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英語を使う仕事とは? 生かせるスキル別にプロが解説!

スキル別英語を使う仕事のイメージ画像

英語を使う仕事は通訳者や翻訳者以外にもいろいろとあります。「英語を使って仕事がしたいけれど、どんな仕事が合うのか分からない……」という方もいるのではないでしょうか。

この記事では、求められる英語力やスキル別に英語を使う仕事を紹介します。得意な英語スキルを軸にして、ご自身に合う仕事を見つけてみませんか?

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【スキル別】英語を使う仕事の紹介

まずは、自分の英語スキルを正しく認識する必要があります。

英語スキルは、ひとくくりに「英語力」と捉えるよりも、「話す」「聞く」「読む」「書く」と大きく4つに分けると、把握しやすくなります。

英語を使う仕事を探す時、これらのスキルを「話す&聞く」「読む&書く」と組み合わせて検討すると、より自分に合う仕事をイメージしやすいでしょう。ここでは英語スキルの組み合わせとレベルごとに、どんな仕事があるのかを紹介していきます。得意なスキルから、ご自身に合う仕事を見つけてください。

注:本記事で述べるTOEICスコアは、TOEIC® Listening & Reading Testのスコアを指します


英語の「話す&聞く」スキルが生かせる仕事

■求められる英語力:中レベル以上(TOEICスコアの目安:500点~799点)
【職業例】

●海外旅行の添乗員

海外旅行の添乗員のイメージ写真

外国を旅行する人たちに付き添って、彼らが旅を楽しみ、無事に帰国できるよう支援する仕事です。

海外旅行に慣れていない人たちに、トラブルに巻き込まれないための注意事項や入国審査の際の受け答えの方法を伝えます。現地では、バスの運転手や案内人とのやり取り、ホテルのチェックインや宿泊施設の準備、ルート案内をサポートします。

パスポートの紛失や飛行機の遅れなどのトラブルが起こった時に、関係各所と連絡を取り、旅を円滑に進められるよう迅速に対応できる英語力が求められます。さまざまな人と一緒に各国を旅行することができることが喜びの一つです。

■英語力の目安: TOEICスコア500点以上

英語を使う「旅行コーディネーター・添乗」
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●児童向け英語講師

児童向け英語講師のイメージ写真

会場や自宅で児童を集めて、児童が「英語」と「英語を学ぶこと」を好きになってくれるよう、楽しく英語を教える仕事です。

英会話教室のサポートを受けながら、その学校が開発・提供しているメソッドに沿って、英語を教えることもできます。自身で児童向け英会話教室を開催するだけでなく、ほかの児童向け英会話教室が募集しているスタッフになる方法もあります。

必要に応じて日本語を交えながら、英語の歌を一緒に歌ったり、英語で会話をしたり、ゲームをしたりします。子供が英語に対して抵抗感無く、英語に親しむことができるようサポートします。

英語を使うことだけではなく、将来性のある児童たちの成長を促し、その成長を見ることができるのが、やりがいの一つです。この仕事は、高い英語力よりも、児童に教えることが好きで、児童の成長を促したいという意欲が求められます。

■英語力の目安: TOEICスコア600点以上

英語を使う「保育士・幼稚園教諭」
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●フライトアテンダント

フライトアテンダントのイメージ写真

搭乗時から飛行機を降りるまでの間、乗客が安全で快適に過ごせるよう支援する仕事です。

離陸前に、非常口の場所や緊急時に乗客に求められる行動の説明をし、シートベルトや荷物が安全に離陸できる状態になっているかを確認します。そのほか、食事の提供など、乗客のさまざまな要望に応じます。トラブルが起きた時には、機長の指示に従い、冷静に対応し、乗客の安全を確保します。

日本語を理解できない乗客がいた場合、受け答えがきちんとできる英語力が求められます。さまざまな国に行けることが、この仕事の楽しみの一つです。ビジネスクラスの担当になると、著名人に会えることもあります。

