服装自由の面接では、何を着ていくべき?服装例や服装選びのポイントも解説
掲載日:2025年02月06日
更新日:2025年03月27日
監修者谷所 健一郎
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)/有限会社キャリアドメイン 代表取締役
記事まとめ(要約)
- 服装自由を指定する意図は、TPOを守れるかのチェック、個性の確認、応募者への気遣いなど
- 迷ったらスーツでも問題はない
- スーツ以外ならオフィスカジュアルを意識した服装にする
- 服装選びでは「社風に合うか」「清潔感があるか」「全身に統一感があるか」がポイント
面接の際、「服装自由」と告げられても、何を着ていけばいいのか迷いますよね。
実は、企業が「服装自由」と指定するのにはさまざまな意図があります。面接における「服装自由」の意図から、おすすめの服装、そして面接の服装選びで大切なポイントまで解説します。
あえて「服装自由」を指定する意図
企業が面接で「服装自由」と指定する意図は、大きく分けて3つあります。
TPOを守れるかチェックしている
面接官は、応募者にビジネスマナーがあるかをチェックしています。特に、服装には「ビジネスにおけるTPOの判断ができるか」つまり、ビジネスの場に見合う振る舞いや装いができるかが表れます。
「服装自由」だからといって、プライベートで遊びに行くようなカジュアルすぎる服装や、服にシワやシミがある清潔感を欠いた装いは厳禁です。
面接もビジネスの場の一つです。ジャケットを羽織る、襟付きのシャツを着るなど、オフィスカジュアルの装いを心掛けましょう。
個性やセンスを見ている
企業によっては、応募者のセンスをチェックしたいという意図があります。特にアパレル関連や、私服で顧客に会うような職種の場合には、企業イメージに合った装いができるかどうかは重要です。
応募企業の社風や文化などを調べてから服装を考えるようにしましょう。例えば、アパレル企業の面接を受ける場合、必ずしも応募企業のブランドの服を着る必要はありませんが、ブランドイメージに合わない装いは控えるべきです。
「楽な服装でどうぞ」という応募者への気遣い
応募者に「リラックスした状態で来てほしい」という理由から、転職面接に私服を指定する企業も増えてきています。
緊張感を少しでもなくし、応募者の自分らしさを引き出して話したい、という意図があります。また、自由な社風で働きやすい環境をアピールしたいと考えている企業も多いです。
この場合でも基本の押さえるべきポイントは変わりませんので、迷ったら「TPOを守れるかチェックしている」を参考に、オフィスカジュアルに寄せた服装を心掛けましょう。
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面接の「服装自由」では何を着ていくべき?
面接で「服装自由」と指定された場合は、どのような服装で行くべきか、ポイントを解説します。
迷ったらスーツでも問題はない
企業が「服装自由」と指定するのは、応募者の個性を見たい、リラックスした雰囲気で面接を行いたいという理由が多いですが、スーツで行くこと自体は問題ありません。
「服装自由」であれば、スーツも選択肢の一つですし、スーツはどんな場面でも失礼がなく、面接官に真面目な印象を与える服装です。
ただし、自由な社風をアピールしている企業の場合、スーツを着ていくと「堅い人だな」と思われてしまう可能性もあります。企業の雰囲気に合わせて、服装を選ぶように意識してください。
スーツ以外ならオフィスカジュアルを意識した服装にしよう
スーツ以外で面接に赴くなら、オフィスカジュアルを意識した服装がおすすめです。ジャケットや襟付きのシャツを合わせるなど、「きちんと感」を意識したコーディネートを心掛けましょう。
面接では、あくまでもビジネスパーソンとしての好印象を与えたいものです。ジャケットだけでなく、シャツやボトムスにもシワがなく、清潔感のある装いが大切です。
「私服でお越しください」と言われたら?
「私服」と指定された場合でも、プライベートで着るようなカジュアルすぎる服装はNGです。
企業の雰囲気に合った服装をしたいなら、ホームページやSNSで発信している情報から、社風や社員の服装をチェックし、イメージを合わせておきましょう。その場合も、清潔感を大切に。迷ったらオフィスカジュアルで問題ありません。
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応募者が悩む「面接の服装」のQ&A
服装の自由度はどれくらいか、社風を確かめる方法は?
服装が自由であっても、面接であればビジネスパーソンにふさわしいオフィスカジュアルな服装で臨むべきです。
応募企業のウェブサイトや求人情報に、企業が重視している点や方向性などが書かれていれば、社風や自由度を見極めることができます。
また社員のインタビュー記事があれば、社員の雰囲気や働き方を確かめることができます。
企業が発信している社員のブログなどのSNSも参考になりますので、チェックしてみましょう。
採用試験前にカジュアル面談を行う企業は、配属予定部署の社員が面談をすることがあるので、実際の社員の服装や働き方を確かめることができます。
どれくらい自由な服装でいいのか、あらためて採用担当者に聞いてもいい?
面接日の調整など別件で確認することがあれば、合わせて聞くのは問題ありませんが、服装だけを採用担当者に聞くことは、あまりおすすめできません。
質問をしても的確な回答が得られるとは限りませんし、「自分で判断できないのか」と考える面接官もいます。悩んでいるならば、ジャケットを着たオフィスカジュアルやスーツで問題ありません。
業種や企業の社風にもよりますが、服装が自由だからといって、遊びで着るようなカジュアル過ぎる服装は避けましょう。カジュアルな服装で面接に臨んで、面接官がスーツやジャケットですと、違和感を与える可能性があります。
スーツを着ていったら、みんな私服だった!これって印象悪い?
