放送・映像関連職（プロデューサー・ディレクターなど）の職務経歴書　書き方と見本・フォーマット

更新日：2024年11月28日

監修者マイナビ転職　転職アドバイザー

監修者谷所　健一郎

キャリア・デベロップメント・アドバイザー（CDA）／有限会社キャリアドメイン　代表取締役

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放送・映像関連職（プロデューサー・ディレクターなど）の職務経歴書の書き方、ポイント

担当業務や実績を具体的に記載する

まずは募集要項やWEBサイトなどを読み込み、制作実績、具体的な業務内容や求められる経験、スキルに関することを把握します。それらと合致する経験やスキルを強調することで職務経歴書の精度が上がるからです。

自身の経験は案件ごとに以下のような項目に分けて明記します。

・ジャンルや番組・作品名
・担当業務（例：企画・構成・シナリオ作成・事前リサーチ・演出・撮影・編集等）
・予算規模・チームの体制や人数など
・実績（視聴率、PV数、クライアント評価など）

職務経歴書とは別にポートフォリオを準備できると良いでしょう。動画で作成し、YouTubeで限定公開するのもおすすめです。

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企画力・実行力のアピールは必須

過去の経験から企画力、プロデュース能力が伝わるように記載するのがポイントです。マーケティングを経た企画、予算や納期を調整し、チームを束ねて納品（公開）までやりきる実行力があることも明示したいところ。課題に対しての工夫、取り組み、得た成果を具体的に記載することで、自身の強みとしても伝わるでしょう。

未経験者であっても職務のなかで企画提案して実現させたもの、得意な分野に関する知識を具体的に記載しましょう。業務の繁忙期には激務になることも多い職種だけに、仕事に対する情熱や、業務を遂行させる責任感をアピールするのも有効です。

映像・画像編集に携わっているのであれば、ソフト名や使用レベルについても記載することでテクニカルスキルのアピールになります。

放送・映像関連職（プロデューサー・ディレクターなど）に求められる能力と自己PR法

放送・映像関連の知識や経験が豊富であり、応募企業において短期間で即戦力となることを積極的に打ち出します。具体的な番組名と、その評価を記載し、実績については具体的な数値で裏付けましょう。

企画内容で評価される業界のため、企画力のアピールは必須です。また、企画力を支えるのは情報感度や収集力です。さまざまなことに興味関心を持ち、アンテナを張り、キャッチアップしていることを裏付けるため、日ごろからどのような媒体に目を向けて情報を得ているのか、具体的に記載します。

コミュニケーション能力は重要なポイント。ADなど制作チームとの協調性、信頼関係の構築、プロジェクトマネジメントをするうえで努力してきたこと、リーダーシップを取ることで目標達成に導いたエピソードを盛り込むと良いでしょう。

放送・映像関連職（プロデューサー・ディレクターなど）の職務経歴書　見本・サンプル

放送・映像関連職（プロデューサー・ディレクターなど）の職務経歴書サンプルをダウンロードできます（Word形式）。例文を見本にして書いてみてくださいね！

放送・映像関連職（プロデューサー・ディレクターなど）ならではの書き方・ポイント

見出しをつけて職種ごとに業務内容や実績を述べ、どこでどんな業務を行っていたのかが一目瞭然で分かるようにしましょう。それによって、採用側に業務で即戦力となることを印象づけることができます。

• 退職理由・転職理由は、職務経歴書に記載する必要はありません。応募につながる前向きな理由であれば記載しても良いでしょう。

1担当した番組を記載しよう

職務要約を記載し、どのような経験をしてきたのか、採用担当の方が一目で理解できるようにまとめましょう。

2応募職種に関連する業務をアピールする

守秘義務を考慮し、開示可能な範囲で担当した番組名や視聴率、制作に伴うエピソードなどを記載しましょう。

3パーソナリティもアピール

特にAD経験は放送業務の基礎と言えるので、積極的に記載を。そこで培った仕事に対する姿勢もパーソナリティをアピールする材料になります。

4臨機応変さをアピールする

放送や映像関連の職種では、緻密な企画力や構成力だけでなく、突発的な事態や、実現困難な企画への対応が求められることも多いため、即戦力を感じさせるエピソードを記載します。

5客観的な裏付けデータが重要

番組を制作するうえでの企画力、リサーチ力を客観的に裏付けるためには、視聴率や評価を記載します。

6リーダーシップを裏付け、ディレクターとしての適性をアピール

担当した番組を羅列するだけでは伝わらない、リーダーシップを取る時の心構えなどもアピール。仕事を進めるうえでのこだわりや苦労した経験なども、番組制作に対する責任感が伝わり、クリエイティブ職としての奥深さが出ます。

7映像制作・編集に関するスキルを記載

映像制作・編集で生かせるスキルがあれば記載しましょう。自己啓発として資格・スキル習得に取り組んでいることも記載し、向上心の高さをアピールします。

放送・映像関連職（プロデューサー・ディレクターなど）の職務経歴書ダウンロード

放送・映像関連職（プロデューサー・ディレクターなど）の職務経歴書のサンプル（Word）がダウンロードできます。

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例文監修

谷所　健一郎（ヤドケン）

キャリア・デベロップメント・アドバイザー（CDA）
有限会社キャリアドメイン　代表取締役

有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメント・アドバイザー（CDA）。1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職塾 、キャリアドメインマリッジを経営。主な著書「はじめての転職ガイド 必ず成功する転職」（マイナビ出版）、「転職者のための職務経歴書・履歴書・添え状の書き方」（マイナビ出版）、「転職者のための面接回答例」（マイナビ出版）、「転職者のための自己分析」（マイナビ出版）　ほか多数。

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