面接で「最近のニュース」を聞かれた時の答え方|OK・NGに分けて回答例も紹介
更新日:2024/11/21
転職の面接で聞かれる「気になる最近のニュースは?」。世間話のような質問ですが、深い意図がない質問だと思って気軽に答えるのはNG。企業が何のためにこの質問をするのか、話すニュースの選び方、正しい答え方などを紹介します。
INDEX
企業はどうして面接で「気になっている最近のニュース」を聞くの?
企業が面接で転職者に気になる最近のニュースを聞く場合、「情報収集力」「社会問題に対する意識」「考え方や価値観」「自分の意見を伝える力」などをチェックしている可能性が大きいです。
情報収集力を測るため
転職面接で気になる最近のニュースを聞かれる理由の一つに、転職者に情報収集力があるかどうかをチェックするという意図があります。
情報収集力は、適切な情報を素早く収集・精査できる能力のことで、面接官は転職者が、多くの情報の中から目的に合った情報を集め、真偽や確実性を考慮し、取捨選択ができる人材か、ということを見ています。
情報収集の能力が高い人は、有益性の高い情報を素早く見極めることができるため、効率的に知識をインプットでき、仕事の作業スピードや質が上がりやすくなります。
膨大な情報があふれる現代において、ますます重要視されるスキルと言えるでしょう。
社会問題に対する意識を確認するため
転職の面接で気になる最近のニュースを聞かれた際、答えられるかどうかは、日常的に社会に目を向け問題意識を持っているかに左右されます。そのことから、面接官は転職者に対して、環境や労働、教育など身近な社会問題に対する情報感度や当事者意識の高さを測っています。
転職して日々業務を行う会社も言ってみれば「小さな社会」です。その社会で起きる問題に対して、ひとごとではなく自分事として向き合える人材なのか。
日常生活や仕事に深い関わりのある社会問題に対して、興味・関心を持ち、自分なりの考えが伝えられることで社会性があると判断され、入社後も協調性を持って活躍してくれそうという印象を与えられるでしょう。
転職者の考え方や価値観を知るため
転職の面接で気になる最近のニュースを聞くことで、面接官は転職者の考え方や価値観を知ろうとしています。
転職者がどんなことに興味を持っていて、どんなニュースを選ぶのか、選んだ理由やニュースに対してどんな問題意識や意見を持ったのかなど、ニュースの話題を通して転職者の人となりを確認する意図があります。
転職者の考え方や価値観、人柄が自社の社風に合っているか、社員とのマッチングはどうかを確認しているケースもあるでしょう。
自分の意見を伝える力があるかを見るため
面接官は、気になる最近のニュースを聞くことで、転職者に自分の意見を伝える能力があるかも確認しています。
面接官は転職者と世間話がしたいわけではありませんので、「最近はこれが気になっていて〜」という内容に終始するのはNG。
取り上げたニュースに対して、何が問題でどういった意見や解決策を考えたのかを一般論ではなく自分の言葉で伝えることが必要です。
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概要だけはNG! 面接で最近のニュースを聞かれたら必ず「自分の意見」を交えて答える
先にも触れましたが、面接で気になる最近のニュースを聞かれた際、「こんなニュースに興味を持ちました」と概要だけ答えるのはNGです。
面接官は、最近どんなニュースがあるのかといったはやりやトレンドが知りたくて聞いているわけではありません。
気になるニュースを質問することで、転職者がニュースの内容から物事の本質や問題点を正しく理解し、自分の考えや意見を持ったうえで、具体的な解決策まで落とし込むことができる人物なのかということをチェックしています。
日ごろ何気なく目にしているニュースですが、それに対して即座に自分の考えや意見を述べるということは簡単ではありません。
転職の面接で最近の気になるニュースをスムーズに答えるためには、普段から積極的に情報収集を行い、情報をかみ砕き、物事に対して問題意識や自分の意見を持つことを習慣化することが必要。情報収集というインプットで終わらず、自分の考えや意見を書いたり伝えたりするアウトプットまで落とし込むことが重要です。
面接でニュースを通して自分の意見をしっかり伝えることができれば、仕事上で課題や問題が発生した際、何が問題なのかを棚卸しし、具体的な解決案を提案できる人材であるという好印象を与えることができるでしょう。
面接で話す「最近のニュース」はどんな内容を選べば良い?
