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内定保留できる?伝え方の5つのポイントと電話・メールの例文を解説

更新日:2025年12月05日 内定保留できる?伝え方の5つのポイントと電話・メールの例文を解説

谷所 健一郎

監修者谷所 健一郎

キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)/有限会社キャリアドメイン 代表取締役

記事まとめ(要約)

  • 内定保留の期間の目安は約1週間
  • 内定保留をすることで内定取り消しになるリスクがある
  • 内定保留を相談する際は入社意欲をアピールし、誠実に対応する必要がある

複数社から内定が出た場合、どの企業にするか判断に迷う人もいるでしょう。企業に相談のうえ内定を保留できますが、リスクに注意が必要です。

内定保留のメリットや注意点、相談する際の例文を解説します。

目次

    内定保留は可能

    内定保留は可能

    内定保留とは、企業から内定を得た際に、入社するか否かの判断を一定期間待ってもらうことです。

    一般的に多くの企業は、応募者本人に納得してもらったうえでの入社を望んでいるため、一定の返答期限を設けて、内定保留を認める傾向にあります。

    ただし、企業側に以下のような事情があった場合には、内定保留や返答期間の延長が認められないケースもあるので注意しましょう。

    • 採用を早期に確定させたい
    • 入社意欲を重視している
    • 社内のルールで返答期間の延長を認めていない

    転職では選考から入社までの期間が短く、内定保留が難しい場合もあります。内定の返答に悩んでいる人は、早めに企業に相談しましょう。

    「入社意思を早急に伝えてほしい」と言われた場合の対処法については、以下の記事でも紹介しています。

    内定保留できる期間の目安は1週間

    内定保留できる期間は、企業によりますが、目安は1週間程度です。

    ただ、熱意を十分にアピールできていない場合、入社意欲を不安視され、応じてもらえない可能性があります。

    急な退職による欠員を募集している企業などでは、難色を示されたり、短期間しか認められなかったりするケースも少なくありません。

    そのため、内定保留を相談する際は、いつまでに最終的な結論を伝えるのかを明確に提示することが重要です。

    企業によって違いはありますが、採用活動や入社手続きに影響が出るため、2〜3日から1週間が一般的です。

    企業の理解を得やすくするためにも、目安期間を参考に期限を打診するよう心掛けましょう。

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    内定保留を考える5つの理由

    内定保留を考える主な理由としては、以下の5つが挙げられます。

    1. 他の企業の選考結果を待ちたい
    2. 内定先に懸念点がある
    3. 他社からの内定と悩んでいる
    4. 退職を引き止められている
    5. 家族から同意を得られない

    企業に内定保留を相談する際は、必ず理由を伝えましょう。

    1.他の企業の選考結果を待ちたい

    第一志望の企業の選考結果を待ってから、内定の返答を考えたいという人もいるでしょう。
    基本的に、企業も応募者が複数の企業に応募していることは承知しているため「転職活動をやり切りたい」と伝えることは問題ありません。

    ただし、第一志望といった志望順位に触れてしまうと、入社意欲が低いと受け取られる恐れがあるので注意が必要です。

    他社の選考結果を待ちたいと伝えるだけではなく、以下のような具体的な理由も併せて説明しましょう。

    • 御社の業界に興味はあるが、別の業界も志望しており検討したい
    • 御社を含めて、より能力や経験が生かせる企業を見極めたい
    • 転職活動を終えた時点で家族と相談したい

    前向きに入社を検討していることが伝わるように、誠実に対応することが重要です。

    2.内定先に懸念点がある

    内定先に懸念点がある場合、承諾をしても良いのか不安に感じてしまうでしょう。まずは不安を感じている点を明確にすることが重要です。

    業務内容、職場環境、待遇面などに不安がある場合は、採用担当者に労働条件や業務内容などを確認できるオファー面談や、先輩社員との面談を希望しても良いでしょう。内定先への疑問や不安を払拭(ふっしょく)できれば、前向きに入社を選択できます。

