましょう。

面接で主体性を自己PRする際には、職務経歴書に書いた内容をもとに、実際に声に出して読んでみて2分くらいに収まる長さに要約してみましょう。

■注意■ 自己PRとは「企業が求めている人材」へのマッチ度をアピールする場!

自己PRを「自分の強みをアピールする場」と思っていませんか? 本来自己PRとは、「企業が求めている人材にいかに自分がマッチしているか」をアピールするもの。「どれだけ優れたスキルを持っているか」ではなく、「募集している人物像と合っている」ことが大切なのです。

まずは応募したい企業の求人情報をしっかり読み込み、「求めている人材」に合わせて自己PRを作成していきましょう。

こんな振る舞いはNG! 転職MYコーチが語る
「主体性」アピール台無しの瞬間

主体性を「積極的な態度さえあれば良い」と考え、相手の思いや周りの状況を考えずに自分の信念だけで強引に推し進めるような事例を記載すると逆効果です。自分がやりたいからやっているだけの、結果を想像できない無責任な人物と誤解されます。

独り善がりのスタンドプレイと思われないよう、自分の考えを伝え周囲の理解を確認したうえで行動しているということまできちんと伝えましょう。

面接の際は自己PRの内容と矛盾した受け答えや、言動にならないように注意しましょう。

≫面接で主体性など「長所」をアピールするには? コツとNGポイントを紹介!

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