転職面接で聞かれる気になる最近のニュースは、自分の意見を交えて回答することが大切とお伝えしました。そのためには、どんなニュースを選ぶかということも重要です。一つずつポイントを見ていきましょう。
自分の意見を話すことができるニュースか
転職の面接で回答する最近のニュースの選び方でもっとも大切なのは、自分の意見を交えて話すことができるニュースかどうかということです。
転職の面接ということで好印象を残そうと、つい賢く見えそうな難しいニュースなどを選んでしまいがちですが、そのニュースの内容や本質を理解ししっかり自分の考えを述べられなければ、マイナスの印象になってしまうことも。
無理に難しい題材を選ばず、自分の興味があり得意とする分野のニュースを選び、適切に理解し自分の意見を伝えることを最重視しましょう。
志望企業や仕事内容に関連のあるビジネスニュースだとベスト
転職の面接で選ぶニュースとしては、ビジネス関連のニュースがベター。
就職活動の面接では、就労経験が浅いため、より幅広い内容の社会情勢などでもOKですが、転職の場合は、転職先企業や業界にまつわるビジネスニュースを選ぶことで仕事への意欲や情報感度を直接的にアピールすることができます。かつ、TPOに合わせた話題を話せるというコミュニケーション能力のアピールにも。
志望業界のビジネスニュースを選ぶことで、自分が培ってきたこれまでの仕事の知識や経験なども話に織り交ぜやすく、オリジナリティが出せるでしょう。
旬なニュースか
面接で気になるニュースを回答する場合は、旬のニュースかということにも気を付けましょう。
最近のニュースを取り上げることで、世界経済や社会情勢などへの感度が高く情報収集力があると評価されます。
といっても、面接当日やその週に起きたことでなければいけないわけではありません。できれば、直近1〜3カ月など数カ月以内の出来事だと時事性があり良いでしょう。
その際、関連する分野の動向などこれまでの流れを簡単な時系列的に話せると、以前から関心があることをアピールできます。
反対に、数年前の古いニュースを選んでしまうと、「最新の情報に興味がなく情報感度が低い?」「時代のスピードについていけてない?」などネガティブな印象を与えてしまうことも。なるべく新しいニュースを選ぶようにしましょう。
信頼できる情報源からのニュースか
情報があふれかえる現代では、選ぶ情報の信ぴょう性というのも重要なポイントになります。面接で答えるニュースは、信頼できる情報源からのものを選びましょう。
近頃は、消費者の興味を引くために、内容が誇張されていたりフェイクニュースだったりする記事も存在します。
そういった誤った情報を面接で話してしまわないように、選んだニュースが一次情報なのか、新聞など全国区の大きなメディアが公式に発信している情報か、官公庁が出している情報かなど、信頼できる情報源からの正しいニュースかをしっかり確認しましょう。
避けたほうがいいニュースは「芸能やゴシップ」「宗教や政治関連」「個人的すぎる内容」
転職の面接で選ぶべきニュースの内容がある一方で、避けたほうがいいトピックもあります。それは、芸能やゴシップ、宗教や政治関連、内容が個人的すぎるニュースなど。
有名人にまつわるゴシップネタや映画や音楽などのエンタメ系のニュースはカジュアルすぎるため、面接という場には適しません。
面接では支持政党や宗教に関する話題や質問も、採用差別になるため許容されていませんので、こういった話題の回答は避けたほうがいいでしょう。
また、身近な友人や家族に起きた出来事など面接官が知り得ないような内容の個人的すぎるニュースも避けましょう。
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面接で「最近のニュース」について答える際の3ステップ
話すニュースが決まったら、次に押さえておきたいのが実際の面接での答え方。
話す内容を論理的に分かりやすく伝えるためには、事前に話の骨子を組み立て実際に話す流れを想定して準備しておくことが重要です。次の3ステップを意識して練習してみましょう。
1.ニュースの概要説明
まずは、ニュースの概要説明です。
取り上げるニュースの内容を面接官が知らないことも考慮して、ニュースの要点を簡潔に伝えましょう。
「いつ頃の」「何についての」「どんな人が関わっている」ニュースなのかを明確にして内容を説明します。
面接官の反応や回答によって話す情報の濃度を変えられると、場面に合わせた適切なコミュニケーションが取れる人物とイメージアップにつながるでしょう。
2.なぜそのニュースに興味を持ったのかの理由説明
次に、なぜそのニュースに興味関心を持ったのかという理由を説明します。
