自動車販売の営業へ転職するための志望動機とは?コツ・対策を例文つきで紹介
更新日:2026年01月30日
執筆者マイナビ転職エージェント 編集部
記事概要
- 自動車の営業はカーディーラーでのB to C販売のイメージが強いが、公的機関への営業もある
- 志望動機は結論からはじめ、採用担当者の印象に残る締めくくり方をすること
- 営業経験の有無にかかわらず転職できる。それぞれの志望動機の書き方の違いを理解しよう
自動車販売の営業は、車を購入した人の生活を豊かなものへと変える、やりがいのある仕事です。営業経験の有無にかかわらず転職できますが、書類や面接で必要な志望動機は、書き方のコツを知らなければ採用担当者の心は動かせないかもしれません。
そこでこの記事では、自動車販売の営業へ転職を考えている方に向けて、志望動機の基本的な書き方や避けるべきNGな書き方を、例文を用いながら解説します。自動車販売の営業への転職を有利に進めたい方はお役立てください。
自動車販売の営業へ転職!志望動機を考える前に知っておくこと
志望動機を書く前に、まずは自動車販売の営業に種類があることを理解しておきましょう。自動車販売の営業は、メーカーとディーラーの2種類です。どのような顧客に向けた営業をしたいのか、どのような車を売りたいかにより希望する企業が変わります。
自動車メーカーの営業
自動車メーカーは主に新車の開発から製造、販売まで行う会社です。日本の経済成長を支える存在でもあり、日本市場の売上高ランキング上位の常連といっても過言ではありません。
自動車メーカーの営業職は、法人へのルート営業がメインです。顧客は、自動車ディーラーや官公庁、企業です。
自動車ディーラーには販売台数増加のための販売戦略やキャンペーン展開のサポートを、官公庁・企業には公用車や社用車の入札と提案を行います。官公庁の物品入札には資格が必要です。ディーラーにはこの資格がないこともあるため、自動車メーカーの営業の特色といえるでしょう。
また、自動車メーカーはディーラーとは違い個人向けの小売りをしません。しかし、相手が法人であっても顧客からニーズをくむ点はディーラーの営業と共通しています。
自動車ディーラーの営業
自動車ディーラーは、自動車メーカーの販売代理店です。顧客は一般ユーザーだけでなく、法人も含みます。メーカーの看板を掲げていることからメーカー直営店と思われることもありますが、ディーラーはあくまでも代理店です。
営業の仕事は店舗内営業と外回りに分けられます。店舗内営業は車の販売促進だけでなく、来店したお客様の対応、展示車両の洗車、保険会社とのやりとり、納車手続きなど幅広く動くのが特徴です。
一方の外回りの営業は、お客様宅へ直接伺います。個人宅より法人のお客様へ訪問することのほうが多いです。
自動車販売の営業に合った志望動機の考え方
自動車メーカーの営業・自動車ディーラーの営業どちらも、志望動機を書く前に共通した考え方があります。志望動機を書く際は、業界や企業について3つのポイントを考えることからはじめます。3つのポイントとは、「自動車業界を志望する理由」「応募企業を選ぶ理由」「将来ビジョン」です。順番に考え方を解説します。
なぜ自動車業界に志望するのか
志望動機ではまず、幅広い職業を選択できるのに「なぜ自動車業界を選んだのか」、そして「自動車業界でなければならない理由」を伝えます。
自動車業界はほかの業界と比較しても特に大きな業界で、基盤も整っています。そのため転職を希望する人が多く、ありきたりな志望動機は埋もれてしまう可能性が高いです。
自動車業界を選ぶ理由は、自動車業界を研究すると書きやすくなります。自動車業界の特徴や最新動向をよく調べ、志望動機へ反映させましょう。
なぜその企業なのか
自動車業界を志望する理由を伝えたら、次に書くのは「その企業を選ぶ理由」です。数多くの企業が存在する中で、なぜその企業でなくてはいけないかを明確にします。
自動車ディーラーにはいくつものメーカーがあり、それぞれ強みも異なります。同系列のメーカーでも、ターゲットによって取り扱う車種にも差があります。
企業に対する志望動機が曖昧なままでは、企業側も採用するメリットを見つけられません。企業をよく調べたうえで「競合他社では駄目な理由」を明確に書くと、採用担当者の心に刺さる志望動機に近づきます。
将来のビジョンを加える
志望動機で最も大切なことは、入社後の将来ビジョンを織り込むことです。希望する会社への転職成功が目的と捉えられないようにするためです。入社後のビジョンを志望動機に加えることで、採用担当者も活躍する姿をイメージできます。
たとえば「自動車の販売営業を通して、5年後には〇〇できる存在になりたい」など、将来のビジョンを具体的に伝えられると評価につながる志望動機が書けます。
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志望動機の書き方は?自動車販売の営業に採用されるコツ
転職を成功に導く志望動機の書き方には3つのコツがあります。コツとは「書き出しに工夫すること」「締めくくり方を工夫すること」「自分のスキルと企業の人物像をマッチさせること」です。
面接してみたいと思われる志望動機になるよう、採用担当者に伝わる書き方を押さえておきましょう。
興味を持ってもらえる書き出しにする
志望動機の書き出しは結論から書きます。結論を最初に述べることで読み手の興味を引き寄せられ、その後の内容が頭に入ってきやすくなります。理由・結論という順序が悪いわけではありませんが、相応の文章力が求められるため、読ませる文章を書ける方でないとおすすめできません。