    事業や経営状態に関しては、自らIR情報などを調べて判断すべきですが、情報が公開されていないなどの理由で不明な場合は、入社意欲を示しながら確認をしましょう。

    3.他社からの内定と悩んでいる

    複数の企業から内定をもらった場合、どこに入社するべきか悩むことも少なくありません。

    自己分析と企業研究をあらためて行い、価値観や希望する条件とマッチする企業であるかを確認しましょう。

    内定をもらった企業で実際に働いている自分をイメージしてみるのも効果的な方法です。働くうえでポジティブなイメージが湧けば、そこが向いている可能性があります。

    一方で、あまりイメージが湧かない場合は、雰囲気や希望条件に合っていないかもしれません。その場合は、第三者に相談して、客観的な意見を参考にすることもおすすめです。

    4.退職を引き止められている

    現在の職場で退職を引き止められ、すぐに内定承諾の返事をできないケースもあります。

    退職交渉をする際は、きちんと引き継ぎを行い、業務に支障を与えないこと(後任者がいない場合は、引き継ぎ事項をマニュアルなどの書面に残すこと)と、いつまでに退職をする必要があるのかを伝えるのがポイントです。

    現職でできず、転職先で実現したいことがあるのであれば、それを伝えるのも良いです。退職日については調整が可能なのか、それとも難しいのか、事前に自分の予定を確認しておきましょう。

    交渉が難航しても、曖昧な態度はNGです。例えば「人がいないから、もう少し頑張ってほしい」と言われて黙っていれば、承諾したと受け取られます。

    これまでお世話になった感謝は忘れず、円満に退職できることが一番ですが、しっかりと自分の意思を言葉で伝えて貫きましょう。

    5.家族から同意を得られない

    家族から同意を得られないと、すぐに内定承諾できないこともあるでしょう。

    家族の反対を押し切って入社しても、精神的なストレスを感じたり入社後の生活に支障が出たりといったトラブルの原因になる恐れがあります。

    家族に対して、業務内容や実績、職場環境などを丁寧に説明し、安心感を持ってもらうのが重要です。また、企業を選んだ理由や入社するメリットについても説明しましょう。

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    内定保留をする3つのメリット

    内定保留を相談するメリットは、以下の3つです。

    1. 他社の選考結果を確認できる
    2. 後悔なく転職活動を終えられる
    3. 周囲に相談できる

    内定保留のメリットを理解して、後悔のない転職活動を進めましょう。

    1.他社の選考結果を確認できる

    他社の選考結果を確認し、今後のキャリアや生かせる能力、待遇面などを踏まえて、転職すべき企業を決められます。

    内定保留を相談する際は「転職活動をやり切ったうえで決めたい」のような理由と共に、他社の最終選考日や結果通知日などを担当者に伝えておけば、理解を得やすくなります。

    ただし、第一志望の企業の結果を待ちたいと伝えてしまうと、入社意欲が低いと捉えられる恐れがあるので、志望順位に触れるのは避けたほうが良いでしょう。

    2.後悔なく転職活動を終えられる

    内定先について検討する時間を持ち、転職活動をやり切ることができるため、後悔なく転職活動を終えられるというメリットがあります。

    「よく検討せず内定承諾してしまった」「他社のほうが良かったのではないか」といった未練を残さず入社できるはずです。

    3.周囲に相談できる

    内定先について周囲に相談することで、自分に合っているか客観的な意見やアドバイスを得られます。

    内定を承諾するべきか迷っている人は、家族や友人などの第三者に相談してみましょう。

    最終的な判断は自分で下す必要がありますが、第三者からの意見を踏まえることで、自信を持って決断できます。周囲の力も借りて、後悔のない選択をしましょう。

    内定保留の4つのリスク・注意点

    内定保留には、以下のようなリスクと注意点があります。理解したうえで検討しましょう。

    1. 内定取り消しになる可能性がある
    2. 入社意欲が低いと思われる
    3. 対応によっては印象が悪くなる
    4. オワハラされる場合がある

    1.内定取り消しになる可能性がある

    内定保留を相談すると、人材確保を急ぐ企業では内定を取り消されるリスクがあります。

    基本的に、内定の時点で労働契約が成立しているため、内定保留を申し出たからといって必ず内定取り消しになるとは限りません。

    ただし、採用条件が折り合わなければ、別の人物が採用される可能性もあるので、なるべく早めに返事をしましょう。

    また、内定取り消しを避けるには、あくまでも相談する姿勢が重要です。内定保留が認められない場合は、内定を受諾するか辞退するか事前に検討しておく必要があります。

    内定取り消しについては、以下の記事でも紹介しているため、詳しく知りたい方は確認してみましょう。

    2.入社意欲が低いと思われる

    内定をすぐに承諾しないと自社への入社意欲が低いと思われる恐れがあります。

    企業は入社意欲の高い人材を採用したいため、返答が遅いと、良くない印象を与えることもあります。

    ほかの企業の選考を終えてから内定承諾を判断したいという理由であっても、入社への熱意をしっかりとアピールしましょう。

    3.対応によっては印象が悪くなる

    伝え方によっては、企業からの印象が悪くなってしまう可能性があります。

    企業に対して待ってもらって当たり前という態度を取ったり、もっともらしい理由を述べて強要するような姿勢を見せたりすれば、不信感を抱かれかねません。

    内定保留をお願いする立場であることを忘れずに、誠実な対応を心掛けましょう。

    4.オワハラされる場合がある

    オワハラとは「就活終われハラスメント」の略で、内定先の企業が「今後は就職活動をやめるように」と圧力を掛けることです。主に就職活動(新卒)で見られ、問題になっています。

