キャリアアドバイザーのアドバイス
質問の意図は、応募者の仕事やキャリアプランが、求めている人材と合致し、自社で実現できるかを判断することにあります。
応募企業の事業内容やキャリアパス、企業文化を調べたうえで、それに合わせた軸を回答します。応募企業の業務と転職の軸が一致していることを示し、積極的に仕事に取り組む姿勢を強調しましょう。
掲載日:2025年12月04日
記事まとめ(要約)
採用面接で、ほぼすべての応募者に聞かれる質問の一つに、志望動機が挙げられます。多くの応募者が答える質問だからこそ、自分の言葉で、説得力のある志望動機を伝えることが重要です。
志望動機の作成方法から伝え方や準備のポイント、シチュエーション別の回答例文を参考に、面接対策に役立ててください。
面接官が応募者に志望動機を聞く理由はさまざまですが、主に確認したいのは「自社に長く勤め、活躍してくれる人材かどうか」ということです。この点を面接官にアピールするために、以下の3つのポイントを必ず押さえるようにしましょう。
応募先の企業について、その事業内容や特色、直近の取り組みなどをリサーチし、理解を深めることは必須です。
そのうえで、「だからこそ、この会社に引かれた」という志望理由につなげて説明するようにしましょう。「同じ業界であれば、競合他社でも良い」と判断されないために、ロジカルに、かつ熱意を持って伝えることが重要です。
また、志望動機と転職・退職理由に一貫性がないと、一気に説得力がなくなってしまいます。現職では実現できないキャリアパスが、応募先の企業ではどのように実現できるのかを前向きに伝えることで、「長く勤める意欲がある」こともアピールできるでしょう。
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説得力のある志望動機を作るためには、ロジカルな構成が重要です。志望動機の作り方を、4つのステップに分けて解説していきます。
まずは、「自分が何をしたいのか」「将来的にどのようなキャリアを実現したいのか」を書き出し、自分の目標やビジョンを明確にしましょう。
これまでの経験をもとに、モチベーションを感じた業務やシチュエーション、伸ばしたいスキルなどをリストアップしていきます。そこから、「今の職種でスキルアップして、スペシャリストとして活躍したい(短・中期)」「この業界に長く携わり、新しいビジネスを生み出していきたい(長期)」など、先々の目標を書き出します。
働くうえでの「自分の軸」を描いていくようなイメージで、構成していきましょう。
応募企業についてのリサーチは入念に行います。沿革、事業内容、提供する商品・サービスはもちろん、特徴や強みについても事前の確認は必須です。
また、業界における立ち位置やトレンド、競合他社との違いについても押さえておきたいところ。競合他社が行っていない取り組みや「業界でも際立っている」と思えるポイントなど、応募企業ならではの特徴や強みを、すべて書き出しておきましょう。
次に、Step 1で書き出した「自分のやりたいこと」と、Step 2の「応募企業の特徴」をつなげる作業に入ります。この2つが結び付くことで、説得力のある志望動機の骨子になります。
例)
自分のやりたいことについて明確に伝えたうえで、応募先の企業の特徴にも言及し、「他社ではなく、この企業だからこそ実現できる」という結論に着地させます。
自分の経験と、そこでの思いが起点になっているため、熱意を伝えることができるでしょう。更に、応募企業ならではの特徴とも結び付いているので、代替できない志望動機になります。
入社意欲や熱意を伝えるために「自分が実現したいこと」を話すのは重要ですが、採用する側にとってより重要なのは、「戦力となる人材かどうか」です。志望動機の最後は、「入社後にどのような活躍・貢献ができるか」という内容で締めくくりましょう。
自分のスキルや経験を生かすことで、企業側にどのように貢献できるのか、Step 3の内容に一貫性を持たせて組み立てましょう。
面接で志望動機について話す際には、簡潔かつロジカルに伝えることが重要です。以下のポイントを押さえ、事前に内容や順番を組み立ててから面接に臨むようにしましょう。
志望動機について話す際には、「結論=最も伝えたい主張やポイント」から始めるのが効果的です。
「転職してかなえたいことは何か」「なぜこの会社を選んだのか」を簡潔にまとめ、冒頭で端的に伝えます。そのあとに過去の経験などについて話し、以下の基本構成に沿って、この主張を補強していきましょう。
志望動機・志望理由の基本構成(話す順)
結論を先に話したうえで、下記①〜④の流れでまとめます。「志望動機・志望理由の作り方」のStep 1〜4でリストアップした内容を、この基本構成に落とし込んでいきましょう。