服装自由でスーツを着ているから、印象が悪いと考える面接官はいません。
スーツが面接マナーに反していることはまったくありませんし、採否に影響することもありません。
むしろ遊びに行くような私服で面接に行って、社員がオフィスカジュアルですと印象が悪くなります。
ただし「私服でお越しください」という場合でスーツですと、指示した内容を理解していないと受け取られる可能性があります。
自社のウェブサイトや求人情報などで、社員の服装などのリサーチを行っていないと考える面接官もいるかもしれません。
周りの応募者が私服で気になるようでしたら、面接官に「次回はカジュアルな服装で参ります」と伝えましょう。
面接で「服装自由」と言われた時の服装例
面接で「服装自由」と言われたときに、実際にはどんな服装で行けばいいのでしょうか。
オフィスカジュアルを想定し、具体的な服装例と選び方のポイントをご紹介いたします。
ジャケット
「服装自由」と言われても、ジャケットは持っておくと安心です。羽織るだけできちんと感を演出できます。夏場は薄手のジャケットやカーディガンで代用するのもOKです。
トップス
シャツやブラウスを基本に、無地やシンプルな柄のものは、ジャケットに合わせやすくおすすめ。特に綿のシャツは、清潔感があり、どんな場面でも合わせやすいアイテムです。ジャケットに合わせて、清潔感のあるトップスを選びましょう。
ボトムス
ジャケットやトップスとのバランスを考え、選びましょう。スラックスは、スーツと同じ生地で作られたものが多く、フォーマルな印象に。
一方、チノパンはスラックスよりもカジュアルな印象ですが、清潔感のあるものを選んで、トップスをきちんと合わせることで、ビジネスシーンにも適応できます。
スカートの場合、丈が短いとカジュアルな印象が強く出るので注意してください。
シューズ
シューズは、服装全体の印象を大きく左右するアイテムです。特に革靴は、ビジネスシーンにふさわしい最もフォーマルな一足です。
革靴よりもカジュアルなローファーは、オフィスカジュアルにぴったりです。パンプスの場合も、シンプルなデザインのものを選ぶことでコーディネートがまとまりやすくなります。
カバン・バッグ
カバンも身だしなみに関わる重要なアイテムの一つ。服装とのコーディネートから浮いてしまわないようシンプルで落ち着いたデザイン、かつ清潔感があるものを選びます。
実用性も重視し、A4サイズの書類が入るものがおすすめです。面接で、書類などを受け取ることもあるからです。
アクセサリーやネイルはしても大丈夫?
面接でのアクセサリーやネイルは、業種や職種にもよりますが、清潔感があり、服装とのバランスが取れていれば問題ありません。シンプルなデザインのネックレスやピアスなどは、華やかさをプラスできます。
ただし、派手な色や大ぶりなデザインのものは、TPOに合わず、不適切な印象を与えてしまう可能性があるため注意が必要です。
夏でもジャケットは着たほうが良い?
夏の暑い時期でも、基本的にジャケットの着用がおすすめです。ジャケットを着用することで、企業への敬意を示し、清潔感やフォーマルさをプラスできます。
面接会場までは、ジャケットを脱いで移動しても問題ありません。ただし、シワにならないよう注意しましょう。
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面接の服装選びで大切なポイント
面接時の服装選びで押さえておきたいポイントを紹介します。
応募企業の社風に合うか
企業の求める人物像は、その会社の文化や仕事内容によって大きく異なります。そのため、面接の服装も、その企業に合ったものを選ぶことが大切です。
面接官は、ビジネスパーソンとしてTPOをわきまえているかを見ています。自社の社風やビジネスにふさわしくない服装だと、社会人としてのTPOを判断できない人と思われる可能性があります。企業のウェブサイトやSNSなどを参考に、企業の文化や雰囲気を把握しましょう。
清潔感のある服装か
面接での服装は、第一印象を大きく左右する重要な要素です。清潔感は、その第一印象を決めるうえで欠かせません。スーツやジャケットはクリーニングに出してシワがないように、シャツやボトムスにはアイロンをかけておきましょう。
髪型もきちんと整え、爪も短く切りそろえるなど、全身に気を配ることも大切です。
面接直前にも、だらしない印象を与える要素はないか、トイレや手鏡でチェックしてから臨みましょう。
全身の服装に統一感があるか
面接では、服装の統一感が大切です。服に合わせて、靴やカバン、小物もコーディネートしましょう。
清潔感のある服を選んだとしても、異質なアイテムがあると悪目立ちしてしまいます。派手な柄物や異なるテイストのアイテムを組み合わせるのは避け、全体的に落ち着いた雰囲気を心掛けましょう。色使いと素材感を意識すると、統一感が出やすくなります。
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まとめ
面接の服装は、あなたの第一印象を決める大切な要素です。そして、身だしなみはあなたの社会人としての意識の高さを示すバロメーターとなります。
面接で「服装自由」と言われた場合は、清潔感があり、TPOに合った服装を選ぶことを意識することが重要です。企業の雰囲気に合わせて、自分に合った服装を選び、自信を持って面接に臨んでください。
監修者
谷所 健一郎(ヤドケン)
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)
有限会社キャリアドメイン 代表取締役
有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)。1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職塾 、キャリアドメインマリッジを経営。主な著書「はじめての転職ガイド 必ず成功する転職」(マイナビ出版)、「転職者のための職務経歴書・履歴書・添え状の書き方」(マイナビ出版)、「転職者のための面接回答例」(マイナビ出版)、「転職者のための自己分析」(マイナビ出版) ほか多数。
イラスト:琥珀雨
マイナビ転職 編集部
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