■英語力の目安: TOEICスコア600点以上

英語を使う「フライトアテンダント」
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■求められる英語力:高レベル(TOEICスコアの目安:800点以上)
【職業例】

●通訳者

通訳者のイメージ写真

日本語または英語だけでのコミュニケーションでは上手く意思が伝わらない時に、一方が話す日本語を英語に言い換えたり、英語を日本語で言い換えたりして、意思疎通が円滑に行われるよう支援する仕事です。

会議、会見、交渉、カンファレンス、パーティー、会食、演劇やミュージカルなど、人と人が接するあらゆる場面で活躍の機会があります。

自分を通して意思疎通がなされるため、自分がその場のコミュニケーションに欠かせない役割を担っていると感じられることが、この仕事の面白みの一つです。

■英語力の目安: TOEICスコア800点以上 

※仕事により異なります。政治家の外交の場などで通訳する場合は、誤解が生じないよう、満点レベルが求められることもあります。

英語を使う「通訳」
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●全国通訳案内士

全国通訳案内士のイメージ写真

全国通訳案内士とは国家資格の名称であり、日本に訪れる外国人旅行客を日本国内の観光名所などに案内し、英語をはじめとする外国語で歴史や文化、地理などを説明する仕事です。

案内する場所以外のことについても、幅広く聞かれる可能性があるので、日ごろから好奇心をもって一般教養やトリビア的なことも知っておくようにしましょう。案内する時間は数時間のこともあれば、国内の移動を伴う数日間に及ぶこともあります。バスの移動中に、これから訪問する場所のこと、窓から見える景色、日本人の生活などについて英語で説明することもあります。

日本のことを正しく理解してもらい、日本を好きになってもらうために働くという意味で、英語力を生かしながら、日本代表の気持ちになれるのが、面白さの一つです。

■英語力の目安: TOEICスコア800点以上
TOEICスコア(TOEIC Listening & Reading Test)が900点以上の場合、全国通訳案内士試験の外国語筆記試験(英語)が免除されます(※)。

※2020年10月29日現在。日本政府観光局のウェブサイトによる。


●語学系専門学校や大学の英語教師

大学の英語教師の職場のイメージ写真

語学系専門学校や大学で、英語による会議での対話力・交渉力・プレゼンテーション力・スピーチ力などを高める指導を行う仕事です。

具体的には、より効果的な会議・学会発表・プレゼンテーション・スピーチにするための表現・抑揚・非言語メッセージなどをアドバイスしたり、想定問答を一緒に検討したりします。

実践的でフォーマルな場面での英語を指導するため、高い英語力が求められます。指導した学生やビジネスパーソンの成長が感じられたり、成功体験の報告があった時、達成感を得たりすることが一つのやりがいです。

■英語力の目安: TOEICスコア900点以上

英語を使う「教師」
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英語の「読む&書く」スキルが生かせる仕事

■求められる英語力:中レベル以上(TOEICスコアの目安:500点~799点)
【職業例】

●海外営業・海外マーケティングのアシスタント

海外営業・海外マーケティングのアシスタントのイメージ写真

自社製品やサービスを海外に営業する際もしくはマーケティング戦略を立てる際にサポートをする仕事です。

サポートする範囲は、所属する組織やサポート相手によって異なります。例えば、海外にオフィスがある代理店や自社の海外拠点などとのやり取り、新市場や競合他社の動向や顧客ニーズの調査、新商品やサービスの紹介・受注・発送の手配、販促物の作成などを行います。

自社製品やサービスを使用する海外のお客さまの声を通じて、海外の方々に利便性や喜びを提供することに自分も貢献できるのがやりがいの一つです。

■英語力の目安: TOEICスコア500点以上

英語を使う「営業事務・営業アシスタント」
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●バイヤー

英語を使うバイヤーのイメージ写真

商社やメーカーなどで、商品や部品、原材料などを海外から購入する仕事です。

マーケティングや営業などと協働しながら需要を見極め、適性在庫を保つことができるよう、買い付ける量や時期を検討し発注を行います。入荷遅延や不良品などのトラブルにも対応します。新たにベンダー(供給元)を探す必要が生じた際には、関係各所の協力も得ながら、ベンダーの調査・絞り込みと入札を経て、パートナーとなるベンダーを選定します。

世界各国のベンダーとやり取りをしながら、必要な買い付けを行うというビジネスの醍醐味を味わうと共に、お客さまの手に渡る商品に関与している喜びを感じることができます。英語を母国語としない方々が相手になることも多いです。

■英語力の目安: TOEICスコア700点以上

»バイヤーの仕事内容や特徴を解説!