「なんとなく気になって」などはもちろんNG。志望業界に関連するビジネスニュースであれば、以前から業界全体の課題と感じているトピックだったことや、自身が仕事で携わる内容であることなど、自分のマインドや経験などバックグラウンドと絡めて理由に落とし込めると良いでしょう。
3.ニュースの本質や問題点はどんなところにあり、自分はどういった意見・感想を持ったのか
最後に、取り上げたニュースの問題点や課題点がどんなところにあり、それに対して自分がどういう考え・意見を持ったのかを説明しましょう。
自分の考えを持つためには、先入観を捨ててニュースの本質を見極めることが大切です。誰かの感想を引用するのではなく、自分がどう感じたのかを自分の言葉で伝えましょう。
初めからうまくまとめることは難しいと思うので、まずは体裁や話す順序などを気にせず思ったままの感情を箇条書きに複数書き出してみてから整理するのがおすすめです。
ニュースに対する自分の意見がまとまったら、更に「今後自分がどうしたいか」というアクションまで示せると、問題に対しての深い理解力や行動指標に落とし込む力をアピールすることができます。
面接での「最近のニュース」へのOK&NG回答例文
【OK回答例文1】業界に関するニュース(環境問題×自動車業界)
私が興味を持った最近のニュースは、自動車業界が今100年に1度の大変革期といわれていることについてです。
地球温暖化に伴う世界共通の課題として「脱炭素」が掲げられ、日本でも2035年までにガソリン車の新車販売禁止が決定しました。
それにより、各社自動車のEV化が急務となり、日本の産業構造自体が大きく変わるタイミングにきています。ニュースに触れ、自分が働く自動車業界の大変革期に関われることで、期待と責任を感じています。
EV化に対しては、サプライヤーの先行き不安やエネルギーインフラへの懸念など大小さまざまな問題や課題がありますが、自動運転など含め人々の明るい未来のために直接的な貢献ができる自動車業界に携わっていることに大きなやりがいと責任を感じます。
前職では主にカメラやレーザーを用いたセンシング技術に関する開発を行っており、そういった経験を電気自動車や自動運転車の開発に役立て、微力ながら環境問題改善に貢献していけたらと考えています。
キャリアアドバイザーからの解説とアドバイス
希望する自動車業界に関連するニュースを取り上げており、ニュースをどう受け止めているか、そしてどう関わっていくかまで伝えていますので、活躍する姿がイメージでき評価される回答でしょう。
ただし面接官が技術者ですと「脱炭素」やEVの話題は、特に最近のニュースではないと感じる可能性があります。応募者がセンシング技術の開発を行っているならば、今後自動運転のセンシング技術で重要なLiDAR (ライダー)など、専門技術に関する最新ニュースを回答してもいいでしょう。
面接官に合わせて、最近のニュースを回答することも大切です。
【OK回答例文2】業界に関するニュース(人口減少×保険業界)
私が関心を持った最近のニュースは、2022年の日本の出生数が80万人割れしたことについてです。
2015年までは出生数が100万人を超えていたため、7年で20万人も減少しています。年々進む少子高齢化によって自身が属する保険業界にも大きな変化がもたらされると注目しています。
今後、社会保険料を払い社会保障を支える65歳未満の生産人口が減少し、社会保障給付を受け取る側の高齢者は更に増加していくことから、社会保障の状況は悪化していくのではないかと考えています。
こういった状況のなかで、人生100年時代とされる現代は、生きる期間も働く期間も長くなり、保険業界が提供する保険プランもより重要になり、多様化する生き方にマッチするものに変化していくべきだと感じます。
保険業界で働く営業職として、お客さまごとのライフプランに寄り添った商品を提供できるよう、国の制度や保障をはじめ社会動向を常にチェックして業務に生かすよう心掛けています。
キャリアアドバイザーからの解説とアドバイス
出生数の減少のニュースについて、過去と現在の出生数と減少数を伝えており、更に今後の社会保障が悪化していく考えまで述べていますので、情報収集力や社会問題への意識力がアピールできています。
ニュースと関連させて希望職種である保険業界の保険プランについての考えや、働く姿勢を示しており、好感が持てる回答です。
保険プランの提案について、保険会社によって特徴がありますので、事前に応募企業の保険の特徴を調べたうえで、関連する内容を回答するといいでしょう。
【OK回答例文3】業界に関するニュース(AI技術×IT業界)
私が最近興味を持ったニュースは、AI技術の進歩についてです。