    転職においても、「他社の内定は辞退してほしい」「他社の内定を辞退すれば内定を出す」といった働きかけが考えられますが、従う必要はありません。

    企業が他社への転職活動をやめるように強制することは、憲法22条の職業選択の自由の侵害に該当するためです。

    メールや電話で繰り返しオワハラを受けるなど悪質な場合は、証拠を残しつつ、労働基準監督署に相談しましょう。

    また、オワハラで内定承諾を強要するような企業であれば、転職すべきかを十分検討する必要があります。

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    内定保留を相談する際の5つのポイント

    内定保留を相談する際の5つのポイント

    内定保留を相談する際は、以下5つのポイントを押さえることが重要です。

    1. 早めに内定保留を希望する旨を連絡する
    2. 電話とメールで連絡する
    3. 入社意欲をアピールする
    4. 誠実な態度を取る
    5. 内定保留の希望期間を伝える

    内定保留を伝える際は、マナーを守って丁寧な対応を心掛けましょう。

    1.早めに内定保留を希望する旨を連絡する

    企業は、内定通知の返答期限を目安にほかの応募者の選考や入社手続きのスケジュールを立てているので、早めに連絡することが重要です。

    内定保留の連絡が遅れると、印象が悪化する可能性もあります。

    企業に掛かる迷惑を少なくするためにも、なるべく早く内定保留を相談するのがマナーです。

    2.電話とメールで連絡する

    内定保留は緊急性があるため、電話で担当者に直接連絡する必要がありますが、内容を記録に残すためにも、メールを併用すると良いでしょう。

    メールと電話の両方で連絡することによって、行き違いがなくなるうえに、誠実さをアピールできます。

    これまで企業とのやりとりがメール中心だったのであれば、内定保留の連絡も同様にメールでの対応で問題ありません。

    ただし、メールのみだと企業が確認するまでに時間を要したり、見落としたりしてしまうリスクがあります。返信がない場合には、担当者に電話で連絡しましょう。

    3.入社意欲をアピールする

    内定保留を相談すると、志望度が低いと受け取られてしまうことがあるので、入社意欲をしっかりアピールしましょう。

    意欲が低いと思われたまま入社してしまうと、職場での人間関係に支障をきたす場合もあります。

    「自分の強みを存分に発揮できると思っておりますが、家族に相談するためのお時間を頂きたい」のように、保留の理由を説明すると良いでしょう。

    ※電話での話し言葉の際は「御社」、メールでの書き言葉の際は「貴社」を使用します。

    4.誠実な態度を取る

    内定保留を相談する際は、お願いする立場であることを忘れずに、誠実な対応を心掛けましょう。

    単に「他社の選考結果を待ちたい」と伝えるだけではなく、以下のように、できる限り丁寧に説明する必要があります。

    • 御社の業界に魅力を感じているが、業界の異なる企業へも応募しており検討したい
    • 御社へ入社したい気持ちが強いが、他社の選考が終わった段階で家族とも相談して決めたい
    • 御社は○○で大変魅力を感じているが、悔いが残らないようにすべての選考を受け切りたい

    5.内定保留の希望期間を伝える

    いつまでに返答できるかを企業に明確に伝えることが重要です。

    一般的に、内定保留の期間は1週間以内が目安とされています。保留期間が長くなると、企業からの印象が悪くなり、ほかの応募者が優先される恐れがあるので注意しましょう。

    期限設定にあたって、自分のスケジュールや他社の選考状況を踏まえる必要があります。ただし、必ずしも希望が通るとは限りません。

    採用担当者に具体的な期日を伝えたうえで、企業と日程を交渉しましょう。

    【ケース別】内定保留をメールで伝える場合の例文

    内定保留をメールで伝える場合の例文

    内定保留をメールで伝える際のケース別の例文を紹介します。

    1. 他社の選考結果を待ちたい場合
    2. 退職交渉に時間が必要な場合

    内定保留の相談をする際は、例文を参考に自分の状況にあった文面を考えましょう。

    1.他社の選考結果を待ちたい場合

    他社の選考結果を待ちたい場合は、いつまで内定保留を希望するのか明記しましょう。

    e-mail

    件名:【ご相談】内定保留のお願い(氏名)