基本構成に沿った例文
面接で志望動機を話す時は、1~3分程度におさめることが適切だといわれています。短すぎると「あまり熱意がない」という印象を与える可能性があり、また長すぎても「要点が分からず、話を要約するスキルがない」といった印象につながってしまうためです。
を目安に志望動機をまとめておきましょう。
人が1分間に話せる文字数は250~300字といわれています。1~2分程度におさめる場合には、文字数にして250~600字くらいが適切です。実際に書き出してから音読し、1~2分程度におさまるように調整してみてください。
「エピソードなどを交えて詳細に話したい」という場合であっても、上限は3分程度です。エピソードを適切に要約できているか、同じ内容を繰り返していないかなど見直して3分程度におさめましょう。
入社への意欲は、「御社に入社したいと思っています」と率直な言葉で伝えましょう。面接官は複数の応募者の話を聞きながら、言葉のチョイスや表情から本気度を見ています。
応募者にとって面接は、限られた時間で志望動機や入社の意欲を伝え、自分をアピールする場です。遠慮せず、まっすぐに熱意を伝えましょう。
転職・退職理由と志望動機が、すべて直結している必要はありません。ただし、話す順番や表現を工夫して、一貫性を持たせることは重要です。
例えば、転職・退職理由として「一つの職務に集中し、プロフェッショナルとして成長していきたい。現職は業務の幅が広く、実現できない」と挙げたあとに、志望動機で「御社の幅広い事業展開に魅力を感じた」と話すと、「矛盾している」「前後の文脈がつながっていない」という印象を与えてしまいます。
現職では「実現不可能」なことが、応募先の企業ではどのように「実現可能」だと考えているのか。一貫性を持って説明できるように組み立てましょう。
ポイントを押さえて論理的に話せるように、しっかりと準備し、書き出しておくことは重要です。ただし、書いた内容を丸暗記してそのまま話すことは避けましょう。入念に準備しても、「棒読み」という印象を与えてしまっては逆効果です。
また、丸暗記した回答では、深掘り質問に対応できないことや、言葉が詰まってしまうことがあります。
書いた内容を頭に入れたうえで、自分の言葉で声に出してみると効果的です。聞き取りやすいか、気持ちが伝わるかといった点を意識し、身ぶり手ぶりを加えたり、言葉遣いを調整したりするなどの工夫をして、自然に話せるようになるまで練習しましょう。
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面接は、履歴書や職務経歴書などの応募書類に書かれた内容をベースに進められます。
応募書類にまったく記載がない内容をメインに話すと、面接官を困惑させてしまったり、「一貫性・説得力がない」と判断されてしまったりする可能性があります。そのため、基本的には応募書類に書いてある内容に沿って話すようにしましょう。
ただし、「書いた内容を読むだけ」になってしまうのはNGです。書いた内容を膨らませて説明するイメージで臨みましょう。
より具体的な説明を加えたり、ジェスチャーを交えてエピソードを話したりすることで、書類だけでは伝え切れない熱量を表現することもできます。答えた志望動機に対して追加で質問があった場合に備えて、関連するエピソードを複数準備し、話せるようにしておくことも重要です。
履歴書に書き切れなかった志望動機についても話したい場合には、まずは書類にある内容から話し始め、「書き切れなかったのですが、更に……」というように、背景の説明を入れたほうが良いでしょう。
面接が複数回ある場合には「同じ話を何度もして良いのか」と不安に思うかもしれませんが、一次面接であっても最終面接であっても、基本的には同じ志望動機を伝えましょう。
面接担当者はそれぞれ異なる場合があるため、面接ごとに話す内容が同じでも問題ありません。むしろ、一貫した内容を伝えることで、自分の経験や志望動機がしっかり伝わります。
ただし、選考が進めば質問の角度や深さは変わってきます。特に最終面接は役員が行うことが多く、入社意欲をより重要視する傾向があります。
応募企業の特徴や競合他社との違いなどを深掘りする質問があった時のために、企業や業界のリサーチを入念に行ったうえで面接に臨みましょう。
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志望動機・志望理由の回答例文を、業界・職種の経験・未経験別に紹介します。
「食品業界 営業職」の場合
私は食品業界での営業職として、5年間にわたり大手スーパーなどの量販店に新商品の提案や価格交渉を行ってきました。そのなかで、顧客に認知されるためには商品の提案だけでなく、市場のニーズに基づいたプロモーションが非常に重要であると実感しました。
