Z世代(※)の働き方や生き方を調査データから導き出すプロジェクト。毎月テーマを決めてアンケートを実施し定量的な調査をするとともに、座談会でZ世代の生の声を聞くことで、Z世代を取り巻く状況、理想の働き方や生き方を紐解いていきます。
- ジェネレーションZ世代(1995年以降生まれの若年層)
はたらきかたラボ第9回目
Z世代の「コミュニケーション」事情を深堀り
第9回目の調査は、Z世代の「コミュニケーション」事情を深堀りするため、Z総研が運営するリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーへのアンケートを実施。その結果をもとに『マイナビ転職』の若手社員とZ総研メンバーが座談会を行いました。
TOPICS1職場以外の交流は「必要」派が多数
Q 仕事をする上で職場以外の場所でのコミュニケーションは必要だと思いますか?
先輩や同僚との職場以外の場所でのコミュニケーションの必要性を尋ねたところ、8割以上が「必要だと思う」と回答。座談会では「業務円滑化のために必要」と考える人が多かった一方で、業務時間内で関係を構築するのがベストという意見も。
TOPICS2繋がってもいいSNSの1位はLINE
Q 職場/アルバイト先の人と繋がってもいい(フォローされてもいい)SNSは? ※複数回答可
職場やアルバイト先の人と繋がってもいいSNSを聞いてみると、「LINE」が79.4%と最も多く、次いで「Instagram」が62.9%、「Twitter」が10.9%という結果に。LINEは連絡手段として当たり前に共有するSNSになりつつあるようです。
TOPICS3必要に応じてテキストと対面を使い分け
Q 職場/アルバイト先の上司(先輩)に「報連相」をするのに抵抗感なく利用できるのはどちらですか?
「職場の上司に報連相をするのに、抵抗感なく利用できるのはテキスト(チャットやメール等)と対面(電話含む)どちらですか?」という質問には、41.7%が「テキスト」と回答。
座談会で詳しく聞いてみると、「テキスト」を選択した人も「対面」に強い抵抗があるわけではなく、必要に応じて適切なコミュニケーション方法を選択しているようでした。
総括
Z世代の「コミュニケーション」とは
今回の調査から、Z世代は職場以外の場所についても、仕事をスムーズに進めるための大事なコミュニケーションの場の一つと捉えていることがわかりました。
職場の人と「LINE」で繋がることへの抵抗感は薄まりつつあるものの、SNSの種類によっては抵抗感に差があることもわかりました。
業務上の報連相はテキストで簡潔に、相談事や緊急の場合は電話をするといった意見もみられ、スムーズで効率的なコミュニケーションのために、対面/テキストを柔軟に使い分けているようです。
調査方法
STEP1
Z世代へアンケートを実施
調査時期:2022年10月14日~10月19日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国男女18~25歳 175名
STEP2
オンライン座談会を実施
実施日:2022年11月8日
参加者:マイナビ転職メンバー3名、Z総研コミュニティ所属メンバー3名、はたらきかたラボ所長 道満綾香(Z総研)計7名
『はたらきかたラボ』とは
マイナビ転職を運営しているマイナビのZ世代社員と、Z総研に所属するリアルZ世代メンバーたちが主体となり、Z世代を定量調査によって定点的に観測し、これからの働き方や生き方を考えるプロジェクトです。
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