    株式会社○○
    ○○様

    お世話になっております。
    先日内定を頂きました(氏名)と申します。
    このたびは、内定のご連絡を頂き誠にありがとうございます。

    貴社には事業内容や社風などに大きな魅力を感じておりますが、
    今後の人生に関わることですので、
    後悔のないよう、他社の選考を終えたうえで、回答をさせていただきたいと考えております。

    誠に勝手ではございますが
    ○月〇日まで返事をお待ちいただくことは可能でしょうか?

    無理を申しまして大変恐縮ですが、
    何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします。

    氏名
    メールアドレス

    他社の選考結果を待ちたいという理由であっても、以下の内容は記載しないようにしましょう。

    • 選考結果待ちの企業が第一志望であること
    • 内定企業への懸念
    • 他社と比較検討している姿勢

    第一志望の結果待ちではなく、転職活動を全うしたいという姿勢と、内定企業に魅力を感じていることを伝えることが重要です。

    2.退職交渉に時間が必要な場合

    退職交渉に時間が必要な場合の例文は以下のとおりです。

    e-mail

    件名:【ご相談】内定保留のお願い(氏名)

    株式会社○○
    ○○様

    お世話になっております。
    先日、内定を頂いた(氏名)と申します。
    このたびは、内定のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

    現在、上司と退職日の交渉を進めていますが、引き継ぎや後任者の問題で時間を要しています。
    誠に勝手ではございますが、○月○日までお待ちいただくことは可能でしょうか?

    ご迷惑をお掛けして大変恐縮ですが
    何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします。

    氏名
    メールアドレス

    どのような理由で何日程度時間が必要なのかを明記しましょう。

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    【ケース別】内定保留を電話で伝える場合の例文3選

    内定保留を電話で伝える場合の例文を以下のケース別に紹介します。

    1. 他社からの選考結果を待ちたい場合
    2. 検討に時間が必要な場合
    3. 内定通知連絡で保留を伝える場合

    電話で連絡する際も、事前に話す内容を整理しておきましょう。

    1.他社からの選考結果を待ちたい場合

    他社からの選考結果を待ちたい場合の電話連絡の仕方は以下のとおりです。いつまで保留にしたいのかきちんと伝えましょう。

    お世話になっております。(氏名)と申します。

    このたびは内定のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。
    御社からご評価いただき、大変うれしく思っております。

    御社にも大変魅力を感じておりますが、転職活動をやり切ったうえで決断したいため、○月○日まで回答をお待ちいただくことは可能でしょうか?

    (応募先からの了承の返事)

    こちらの身勝手な申し出にもかかわらず、ご了承くださりありがとうございます。
    何卒よろしくお願いいたします。

    メールと同様に、いつ頃結果が出るのかをきちんと伝えましょう。

    2.検討に時間が必要な場合

    検討に時間が必要な場合は、以下の例文を参考にしてみてください。

    お世話になっております。(氏名)と申します。

    このたびは内定のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。
    御社からご評価いただき、大変うれしく思っております。

    大変身勝手なお願いではあるのですが、現職の上司と引き継ぎや退職時期について相談をしたうえで、お返事をさせていただきたく、○日ほどお時間を頂くことは可能でしょうか?

    ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします。

    どのような理由で何日程度、保留にしたいのかを伝えるのが重要です。

    3.内定通知連絡で保留を伝える場合

    内定通知を受けた際に保留を伝える場合の例文は以下のとおりです。

    内定のご連絡ありがとうございます。御社からご評価いただき、大変うれしく思っております。

    すぐにでもお返事したいのですが、他社の業務内容との違いで迷っており、後悔することのないように、もう少し情報収集をしたうえで慎重に判断させていただければと考えております。

    ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、○月○日まで返事を待っていただくことは可能でしょうか?