近年、自然な会話や文章作成ができる『ChatGPT』や高度なイラストを即時生成できる『HolaraAI』といったAI技術を用いたサービスが続々とリリースされています。IT業界で働く友人たちやクライアントの間でも話題になっており、私も実際に使ってみましたが、まるで人が制作したかのようなクオリティの高さに驚きました。
現在各業界において、AIやビッグデータ、IoTの活用が進んでおり、AIエンジニアやデータサイエンティストなどAIを扱い管理する側のニーズが高まり、IT業界が担う役割も大きくなっていくと感じています。
一方、AIで代替できる仕事が増えていくのも事実です。自身もITエンジニアとして、AIを効率的に活用する側の人材でいられるよう新しいサービスから積極的に学び、技術を磨き続けたいと思います。
キャリアアドバイザーからの解説とアドバイス
最近のニュースとして現職や応募企業の業務と関連性があるAIについて回答していますので、面接官は興味を持って聞くでしょう。
IT技術者であれば、クオリティの高さに驚いただけでなく、例えば強化学習や画像のリアリティの進化など、具体的に驚いた内容まで伝えるといいですね。
ただし代替できる仕事が増えていくので、AIを効率的に活用する側の人材という表現が、何を目指しているのか分かりにくい部分があります。AI技術者などきちんと伝えたほうがいいでしょう。
【OK回答例文4】業界に関するニュース(リモートワーク×旅行業界)
私が興味を持った最近のニュースは、旅行業界の復活についてです。
2020年に新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言が発令されてから、観光業や旅行業界は数年停滞していましたが、今年に入り復活の兆しが見えてきました。
この数年で働き方や暮らし方が大きく変わった人も多く、旅行のスタイルも新しいものになっていくのではないかと考えます。例えば、仕事とバケーションを掛け合わせたワーケーションを行う人、都市部の会社に所属しながら地方移住をする人など、仕事や暮らしと旅行が今後より近しいものになっていくのではないでしょうか。
御社では、そういった変化にも適した環境や旅行プランを提案していくことで、旅行を一大イベントではなく、より日常に寄り添った楽しみとして捉えてもらい、新しい層のお客さま獲得に貢献できたらと考えています。
キャリアアドバイザーからの解説とアドバイス
旅行業界の復活というニュースから、旅行の在り方や働き方についての意見を述べていますので、ニュースを聞き流すだけでなく、情報から自分の考えを整理できる人材だと評価されるでしょう。
【NG回答例文1】芸能に関するニュース
私が気になっている最近のニュースは、応援している歌手の●●さんが世界20都市を回る海外ツアーを行ったことです。
●●さんは、私が学生時代からずっと応援している歌手で、●●さんの歌に何度も励まされ勇気づけられてきました。
●●さんが国内だけではなく世界へ羽ばたき活躍している姿を見て、私も日々の業務をコツコツと頑張り、誰かを勇気づけられるような仕事がしたい! と感じました。
キャリアアドバイザーからの解説とアドバイス
芸能関連のニュースは、カジュアル過ぎて面接の回答として高評価をしない面接官がいますので、最近のニュースとしてはふさわしくないでしょう。
また、応援している歌手に励まされ勇気づけられているだけでは、漠然とした回答です。例えばどういった生き方に勇気づけられるのか詳細に伝えたうえで、どのように勇気づけられる仕事がしたいのか具体的に回答する必要があります。
【NG回答例文2】政治・宗教に関するニュース
私が気になっている最近のニュースは、先日の選挙で●●党の●●さんが当選したことです。
現在の日本は、昔からの家父長制の名残が根深く、ジェンダー平等や社会への男女共同参画などの面で海外に大きく後れを取っています。当選した●●さんは、○○方針や子育て支援などをマニフェストに掲げ志高く活動していってくれることが期待できます。
私も日々の業務では高い目標を持って、ゆくゆくは社会問題にも寄与できるような仕事に携われるといいなと思っております。
キャリアアドバイザーからの解説とアドバイス
面接では政治や宗教に関する話題や質問が、採用差別に該当するため行うべきではないとされています。
応募者の最近のニュースの回答でも、支持政党や支持する政治家のニュースは伝えるべきではありません。面接官は、応募者が支持政党や支持する政治家について話すことに対してあまり好ましいと思わないでしょう。
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面接で最近のニュースを話す時に関するQ&A
Q.最近のニュースに関する情報を集めるためにどうすればいい?