英語を使う「購買・資材・貿易・物流」
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●バイリンガルセクレタリー

バイリンガルセクレタリーのイメージ写真

主に、外資系企業の役員クラスの秘書の仕事です。

日本語や英語で届く大量の会議依頼メールなどを受けて、優先順位を見極めながら役員に適宜相談し、会議を設定し出席者に案内します。また、会議で必要な英文の書類や情報を関係各所の協力も仰ぎながら準備します。お客さまが訪問された際にはお迎えをしたり、会食の場を設定したりします。役員の方が出す英文の手紙やメールの下書きを作成することもあります。また、役員が出張する際には、スケジュールや訪問先、宿泊場所、各種連絡先など必要情報を分かりやすくまとめます。

その組織で重要な役割を担う役員を支援しているという自負を感じられるのがやりがいの一つです。

■英語力の目安: TOEICスコア700点以上 

英語を使う「秘書」
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■求められる英語力:高レベル(TOEICスコアの目安:800点以上)
【職業例】

●翻訳者

翻訳者の仕事のイメージ写真

資料やスピーチ、メール文、ウェブページ、書籍、映画などを日本語から英語、または、英語から日本語に書き換える仕事です。

書かれている内容や背景を正しく理解するために、関連情報を調べたり、必要に応じて適切に伝わるよう意訳したりすることもあります。

書籍、映画などを扱う時には、最新の情報にイチ早く触れることができるという面白みがありますし、翻訳者として名前が記載されることもあります。扱う文章によっては、専門知識や最新の用語を調べたりする情報収集力も求められます。

■英語力の目安: TOEICスコア800点以上

※専門性が高い英訳の場合には、900点以上が望ましい

英語を使う「翻訳」
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●ビジネス英語ライティング指導者

ビジネス英語ライティング指導者のイメージ写真

発表用の資料、スピーチ、レター、メール文などを添削し、より洗練された伝わりやすい文章を書く指導をする仕事です。

メールなどで送られてきた文章の構成を見直し、文法面での誤りを修正し、より適切な表現に変えて戻す場合と、オンライン通話や対面でフィードバックし、留意点を伝える場合があります。英語スクールで講師をやりながら、生徒のニーズに応じて個別にライティングの指導をしたり、フリーランスとして依頼を受けたりして活躍することもできます。

より目的に沿った伝わりやすい文章に校正した結果、依頼者から感謝の言葉をもらうこともあります。また、依頼物を通じて、さまざまなビジネスの現場を垣間見ることができるのも、面白さの一つです。

■英語力の目安: TOEICスコア900点以上

英語を使う「講師」
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●英文文章ライター

英文文章ライターのイメージ写真

新聞や雑誌、広告、ウェブサイトに掲載する記事から、発表文やスピーチ原稿まで、さまざまな文章を英語で書く仕事です。

出版社や組織の広報などの部署に所属する場合や、フリーランスや個人事業主として仕事を請け負ったりすることもあります。英語で文章を書く力が秀でていると、高度な文章の作成を依頼されることもあります。

自分が書いた英文が、いろいろな国の人の目に触れ、読んだ人たちの思考や行動に影響与えていく可能性を秘めているという喜びがあります。新聞や雑誌、広告、ウェブサイトに掲載する記事の場合は、自分の名前が記載されることもあります。

■英語力の目安: TOEICスコア900点以上

英語を使う「記者・ライター」
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未経験からでも英語を使う仕事はできる?