抽象的な志望動機になるのを防ぐために、まずは冒頭で結論を掲げ、次にそれを補足する理由を述べる構成がベターです。
読後感に気を配る
締めくくりは採用担当者の印象に残りやすい部分のため、十分に気を配りましょう。印象に残る締めくくりにするには、最も伝えたい志望動機の結論である「○○の理由から貴社を志望します」「貢献します」を言い切るように書きます。
「思います」「考えています」も悪いわけではありませんが、言い切ったほうが強い印象を与えられるでしょう。
自分のスキルと求める人材像とを合致させる
志望動機の書き出しと締めくくり以外では、企業が求める人材像と自身のビジョン・スキルなどがマッチしているかを確認しましょう。
そのためにも企業研究は入念に行い、理解を深めることが大切です。自身のキャリアと結びつける共通点はあるのかを整理し、アピールできそうな点を志望動機に漏れなく反映させます。
【例文】自動車販売の営業に転職するための志望動機
自動車販売の営業に転職するための志望動機は、営業経験の有無により書き方が異なります。営業未経験者はなぜ営業職に就こうと思ったのか、営業経験者は過去の具体的な経験と即戦力になれるアピールが、それぞれ重要です。
営業未経験者の場合
【例文】
何もない状態からはじまり、信頼関係を築きながら結果に結びつける点に魅力を感じ、営業職を希望しました。
貴社はお客様に車を売って終わりではなく、その後の関係性の構築を何より重視していると存じ上げております。それは、私がはじめて車を購入した際、お世話になったのが貴社だったからこそ体感しています。
営業担当の方は購入後も親身に相談に乗ってくださり、私にとって非常に頼れる存在でした。営業担当の方にいろいろと相談をしていくうちに車への関心が強くなり、現在は独学で車の構造や基礎知識を勉強しています。
営業職は未経験のため、知見を広げるため営業力強化検定試験を受験・合格を果たしました。いままで培ったコミュニケーション力や自動車に関する知識を最大限に生かし、一日でも早く戦力となれるよう努力します。
営業未経験者が志望動機を書く場合、まずは未経験である営業職になぜ応募したのかを書きます。未経験であっても、いままでの経験やスキルから営業職に生かせるスキルを伝え、早期から即戦力になれることを感じさせましょう。
営業経験者の場合
【例文】
現在は○○店で販売営業を行っています。店舗ごとに常に明確な目標が決められやりがいを感じますが、数字に追われるだけでなく、お客様一人ひとりとの関係を築きたいと考え、退職を決断しました。
世界でも評価されるトップレベルの安全性能を搭載した貴社の車に魅力を感じます。営業ターゲットエリアの○○市内の顧客ニーズは熟知しています。新規顧客の獲得や、顧客満足度を高めることで貴社の売上に貢献します。
営業経験者が志望動機を書く場合、応募する企業の特徴や前職との共通点を明確にします。たとえ異業種からの転職の場合でも、共通点からアピールできるポイントを探すことが重要です。過去の経験を具体的に述べアピールにつなげます。
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自動車業界への転職面接で気をつけたい点
転職面接の際に聞かれる志望動機には、気をつけたいポイントがあります。不用意なまま面接に臨むと、質問に答えられなかったり、会話がかみ合わなかったりする場合もあります。上手に話すことだけにとらわれず、注意点も知っておきましょう。
退職と志望動機の矛盾
退職した理由と志望動機とが矛盾しているのは危険です。本当に伝えたいことが伝わらないどころか、理解されずに不信感を抱かれる場合があります。
退職理由と志望動機に一貫性を持たせるためには、過去のエピソードを交えたストーリーを意識します。退職する合理的理由はあるのか、転職することで自身の道は開けるのか、開けるのであれば、それがなぜ志望する企業で可能なのかなどを整理しましょう。
受動的な姿勢
受動的な印象を与える志望動機はNGです。企業が求めるのは、自ら学び業務に生かせる能力がある人材のためです。たとえば「御社で学ばせていただきたく」「業界未経験でも応募が可能だったため」などの言葉は避けましょう。
過去の経験やスキルを生かせることを伝えたうえで、入社後に新たなスキルを習得し貢献したいとアピールすれば、受動的な印象は与えずに済みます。
給与や制度面
志望動機に「給与が高い」「福利厚生が充実している」といった内容を盛り込むのは避けたほうが無難です。待遇面の不満から転職活動にいたるケースは確かにあるでしょうが、採用担当者によっては「より好条件の会社が見つかったら辞められるかもしれない」と受け取る可能性があります。
面接官から待遇面に関する質問があった場合に、「転職を考えた理由のひとつ」として伝える程度ならよいですが、主題にするのはNGです。あくまで自分がその企業に対してどのように貢献できるかを意識しましょう。
まとめ
自動車業界の営業職への転職する際の志望動機は、営業経験による書き方の違いや営業先の違いを理解したうえで書きましょう。数多くの自動車メーカーがある中で、その企業でなくてはならない理由も必要です。
自動車営業への転職に向けて履歴書を書いているものの、志望動機の記入欄で手が止まってしまう方は、マイナビ転職 営業エージェントにご相談ください。自動車業界の営業職情報に精通したキャリアアドバイザーが、第三者視点で志望動機の書き方をサポートします。
執筆者
マイナビ転職エージェント
編集部
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