履歴書に貼る写真のサイズは？間違えた時の対処法と注意点

掲載日：2024年04月08日

履歴書に貼る写真には、決められていることや守るべきことがあるのをご存じでしょうか。写真のサイズはもちろん、貼り方や撮影時の注意点がいくつかあります。

あなたの第一印象を左右するものだからこそ、ポイントをしっかり押さえておきましょう。

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履歴書に貼る写真の最適なサイズ

まずは、履歴書に貼る写真の最適なサイズについてご紹介します。

履歴書に貼る写真の一般的なサイズ

履歴書に貼る写真は、縦40mm×横30mmが一般的です。

以下のように市販の履歴書に記載されている縦36～40mm、横24～30mmなどの範囲内であれば、問題なく使用できます。

写真館で撮影する時には、事前に履歴書用であることを伝えれば最適なサイズで撮影してくれます。また、証明写真機を利用する際には、履歴書用を選択すれば問題ありません。

運転免許証やパスポートとは写真のサイズが違う

運転免許証やパスポートとは、写真のサイズが異なるので注意しましょう。履歴書用の写真と比べて、運転免許証用の写真はやや小さく、パスポートの写真はやや大きくなっています。

それぞれ写真のサイズが異なるため、流用はできません。具体的なサイズは以下のとおりです。

種類	縦	横
履歴書	40mm	30mm
運転免許証	30mm	24mm
パスポート	45mm	35mm

パソコンで履歴書を作成する場合の写真のサイズ

WordやExcelで履歴書を作成しPDFなどのデータで送信する場合も、縦横比4：3の写真を用意しましょう。

写真館や証明写真機で履歴書用に撮影した写真であれば、縦横比4：3の写真になっているため、そのまま使って問題ありません。

履歴書に写真データを挿入する方法

事前にパソコンに写真のデータをアップロードしておきます。

1. WordやExcelのツールバーの「挿入」→「画像」を選択
2. 履歴書に挿入する写真を選択
3. 写真のサイズが大きい場合は枠内に収まるように、写真の角にマウスを合わせ、ドラッグして写真のサイズを調整する

パソコンで写真を加工する時に気を付けること

パソコンで写真のサイズ変更やトリミングは簡単に行えます。

しかし、画質が悪くなってしまう場合があるので注意が必要です。特に、サイズの小さい画像を拡大してしまうと画像が粗くなってしまうので気を付けましょう。

最近は、履歴書写真撮影用のスマートフォンアプリなどもありますが、写真のクオリティを担保するためにも、なるべく写真館や証明写真機などで撮影した写真を使うのがおすすめです。

また、日常生活で撮影したスナップ写真の顔部分だけを切り取って、履歴書用として使うのは控えましょう。履歴書は企業に提出するビジネス資料であるという意識を持ち、フォーマルで画質の良い写真を使うべきです。

パソコンで作成した履歴書を郵送する場合

パソコンで作成した履歴書をプリントして郵送する場合や面接時に持参する場合は、写真データを挿入せずに履歴書を印刷します。プリントアウトした履歴書に、縦40mm横30mmサイズの写真をのりでしっかりと貼り付けます。

WEB履歴書・WEB応募の場合は560×420pixel（ピクセル）

求人サイトのWEB履歴書や、企業独自のWEBエントリーフォームを利用して応募する場合でも、企業によっては写真の提出（写真データのアップロード）を求められることもあります。

基本的には通常と同じ、縦横の比率が4：3で560×420pixel（ピクセル）で指定されることが一般的なようです。

履歴書の写真で適切なサイズを守るべき理由

写真は履歴書の中でも最初に目につく部分でもあり、第一印象を左右するものです。

履歴書の写真欄の枠からはみ出してしまったり、余白ができていたりすると、「細かい部分の配慮ができない」「大ざっぱな人かも」など企業側にルーズな印象を与えてしまうかもしれません。

