転職Q&A【面接・選考】
前職の会社に戻る場合、役員面接で何をアピールすればいい?
前職の同僚から、「職員が1人退職することになったので、あなたに戻ってきてほしい」との相談がありました。
子どもが小さかったのと、やってみたいことがあって転職し、この会社を出たのですが、今は安定性のあるこの職場に復帰したいと思っています。この機会に面接を受けるのですが、決定権はあくまで役員ですし、経験者というアドバンテージを活かして採用になるにはどうしたらよいでしょうか?
マキ(35歳 女性)
A
前職を円満に退職されたからこそ、再び声がかかったのでしょう。役員面接では、なぜ自社を退職し、そして復帰したいのかということをまず聞かれます。退職理由であった“やってみたいこと”について、今後どうするのかということも役員は疑問に感じると思います。面接を受ける前に、キャリアの方向性について考えをまとめ、復帰する気持ちになった動機を整理しておく必要があります。自己都合で退職した社員を再雇用する場合、筋道の通った納得のいく理由を求めます。「安定性があるから…」だけでは、動機として不十分です。
転職先が、お子さんを育てるために時間的な問題などで優遇された環境であったのならば、子どもを育てるための転職でもかまいません。現在は子育ての問題も解決し、勤務に支障をきたさないこと、前職の仕事に魅力を感じていること、長く仕事を続けたいことなどを理由にしてもいいでしょう。転職先で経験したスキルが前職でも役立つのでしたら、アピールしてもかまいません。
復帰したい理由が前向きであれば、以前勤務していた企業ですから、業務のスキルについてはそれほど問題にならないと思います。自己都合で退職したという意識で臨みますと、控えめな発言になりがちですが、他社で経験したことを含め、マキさんのキャリアに自信を持って、明るく面接に臨んでください。
キャリアアドバイザー 谷所健一郎
転職活動、1人では不安…
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