    考えがまとまり次第、すぐに連絡させていただきます。

    内定のお礼を伝えたうえで理由と保留したい日数を相談しましょう。

    内定保留を電話で伝える場合の3つの注意点

    内定保留の電話をかける際は、以下の3つの点に注意が必要です。

    1. 営業時間内に連絡する
    2. 謝罪の姿勢を見せる
    3. 不在の場合はメールを送ってから、後でかけ直す

    内定先の企業に悪い印象を持たれないようにマナーを守ることを意識しましょう。

    1.営業時間内に連絡する

    内定保留の電話をする際は、必ず営業時間内に連絡する必要があります。

    ただし、昼の休憩時間や終業時間の直前などは、担当者が対応できないことが予想されるので避けるのがマナーです。

    一般的に、業務が落ち着いているとされている以下の時間帯に連絡しましょう。

    • 10時から11時半ごろ
    • 14時から16時半ごろ

    また、採用担当者の個人的な連絡先を知っていたとしても、営業時間外に連絡するのはやめましょう。

    内定保留は業務連絡に該当するため、ビジネスマナーを守ることが重要です。

    2.謝罪の姿勢を見せる

    内定保留を当然と思うのではなく、誠実に謝罪の気持ちを伝えることが重要です。

    本来、入社の意思があるからこそ応募しているはずであるため、採用スケジュールにも影響のある内定保留は好ましくありません。

    また、謝罪と共に、入社意欲を伝えることがポイントです。入社への熱意をアピールすることで、相手に良い印象を与えられます。

    3.不在の場合はメールを送ってから、後でかけ直す

    採用担当者が不在の場合は、メールで内定保留の連絡をしてから、かけ直しましょう

    メールの文面の例は以下のとおりです。

    e-mail

    件名:【ご相談】内定保留について(氏名)

    お世話になっております。
    先日、内定を頂きました(氏名)と申します。

    先ほど、お電話をいたしましたが
    ご不在でしたので、取り急ぎメールにて連絡させていただきました。

    貴社の業務内容や社風に魅力を感じていますが、今後の人生に関わることですので、転職活動を全うしたうえで決断したいと考えています。

    勝手なお願いで申し訳ありませんが、○月○日まで内定の回答をお待ちいただくことは可能でしょうか。

    ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが
    何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします。

    氏名
    メールアドレス

    内定保留の連絡はなるべく早く伝える必要があるので、先にメールを送ることで確実に伝えられます。

    内定保留後の結果を伝えるポイント・例文

    内定保留後に承諾か辞退かの結果を伝える際の電話とメールの例文を紹介します。結果にかかわらず、なるべく早く連絡することが重要です。

    内定保留後に内定を承諾する場合

    内定を承諾する際は、内定保留への感謝も必ず伝えましょう。

    期限より早く意思が決まった場合、企業の採用スケジュールにも影響があるので、なるべく早く連絡する必要があります。

    内定承諾の伝え方については、以下の記事でも紹介しているため、詳しく知りたい方は参考にしてみましょう。

    電話

    電話で連絡する際の例文は以下のとおりです。

    お世話になっております。先日、内定を頂戴した○○と申します。

    このたびは内定のお返事にお時間を頂きありがとうございます。
    ぜひ、御社へ入社させていただきたくご連絡させていただきました。

    入社後は、1日でも早く御社に貢献できるよう、努めてまいります。
    勝手な申し出にもかかわらず、回答の保留を認めてくださり、誠にありがとうございました。

    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

    感謝の気持ちを伝えたらすぐに承諾の返事をしましょう。

    メール

    メールで連絡する際の文面の例は以下のとおりです。

    e-mail

    件名:【ご確認】内定承諾のご連絡(氏名)

    株式会社○○
    ○○様

    お世話になっております。
    先日、内定保留を相談させていただいた○○と申します。

    このたびは、私の勝手な申し出にもかかわらず、
    内定保留を了承いただき、誠にありがとうございました。

    熟考した結果、貴社への入社を決意いたしました。
    後悔のないよう転職活動を続けさせていただいたこと
    重ねて感謝申し上げます。

    貴社に貢献できるよう、仕事に邁進する所存です。
    ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

    氏名
    メールアドレス

    件名で内定承諾の旨を記載することで、要件が伝わりやすくなります。

    内定保留後に内定を辞退する場合

    内定保留後に辞退する場合もなるべく早く連絡しましょう。

    電話で直接担当者に辞退を伝えた後に、記録に残るメールで連絡するのがおすすめです。担当者が不在であれば、先にメールを送信し、あらためて電話で連絡します。

    連絡する際は、必ず内定保留に対する感謝の気持ちも伝えましょう。

    内定辞退の伝え方については、以下の記事でも紹介しているため、詳しく知りたい方は併せて確認してみましょう。

    電話

    電話で連絡する際の例文は以下のとおりです。

    お世話になっております。先日、内定を保留にしていただいた○○と申します。

    このたびは、内定のお返事にお時間を頂戴し、誠にありがとうございます。

    大変うれしいお話ではあったのですが、自分の適性やキャリアについて熟考した結果、別の企業へのご縁を感じたため、御社の内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

    貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、大変申し訳ございません。
    誠に勝手ではございますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

    理由を伝えたうえで、丁寧に辞退の気持ちを話しましょう。

    メール

    メールで連絡する際の例文は以下のとおりです。

    e-mail

    件名:【ご確認】内定辞退のご連絡(氏名)

    株式会社○○
    ○○様

    お世話になっております。先日、内定を保留にしていただいた○○と申します。
    このたびは、私の勝手な申し出にもかかわらず、回答の保留を認めてくださり
    誠にありがとうございます。

    お電話でもお伝えいたしましたが、自分の適性やキャリアについて熟考した結果、内定を辞退させていただきたいと考えております。

    貴社の皆さまには、貴重なお時間を頂いたにもかかわらず、
    このような結果となってしまい、誠に申し訳ございません。
    今後とも貴社の更なる発展を心よりお祈り申し上げます。

    氏名
    メールアドレス

    件名で辞退を明記し、本文であらためて保留のお礼と辞退の理由を記載しましょう。

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    企業に懸念点があって入社するか決められない時の対応方法

    企業に対して懸念点があり、入社を悩んでいる場合は、原因を明らかにすることが重要です。以下のパターン別の対応方法を紹介します。

    • 労働条件に懸念がある場合
    • 組織の雰囲気を確認したい場合
    • 経営状態に懸念がある場合

    労働条件に懸念がある場合

    まずは労働条件通知書を確認します。労働条件通知書には、給与や就業場所、勤務時間、業務内容、昇給、退職に関わる事項などが書かれているため、しっかりと目を通しましょう。

    労働条件通知書をもらっていない場合は、もらえないか確認しましょう。

    書類の確認で解決できなかった場合は、採用担当者に質問をする、あるいは労働条件を擦り合わせるためのオファー面談を希望することもできます。

    転職エージェントを介した応募であれば、エージェント経由で確認することが可能です。

    組織の雰囲気を確認したい場合

    SNSや口コミサイトで企業の評判を見て、組織の雰囲気に不安を感じる場合は、現役社員との面談の機会を設けてもらえないか採用担当者に相談してみましょう。

    必ず対応してくれるとは限りませんが、丁寧に要望を伝えれば、先輩社員との面談を調整してもらえる可能性はあります。

    組織に入る前に現場の雰囲気を直接確かめられる機会は貴重です。疑問や不安があれば、企業に相談し、安心して入社できるように行動しましょう。

    経営状態に懸念がある場合

    経営状態に懸念を抱いた場合、企業が株主や投資家に対して、投資判断に必要な財務状況や経営状態などをまとめたIR情報を参考にしましょう。

    IRは投資家向けの情報ですが、企業の実態を客観的に把握するには最適な情報源といえます。

    上場している企業であれば、IRが公開されているため、会社のホームページから確認が可能です。経営状態に関する不安はできる限り自分で調べたうえで、必要に応じて企業に確認してみてください。

    しかし、非上場の場合、経営状態を公表していない企業もあるため、聞ける範囲で担当者に質問しましょう。

    マナーを守って内定保留の連絡をしましょう

    他社の選考状況や退職交渉の難航などを理由に、内定の返事を保留することは可能です。

    その場合は、なるべく早く企業に相談しましょう。メールと電話の両方を使うことで、確実に伝えられるだけではなく、誠実さもアピールできます。

    ただし、内定保留にすることで、入社意欲を疑われたり内定取り消しになったりするリスクがあることも事実です。

    内定保留の相談をする際は、入社意欲をしっかりとアピールしたうえで理由を伝えます。

    内定保留の伝え方に悩んでいる人は、この記事を参考に、企業に相談してみましょう。

    監修者

    谷所 健一郎

    谷所 健一郎(ヤドケン)

    キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)
    有限会社キャリアドメイン 代表取締役

    有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)。1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職塾 、キャリアドメインマリッジを経営。主な著書「はじめての転職ガイド 必ず成功する転職」(マイナビ出版)、「転職者のための職務経歴書・履歴書・添え状の書き方」(マイナビ出版)、「転職者のための面接回答例」(マイナビ出版)、「転職者のための自己分析」(マイナビ出版) ほか多数。

    マイナビ転職 編集部

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