もちろん、履歴書の写真のサイズだけで採否が決まるわけではありませんが、履歴書に貼る写真のサイズは守り、少しでも良い印象を与える写真を用意することが、内定をもらうための第一歩につながります。

履歴書に貼る写真のサイズを間違えた時の対処法

履歴書に貼る写真のサイズを間違えて用意してしまった場合は、正しいサイズの写真を撮り直すようにしましょう。

大きいサイズの写真を撮った場合でも、はさみでカットしてサイズを調整するのはNGです。履歴書の写真は胸元から上の部分を撮影するため、カットすると写真全体のバランスが悪くなってしまう可能性があるでしょう。

写真館などで撮影したデータが手元にある場合は、パソコンを使ってサイズ変更をする、写真館へサイズ変更をお願いするなどし、適切なサイズの写真を用意してください。

履歴書の写真に関する注意点

履歴書の写真には、サイズ以外にも注意すべき点がいくつかあります。ここでは主な4つの注意点を解説します。

写真は3カ月以内のものを使う

履歴書の写真には、本人確認の目的があります。あなたの写真であることがはっきりと分かるよう、原則3カ月以内に撮影した写真を使用します。

3カ月より前の写真の場合、髪型や体形など見た目の印象が変わっているケースもあるため使わないようにしましょう。

仮に3カ月以内の写真であっても、見た目に大きな変化があった場合は撮り直すのがおすすめです。

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写真の背景色はブルー・グレー・白がベスト

写真の背景色は、ブルー、グレー、白がベストです。

写真館や証明写真機で撮影する場合は背景色を選択できることが多いため、着用している服装と被らない色を選択しましょう。

例えば、白のワイシャツを着用している場合、背景を白にしてしまうと同化してしまうため、ブルーやグレーを選択するのが良いです。

清潔感のある髪型や服装で撮る

身だしなみを整え、清潔感のある髪型や服装で撮影しましょう。

など、細かい部分までしっかりと注意を払います。

表情や姿勢も気を付ける

表情や姿勢にも気を付けましょう。

などに注意します。

しっかりと正面を向いて背筋を張り、口はしっかりと閉じて口角がきゅっと上がっている表情がベストです。

履歴書の写真の撮り方や注意点については、以下の記事も参考にしてください。

• 履歴書写真のキレイな撮り方！　サイズや服装、証明写真で好印象を与えるコツ

履歴書に写真を貼る時のポイント

最後に、履歴書に写真を貼る際のポイントをご紹介します。

写真の裏に自分の名前を書いておく

写真の裏に、ボールペンやマジックペンなどの消えない油性ペンで自分の名前を書いておきましょう。

万が一、写真が剥がれてしまった場合でも、企業側が誰のものか確認できるようにするためです。

その際、強い筆圧で書いてしまうと写真に凹凸ができてしまう可能性があるため注意しましょう。

規定サイズの枠内に真っすぐ貼る

履歴書用の写真を用意したにもかかわらず、枠からはみ出したり、斜めに貼ってしまったりすると、企業側にマイナスな印象を与えてしまうかもしれません。

不安な場合は定規などをあてながら、枠内にぴったり、真っすぐに貼るようにしましょう。

写真を剥がして履歴書にシワが付いたら書き直し

貼り付けた写真が枠からずれてしまった場合、剥がしてもう一度貼り直そうとすると、履歴書にシワができたり、汚れたり、破れたりすることがあります。そういった場合は、もう一度履歴書を書き直しましょう。

シワや汚れが目立つ履歴書では好印象を与えることができません。できる限り美しい状態で履歴書を仕上げましょう。

まとめ

履歴書の写真はあなたの第一印象を左右するものです。

応募先企業への志望度が高く、どんなにあなたの経歴や志望動機が優れていたとしても、写真のサイズや貼り方の注意を怠ると、マイナスな印象を与えかねません。

写真のサイズや貼り方のコツなど、ここでご紹介した注意点を理解して、丁寧に履歴書を作成しましょう。

マイナビ転職　編集部

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