
第26回 “Bite(かじる)”“Chew(噛む)”を用いた、使える表現
こんにちは! 暑い日が続きますが、皆さんお元気ですか?
先日、ボクの友人がこんな話をしてくれました。
クライアントからの難題に応えるため、先輩と一緒に、深夜まで残業することになったのだとか……。
夜食の宅配ピザを2人でかじっていると、先輩がこうつぶやきました。
“I really did bite off more than I can chew.”
(噛み切れないほど、かぶりついちゃったよ)
友人は、「食べ過ぎるほどストレスが溜まってしまっているのか」と、先輩のことが心配になったのだそうです。が、実はこの時、彼は大きな誤解をしていました。
皆さん、何か分かりますか?
確かに、先輩の言ったことを直訳すれば友人の言うとおり「噛み切れないほど、かぶりついちゃった」になります。
でも先輩が言っているのは、ピザではなくて仕事の話なんです。
“Bite off more than you can chew”とは「手に余ること、大仕事をやろうとする」という意味になります。
つまり先輩は、「本当に手に余ることを引き受けてしまったなぁ」とボヤいていたというわけです。
“Bite(かじる)”と“Chew(噛む)”を用いた、面白い表現ですよね!
ぜひ、使ってみてください。
夏バテの季節です。
Try not to bite off more than you can chew!
(手に余ることを引き受けて、無理し過ぎないようにしてくださいね!)
それでは、また来週!
文/犬養なみ
早稲田大学で英会話・ビジネス英語を教えているダスティン先生が、ビジネスの現場や職場で、今すぐ使えるお役立ち英語フレーズを教えます! 「英語力をブラッシュアップして、生かせる仕事に転職したい」「グローバルに活躍したい」と考える皆さん、転職活動の合間に、ぜひ覚えていってくださいね。
監修者のプロフィール
Dustin Bullock(ダスティン・ブロック)さん
アメリカ ペンシルバニア州、フィラデルフィア出身。アメリカで保全生態学の教師としてキャリアをスタートさせた後、日本に移住。日本では10年間、英語教師として勤務。現在は早稲田大学で英語の教師として活躍し、ビジネス集中コースでも教鞭をとっている。趣味はマーシャルアーツ、料理、自然の写真撮影。
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