A. 情報が偏らないようさまざまな情報源から情報収集し、日ごろから習慣化することが大切!
面接の時だけでなく、情報収集を日ごろから習慣化することが大切です。
情報が偏らないよう、新聞、テレビ、ラジオ、四季報、雑誌、書籍、ニュースアプリなど、いろいろなサービスやツールから情報収集をしましょう。興味がある企業や経営者のブログなどから情報を得ることもできます。
Googleアラートは、気になるトピックについて登録をしておくと新しい検索結果が見つかった時にメールが届きますので、特定のトピックの情報収集に便利です。
新聞は、一覧で読めますので幅広い情報を収集することができ、面接であまり興味のない分野について問われても、新聞で情報収集をしておけば回答ができるでしょう。
一方ニュースアプリは、それぞれの分野にタブが分かれているので興味のある記事を読むのに便利です。
新聞で幅広く情報収集を行い、ニュースアプリやGoogleアラートで興味のある分野や業界などの最近のニュースの情報を収集するといいでしょう。
Q.応募企業の業界に関する気になる最近のニュースがなければ、どうすればいい?
A. 応募企業の業界と関連性のある業界まで広げて、関連する最近のニュースを用意しておくといいでしょう
応募企業の業界に関する最近のニュースを問われて、「知りません」と答えるのはNGです。どんなことでも構いませんので、最近のニュースを用意しておく必要があります。
応募企業の業界内で気になる最近のニュースがなければ、応募企業と関連性のある業界まで広げて、関連する業界の最近のニュースとして押さえておくといいでしょう。例えば、出版であれば放送業界など。
数年前の話題は最近のニュースではないと受け取られてしまう可能性がありますが、現在までどういった経緯で進んでいるかなど調べて伝えれば、現在の状況を最近のニュースとして伝えることができます。
また、応募企業のホームページや四季報をチェックすることで、最近の業界の情報を収集できることもあります。四季報は、上場企業の企業情報、財務情報、株式情報が記載されていますので、応募企業だけでなく業界の現状を知るうえでも参考になるでしょう。
まとめ
転職の面接でよく聞かれる「気になる最近のニュースは?」への正しい答え方と回答例を紹介しました。
最近のニュースを聞かれた際の答え方としてもっとも重要なのは、自分の意見・考えを交えて話すということです。
面接官には、ニュースを通して、転職者の情報収集力や人となりを確認したいという意図があり、回答によってはアピールにもマイナスな印象にもなりうるということを念頭に置き、適切な受け答えができるよう事前準備をしっかりして面接に臨みましょう。
監修者
有限会社キャリアドメイン代表取締役
谷所 健一郎(ヤドケン)
有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)。1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職塾 、キャリアドメインマリッジを経営。主な著書「はじめての転職ガイド 必ず成功する転職」(マイナビ出版)、「転職者のための職務経歴書・履歴書・添え状の書き方」(マイナビ出版)、「転職者のための面接回答例(マイナビ出版)」、「転職者のための自己分析」(マイナビ出版) ほか多数。
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