英語力には自信があっても、英語を使う仕事の経験がないために、挑戦できずにいる人もいるのではないでしょうか。ここでは、英語を使う仕事の経験がない人におすすめの仕事と、英語を使う仕事に就くための準備について紹介します。

英語を使う仕事の経験がない人でも挑戦できる仕事って?

英語を使う仕事の経験がなくても、部下や後輩への指導や、家庭教師の経験があるなど、教えることに自信があれば、英会話の講師にチャレンジすることができます。

事務手続きが得意で、人と接することや手助けをすることを楽しめるなら、英会話教室での外国人講師のサポート、教育機関での留学生のサポート、仕事で日本に赴任している外国人スタッフのサポートをする仕事も可能でしょう。

接客業の経験がある場合は、外国人のお客さまが多い店舗や飲食店で、英語を使う接客の仕事にトライすることもできます。

未経験から英語を使う仕事に就くための準備は?

●英語力を高め、英語力を示す資格を取得する

英語力を高めることで、希望により近い仕事に就くチャンスが高まります。そのため、常に英語力を高める努力は必要です。

TOEICをはじめとする英語力を示す資格を継続受験し、より高い点数を履歴書に記載できるようにしましょう。また、実践で使えるよう、基本的なビジネス表現を覚えると共に、目指したい業界で使われているビジネス英語表現や専門用語を調べて、それらを使えるよう練習しておくと良いです。


●ビジネスに役立つスキルや能力も磨く

ビジネスに役立つスキルや能力を磨いておくようにしましょう。

良好な関係構築や確実な意思疎通に欠かせない傾聴力、相手を納得させ動機づけるコミュニケーション力、部下への指導力、失敗や成功から学び仕事に適用したり自律的に仕事を進めていったりする能力などは簡単に身に付くものではありません。そのため、ビジネスで役立つスキルや能力が身に付いていると、そうでない人に比べて、転職の際に英語を使う仕事の経験がなくてもビジネススキルの面で評価されます。

それらの汎用的に役立つ力を土台として、そのうえで、特定の職種で求められる専門的な知識や業務の進め方を生かしていくといいでしょう。


●専門的なスキルを高め、関連情報を収集する

就きたい仕事に必要な専門的スキルを磨くと同時に、スキル発揮に役立つ関連情報を収集しましょう。

英会話講師であればオンライン上で教える力を磨き、外国人講師や留学生、日本への赴任者のサポートをする仕事であれば、彼らのニーズと対応方法を知るための情報集めも効果的です。

その業務で求められるスキルが秀でていて関連情報も持っていれば、未経験であっても採用されるチャンスが高まります。英語力は基本的な力さえあれば、実践を通じて磨いていくことができるからです。

国際資格を取得すれば、活躍できる仕事の幅も広がる

ここでは、英語を使う仕事で役に立つ国際資格を紹介します。国際資格を取得するのは容易ではない分、取得できると高い英語力や学習力などアピールになります。

米国公認会計士(U.S. Certified Public Accountant, U.S.CPA)

米国の会計士資格で、会計をはじめ、経理、財務、税務、法務、ITなどさまざまな専門知識に関する問題が英語で出題されます。グローバルな仕事を遂行するのに役立つ専門知識と実践的な英語力の証明としても活用できます。

米国の会計士資格を求める求人には、経理業務、監査スタッフとしての仕事、IPOコンサルティング業務、財務コンサルタント・アドバイザリースタッフなどがあり、会計士だけではなく、さまざまな仕事にも生かせます。

仕事をしながら試験勉強する場合、資格取得まで一般的に1年半から2年かかると言われていて、比較的難易度が高い資格です。

公認内部監査人(Certified Internal Auditor, CIA)

約190の国と地域で試験が実施されている、内部統制・内部監査に関するスペシャリストを証明する国際的な資格です。試験は日本語でも実施されています。

外資系企業やグローバル企業で、英語を使って監査業務を実施します。具体的な例として、全社システム構築について、グローバル企業で国内外の組織に対して内部監査および内部統制構築支援を行うことがあります。