今後は営業職として、販促やプロモーションの企画にも積極的に関わりたいと考えています。
御社のマーケティング戦略では、営業職が市場や顧客のニーズを詳細に分析するプロセスに関与できる点や、実績を重視する評価制度に魅力を感じています。また、御社は海外市場でも積極的に事業展開しており、将来的に可能であれば海外営業にも挑戦したいと思っています。
これまでの営業経験を通じて培った顧客ニーズの理解と的確な対応力を生かし、御社の営業職として売上向上に貢献したいと考え、志望いたしました。
「建設業界 総務職」から「建設業界 経理職」へ応募した場合
これまで建設業界の総務職として、契約書の作成や請求書の管理、社内備品の発注管理など、管理部門を支える業務を担当してきました。そのなかで経理関連の業務にも多く関与し、数字を扱う仕事に対するやりがいや適性を感じたことから、本格的に経理職としてキャリアを築いていきたいと考えるようになりました。
御社が地域に根ざした住宅やマンションの建設に加え、インフラ整備にも注力し、住環境の向上に貢献している姿勢に大変魅力を感じています。堅実な経営を続けている御社だからこそ、経理部門の重要性が高いと考えます。
経理職は未経験ですが、現在、日商簿記2級の取得に向けて勉強しています。数字を通じて会社を支える経理職として、総務職で培った社内調整力や事務処理能力を生かし、短期間で戦力となり御社に貢献したいと考えて志望いたしました。
「専門商社 人事職」から「機械部品メーカー 人事職」へ応募した場合
これまでOA機器専門商社で3年間、人事職として主に採用業務に携わってきました。そのなかで、今後は労務管理、研修の企画や運営にも携わっていきたいと考えていたところ、御社の「採用プロセスから研修に至るまで、一貫した体制を強化する」という求人募集に深く共感し、志望いたしました。
御社は機械部品メーカーとして、高度な技術力を駆使し、グローバル展開を積極的に進めており、特に発展途上国における社会貢献度の高さに大変魅力を感じています。人事として、海外拠点との連携を行い、外国人雇用にも携わっていければと考えています。
異なる業界ではありますが、人事としての採用経験を生かして、採用から研修まで一貫して携わり、戦力となる人材の育成に貢献していきたいと考えています。
「アパレル業界 販売職」から「学校法人専門学校 事務職」へ応募した場合
アパレル販売職として3年間従事し、お客さまのニーズを丁寧に伺い、最適な商品を提案することで信頼関係を築いてきました。お客さまと接するなかで、人の成長や学びをサポートすることに強い関心を抱くようになり、学校事務職員に就きたいと考えるようになりました。
特に御校の卒業生の多くが美容業界で活躍しており、その発展に貢献している点に魅力を感じています。また、「創造性のある人材を育てる」という教育理念にも共感しています。
アパレル販売職で培った、相手の立場に立って考える傾聴力や円滑なコミュニケーション能力、店舗運営における事務処理能力、PCスキルを生かして、学生や教職員の方々と連携しながら、短期間で戦力になり貢献していきたいと考えて志望いたしました。
面接官は「入社意欲の高さ」「入社後に長く働いてくれるかどうか」を確かめるために、志望動機を掘り下げる質問をすることがあります。
ここでは、志望動機を伝えたあとに想定される質問と回答例文を紹介します。
お手本回答例文
私が企業選びで重視しているポイントは、「挑戦できる環境」です。
具体的には、年齢に関係なく、裁量を持ってチャレンジできる環境が整っているかどうかを重視します。御社は、誰もが挑戦できる環境であり、成果につながる挑戦を積極的に行って貢献していきたいと考えています。
質問の意図は、応募者の仕事やキャリアプランが、求めている人材と合致し、自社で実現できるかを判断することにあります。
応募企業の事業内容やキャリアパス、企業文化を調べたうえで、それに合わせた軸を回答します。応募企業の業務と転職の軸が一致していることを示し、積極的に仕事に取り組む姿勢を強調しましょう。
お手本回答例文
現職において、希望する経理職への異動について上司に相談したところ、今後少なくとも3年間は難しいとの回答を受けました。
販売職の業務にもやりがいを感じていましたが、経理職としてのスキルを向上させ、御社に貢献したいという強い思いから転職を決意しました。
この質問を通じて、応募者の問題解決能力や転職に対する真剣さを評価します。
現職や前職に対する不満ではなく、そこでは目標が達成できない理由について、応募企業で実現したい内容を含めて論理的に説明することが重要です。
お手本回答例文
御社と競合他社との違いは、顧客に対して提供する細やかなサービスと、充実したアフターフォローの質が非常に高いところだと考えます。
