履歴書の免許・資格欄の正しい書き方｜自動車運転免許の正式名称など

更新日：2024年10月30日

転職活動を行う際、履歴書の書き方で悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。

履歴書の免許・資格欄の正しい書き方を解説します。自動車運転免許は書くべきなのか、どんな資格を書けば良いのかなどで困っている方は、参考にしてください。書類選考の突破を目指しましょう。

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資格・免許欄の記入例・見本

履歴書の資格・免許欄の記入例です。基本的な書き方や注意点については次章以降で解説します。

免許の書き方

初めに、免許の正しい書き方について解説します。採用担当者に好印象を与える方法も併せてご紹介します。

免許の書き方例

• 最初に免許を書き、次に資格を記入
• 免許の名前は正式名称で記入
• 免許の正式名称の後ろに1文字分スペースを空けて「取得」と記入
• 履歴書全体で西暦か元号（昭和・平成・令和など）表記かを統一

免許は資格より先に記載することが一般的なため、免許と資格が同一欄になっているタイプの履歴書では、免許と資格を混ぜて記載しないように注意が必要です。

また、複数の免許を記載する場合は取得が古い順から記載しますが、応募する職種に関連する免許があれば先に書き、採用担当者の目に付きやすいようにしましょう。

よくある免許の記入例はこちらです。

西暦で書くか元号（昭和・平成・令和など）で書くかは履歴書全体で統一し、免許の正式名称を書きます。

自動車運転免許の取得日と正式名称の確認方法

自動車運転免許については、記載内容に誤りがないように、取得日や正式名称はしっかり確認しておきましょう。

取得日の確認

取得日は、運転免許証の左下に記載されています。取得日の記載は「二・小・原」（二輪・小型特殊自動車・原付）、「他」（一種二輪以外）、「二種」でそれぞれ一つずつしかありません。

同じ種類で複数の免許がある場合は運転免許証だけでは判別できないので、「運転免許経歴証明書」（警察署などに入っている自動車安全運転センターで発行）を取得して確認しましょう。

正式名称の確認

運転免許証の「種類」の欄に略称で記載されています。各略称の正式名称は以下のとおりです。

略称	正式名称
大型	大型自動車免許
中型	中型自動車免許
準中型	準中型自動車免許
普通	普通自動車免許
大特	大型特殊自動車免許
大自二	大型自動二輪車免許
普自二	普通自動二輪車免許
小特	小型特殊自動車免許
原付	原動機付自転車免許
け引	牽（けん）引免許
大二	大型自動車第二種免許
中二	中型自動車第二種免許
普二	普通自動車第二種免許
大特二	大型特殊自動車第二種免許
け引二	牽（けん）引第二種免許

免許を書く際のポイント

自動車運転免許を含む各種免許は、取得順に時系列で記載することが一般的です。ただし、応募条件で運転免許が必須の場合、採用時に重視されるため、保有している運転免許をまとめて先頭に記載すると分かりやすくなります。

また、免許取得に向けて現在勉強中のものがあれば記入して問題ありません。応募職種に生かせる免許の場合は、積極的に記載してください。

免許を何も持っておらず、記入欄が空白になる場合は、「特になし」と記しましょう。何も書いていないと、採用担当者から記入漏れと思われる恐れがあります。

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資格の書き方

続いて資格の正しい書き方を解説します。資格といってもどのような資格を書けば良いのか悩む方もいるのではないでしょうか。

資格を書く際は、応募する仕事に関連する資格を記入しましょう。なお、複数の免許・資格を持っていて欄に書ききれない場合は、応募先企業と関連が深い資格や応募職種で生かせる資格を優先的に記載するようにします。

それぞれのポイントを押さえ、自分のスキルをアピールできるようにしましょう。

資格の書き方例

• 免許がある場合は、免許の次に資格を記入
• 履歴書全体で西暦か元号（昭和・平成・令和など）表記かを統一
• 資格の名前は正式名称で記入
• 資格の正式名称の後ろに1文字分スペースを空けて「合格」もしくは「取得」と記入

前述のとおり、資格は免許の後に記載することが一般的です。資格と免許が同一欄になっているタイプの履歴書では、免許を記載した後に資格を記入しましょう。

資格も免許と同様、取得順に書くのが前提ですが、仕事に関連する資格があれば優先的に記載してOKです。例えば、経理などの事務職では簿記、不動産業であれば宅地建物取引士などがアピールにつながります。

よくある資格の記入例はこちらです。

こちらも免許と同様、履歴書全体で西暦か元号（昭和・平成・令和など）かを統一して記載してください。

資格を書く際のポイント

TOEICのスコアは、取得年月も評価対象になる可能性があります。採用担当者は、資格を実際に生かせるかを見ていますので、取得からかなりの年数が経過している場合は、新たに受験することも検討しましょう。

また、現在勉強をしている資格があり、今後企業で生かせる資格であれば記入すべきです。例えば、金融業に応募する場合、履歴書に「ファイナンシャル・プランニング技能士を目指し、○月受験予定」などと具体的に書くことで、説得力が増します。

免許と資格が書き終わったら、最後の資格名の下の欄の右端に「以上」を記載します。

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• 【見本あり】「以上」や「現在に至る」の書き方

マイナビ転職　編集部

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