仕事をしながら試験勉強する場合、資格取得まで約6カ月かかると言われています。短大卒業の場合は5年、大学卒業の場合は2年、大学院卒業の場合は1年の内部監査実務経験が条件となります。

経営学修士(Master of Business Administration, MBA)

経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位です。組織の経営に必要な人的資源管理、財務会計、オペレーション、マーケティング、情報などのテーマを体系的に学ぶことができます。

基本的に英語での授業になり、MBAの学位を英語で取得するためには、高い英語の読解・ライティング・議論をする力が不可欠であり、学ぶ過程でそれらのスキルが更に磨かれます。そのため、MBAの学位を取得している方は、国際資格を有する方と同じように活躍できる場所が多くなります。

MBAホルダーになると、経営のプロフェッショナルとして、外資系企業やグローバル企業で英語を使って、クライアント企業や社内で経営や経営戦略、事業戦略、マーケティング戦略、組織人事などの領域でのコンサルタントとして活躍することが期待できます。更に英文履歴書に書けると有利です。

国内外のビジネススクールで学ぶ必要がありますが、ビジネススクールにより合格の難易度が異なり、ハーバードビジネススクールなど著名なところは、入学の難易度も卒業の難易度も高いです。

英語を使う仕事への転職成功ポイント

英語を使う仕事に転職するためには、TOEICスコアのような英語力を示す点数ばかり気にするのではなく、ほかの準備も入念に行う必要があります。ここでは、英語を使う仕事に転職する際に、押さえてほしいポイントを紹介します。

将来のビジョンを明確にする

自身が将来目指したいことをイメージしたうえで、仕事を探すことをおすすめします。

「なぜ自分は英語を使う仕事をしたいのか」という問いにしっかりと向き合い深堀していくなかで、「自分にとって大事なことは何なのか」「英語を使って何を実現したいのか」が少しずつ明確になっていきます。

将来のビジョンが明確になれば、英語学習を継続する意欲も高まり、転職で必要なエネルギーも湧いてくるでしょう。

実践的な英語力を身に付ける

ビジネス英会話スクールに通ったり、オンラインで毎日30分程度話す練習をしたりしましょう。英語を話す同僚や知人がいる場合は、話し相手になってもらうといいです。

また、ネット上に溢れているテキストのなかから業務のテーマに近いものを選んで読むことで、良質な英文の例が頭に入るので読む力と書く力も鍛えることができます。

面接時や実際の業務では、教科書に載っている基本的な英語だけでは不十分ですので、希望職種で経験するさまざまな場面に応用できる実践的な英語力を身に付けることが大事です。

応募書類や面接対策は入念に。専門家の協力も検討する

転職活動の際には、アピール力のある英文履歴書などの応募書類をそろえましょう。あらかじめ面接で聞かれることや回答を想定し、練習したうえで臨むことが必須です。

職務経歴書を単に英訳するだけでは、適切な形式や回答になりません。筆者は英文履歴書の作成指導と面接のコンサルテーションを長年行ってきたなかで、実績を十分アピールできていない方を数多く見てきました。

多数の応募者がいるなかで、「この人に会ってみたい」「この人と一緒に働きたい」と応募先に思ってもらうための準備を入念に、可能であれば、専門家のサポートも得て行ってください。

英語を使う仕事に向かって一歩踏み出せますように、今回ご紹介した英語を使う仕事やコツを参考にして、自分に合う仕事を見つけてください。

執筆者

井上多恵子さんのプロフィール写真

井上多恵子(いのうえ たえこ)

キャリアコンサルタント、全国通訳案内士、ビジネスコーチほか

長年グローバル企業で人材育成に携わる傍ら、レジュメプロ代表 として、英文履歴書などの作成と面接準備を支援。(両方共現役で活動中)
『プロが教える英文履歴書の書き方―自己分析から面接まで』(DHC、2004)を含む3冊の共著。東北大学・大学院、ビジネス・ブレークスルー大学ほかで英語講師。通訳・翻訳。グローバルプロジェクトメンバー、海外勤務経験あり。

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