多くの企業が大量販売によるコストパフォーマンスを重視するなか、御社が希少価値のある商品の提案を行い、顧客満足度を向上させている点に共感しています。
質問の目的は、企業に対する理解度、業界に関する知識、そして入社への意欲を評価することです。そのため、他社を否定するのではなく、応募企業が持つ独自の強みや特徴を他社との違いとして説明してください。
応募企業に関する情報だけでなく、業界や競合他社についても事前に調べておくことが重要です。
お手本回答例文
はい。IT業界で3社応募していますが、御社はこれまで経験したシステム開発と共通する業務が多く、短期間で戦力として貢献できると考えており、第一志望です。
また、御社のプロジェクトリーダーへのキャリアパスにも魅力を感じています。
転職状況や自社への入社意欲を見極めるために、この質問を行います。採用担当者は、他社にも応募している状況で、自社の位置付けを気にします。
他社と比較をして決めるという回答ではなく、応募企業が第一志望であることを、簡潔な理由を添えて伝えると良いでしょう。
お手本回答例文
金融業界では、デジタルトランスフォーメーションの進展が加速し、AIやロボットを活用した業務の効率化やデータの活用が進んでいくと考えています。
また、金利政策による収益性の向上や、IT業界との連携によるスマートフォン決済サービスの強化が重要な要素となります。
テクノロジーの変化や顧客ニーズの多様化に柔軟に対応できる企業が、今後は成長していくと思います。
業界に関する知識から、自社への入社意欲を判断しています。現状のトレンドや技術革新などを踏まえて、多角的な視点から回答することが重要です。
事前に業界についての知識を深めておき、ネガティブな回答ではなく成長が期待できる分野の展望を伝えましょう。
お手本回答例文
不採用となった場合は、自身のスキルや経験を再評価し、足りない部分があれば自己研さんに努めます。
御社が第一志望ですので、再応募の機会があれば、あらためて挑戦することを考えますが、これまでの経験を生かせる同業他社への応募も検討したいと思います。
この質問を通じて、応募者の入社への意欲とリスク管理能力を評価しています。
「考えていない」や「採用されるまで努力する」といった回答は、リスク管理能力が不足していると見なされる可能性があります。また、ほかの業種や職種を検討するという回答は、転職における一貫性が欠けていると判断されることもあります。
応募企業への再挑戦の意向を示しつつ、同業他社への応募も視野に入れるという回答を検討しましょう。
志望動機が浮かばない時は、まず自分自身に、なぜその企業の仕事に興味を持ったのか問いかけてみましょう。そして、その仕事を通じてどのように成長したいのかを考え、応募企業で実現したいこととしてまとめます。
次に、求人情報やウェブサイトを通じて応募企業の特徴を把握し、共感できる点を企業の魅力として伝えましょう。また、企業が求める人材として自分が発揮できる能力を、応募企業でやりたい仕事に結び付けて志望動機とします。
具体的な志望動機の作り方は「志望動機・志望理由の作り方」をご覧ください。
各企業には、それぞれの特徴や強みがあります。社風、社員像、経営理念、サービス・商品の特徴、評価制度、キャリアパスなど、企業が発信している内容を確認してみましょう。
例えば、業績の良さを打ち出している場合、単に「業績が良い」ということだけではなく、その業績向上の要因を掘り下げて、企業ならではの特徴として伝えることが重要です。
ほかの応募者との差別化を図るために、特別な回答を用意する必要はありません。面接官は、応募者が自社についてどれだけ理解しているかを確認しています。
例えば自己PRの質問から、自社が求めている人材を理解し、やるべきことを把握しているのが伝われば、あえて志望動機を質問しないこともあります。事業についての質問から自社への理解度や入社意欲を確認し、志望動機に置き変えることもあるでしょう。
また、入社意欲よりも職務能力を重視する企業の場合、志望動機など履歴書に記載されている内容については質問をしないケースもあります。
このように志望動機を聞かない企業はあるものの、多くの場合は面接で志望動機について質問されるため、しっかりと回答できるように準備しておくことが大切です。
給与や休日の多さに焦点を当てた志望動機は、労働条件にしか興味がないと受け取られ、より良い条件の企業があればすぐに転職する可能性がある人材と捉えられることがあります。そのため、給与や休日に特化した志望動機はおすすめできません。
しかし、実績を重視した給与体系によってモチベーションを向上させ、会社に貢献したいという思いや、ワーク・ライフバランスが整った環境で効率的に働き、成果を上げたいというような仕事に関連する理由であれば、給与や休日を志望動機に含めることも可能です。
志望動機の質問には、応募した企業や職種を選んだ理由、その背景を尋ねる意図があります。そのため、選んだ理由や熱意を重視し、入社後に実現したいことや企業に感じている魅力、自分の能力などをアピールすることが重要です。
一方、自己PRは自分がどのように貢献できるかを示すものです。企業が求める人材としての具体的な強みを、過去の経験や実績、エピソードを交えて伝えることが求められます。
志望動機では、応募企業で働きたい理由を強調し、自己PRでは、企業にどう貢献できるかを説明しましょう。
「第一志望ではありません」や「他社も検討しています」といった返答は、優秀な人材であっても採用に結び付かない可能性があります。
企業は、自社が第一志望ではない応募者が内定を辞退するリスクを考慮し、より入社意欲の高い人材を求めています。
また、「なぜ第一志望なのか?」と聞かれることもあります。その場合、志望動機と重複しても構いませんので、応募企業の経営理念に共感していることや、事業内容の魅力などについて述べると良いでしょう。面接には、応募企業に入社したいという強い意欲を持って臨んでください。
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採用担当者352人にアンケートを実施し、不採用にした志望動機を聞いたところ、大きく4つのパターンに分かれました。
など
など
など
など
【NG例】
【OK例】
経営理念やビジョンへの共感は、応募企業の魅力として志望動機に含めても問題ありませんが、「経営理念・ビジョンに共感しました」だけではNGです。
経営理念・ビジョンの「どこに」「なぜ」共感したのかを具体的に説明できるようにしましょう。共感した部分に対して、自分が貢献できることや発揮できる力をアピールすることで、より説得力のある志望動機になります。
【NG例】
【OK例】
「御社で学ばせていただきたく……」というフレーズは謙虚な姿勢を伝えるために使いがちですが、採用担当者に受け身な印象を与える恐れがあります。また、スキルアップ後、転職を視野に入れていると受け取られる可能性もあります。
「御社で知識やスキルを高めて貢献したい」「前職の経験を生かして御社で活躍したい」など、前向きな姿勢や意欲をアピールするのがポイントです。
【NG例】
【OK例】
給与や休日などの条件面は重要ですが、志望動機・志望理由で強調すると、待遇目的の転職で仕事に対する意欲が感じられないと見なされる恐れがあります。
待遇や条件面に触れたい場合は、あくまでも転職を考えたきっかけの一つとして伝える程度が望ましいです。
条件面をストレートに志望動機とするのは避け、仕事に関するものを中心に、自身の思いや強みを伝えることで、より説得力のある志望動機になります。
【NG例】
【OK例】
大手企業で安定している、業績が伸びているという漠然とした回答では、志望理由として採用担当者から評価されにくくなります。大手や業績が良いという理由だけでは、業績が悪くなれば定着しない人材だと考えられる可能性もあります。
企業規模や業績を盛り込むならば、大手企業だからこそ実現したいことや、業績が伸びている要因を分析したうえで、どのように貢献していきたいかを具体的に伝える必要があります。
面接官は、応募者の志望動機から「自社で長く働く意欲があるか」「活躍できる人材か」といった点を見極めようとしています。限られた時間で面接官の心を動かすためには、ロジカルで説得力のある志望動機を組み立て、熱意を持って伝えることが大切です。
自分のやりたいことやキャリアの目標を、応募企業でどのように実現できると考えているのか、一貫性のある回答をしっかりと準備しておきましょう。
監修者
谷所 健一郎(ヤドケン)
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)
有限会社キャリアドメイン 代表取締役
有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)。1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職塾 、キャリアドメインマリッジを経営。主な著書「はじめての転職ガイド 必ず成功する転職」(マイナビ出版)、「転職者のための職務経歴書・履歴書・添え状の書き方」(マイナビ出版)、「転職者のための面接回答例」(マイナビ出版)、「転職者のための自己分析」(マイナビ出版) ほか多数。
マイナビ転職 編集部
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