【例文で解説】第二新卒の志望動機の書き方!ポイントやNG例
更新日:2025年02月20日
監修者谷所 健一郎
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)/有限会社キャリアドメイン 代表取締役
この記事で分かること
- 第二新卒で転職する場合の志望動機の書き方・例文
- キャリアアドバイザーによる書き方のアドバイス
- 企業が第二新卒を採用する理由
- 第二新卒が志望動機を書くうえでの注意点・NG例
第二新卒は職務経験が浅いため、「志望動機の書き方が分からない」「アピールできることがない」など悩みがちです。
キャリアアドバイザーによるアドバイスをもとに、第二新卒ならではの志望動機の書き方や例文、やってはいけないNG例も紹介します。
【例文紹介】第二新卒で転職する場合の志望動機
第二新卒の転職では、なぜ転職したいのか、なぜ応募企業なのか、何ができるかを書くようにすると良いでしょう。
未経験の職種・業界に転職する場合と、同職種・同業界に転職する場合、それぞれの例文を紹介します。
未経験の職種に転職する場合
【例文】
営業事務職として営業をサポートしたいと考え、志望いたしました。現職では保険ショップで内勤営業を行っています。お客さまのライフプランにあった生命保険を提案することにやりがいがありますが、保険の見積書や提案書の作成、オリジナルの販促ツール作成などを通じて営業をサポートしたいと考えるようになりました。そこで、事務職としてパソコンスキルを高めるためにMOSの資格を取得しました。
また、貴社の食品は幼い頃から親しみがあり、「美味しさに国境はない」という社是にも共感しています。これまでの経験を生かして、貴社の売上に貢献いたします。
キャリアアドバイザーによる書き方のポイント
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA):谷所 健一郎
ワンポイントアドバイス
未経験の職種に応募する場合、前職で関連する仕事に携わり、やりがいや適性があると感じたなど、採用担当者が納得する志望動機を述べます。
採用担当者は、実務経験が浅い第二新卒に対して、その職種への志望動機と共に、これまでの経験から汎用できるスキルや知識についても知りたいと考えています。
そのため、応募職種に関連する資格を取得するなど、自己研鑽していることも盛り込むことで、志望度の強さもアピールできます。
前職の仕事が合わないから別の仕事がしたいという志望動機ではなく、前職の経験から、やりたいことや強みが明確になったというポジティブな志望動機を作成してください。
未経験の業界に転職する場合
【例文】
現職では銀行で金融商品の提案営業に携わっていますが、無形の金融商品ではなく、有形の不動産営業に携わりたい気持ちが強くなり、貴社を志望いたしました。
貴社が住居用、投資用マンションの販売のほか、法人向けの店舗やオフィスの紹介、更には地域の再開発にも積極的に取り組んでいる点に大変魅力を感じています。
私の強みは、最後まで諦めず粘り強く営業を行うことです。2年間の金融営業の経験は、貴社の不動産営業でも役立つと確信しています。
不動産知識を習得して、貴社の営業職として実績を築き、将来的には大規模な再開発にも携わりたいと考えています。
キャリアアドバイザーによる書き方のポイント
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA):谷所 健一郎
ワンポイントアドバイス
職種が同じで違う業界に第二新卒として転職する場合は、なぜ違う業界で仕事がしたいのかを具体的に説明する必要があります。
新卒で就職した業界が嫌だという理由ではなく、これまでの経験を生かして違う業界で活躍したいという気持ちを伝えてください。
第二新卒では将来性といったポテンシャルも評価する傾向があるので、同職種であれば生かせるスキルや知識をアピールすると良いでしょう。実績がなければ仕事の姿勢や困難を乗り越えた経験などを伝えることもできます。
また、業界研究や新しい知識の習得に積極的な姿勢を示し、短期間で戦力になりたいことを記載してください。
同職種・同業界に転職する場合
【例文】
将来は海外の店舗を任せていただける人材になりたいと考え、志望いたしました。
現職では飲食店でホールスタッフとして、アルバイトスタッフの指導やシフト管理を任されています。美味しい料理の提供と接客により、お客さまが笑顔になるのを見るのが好きで、大変やりがいを感じています。昨年ソムリエの資格も取得しましたが、オーナーが変わり、店舗を縮小していく方針となったため転職を決断しました。
幅広いジャンルの飲食店を国内だけでなく、アジアや北米といった海外にも展開している貴社に魅力を感じています。将来は店長、エリアマネジャーを経て、海外の店舗を任せていただける人材になりたいと考えています。
キャリアアドバイザーによる書き方のポイント
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA):谷所 健一郎
ワンポイントアドバイス
同職種・同業界の転職では、なぜ転職したいのか採用担当者は疑問を感じます。例えば、現職の営業は国内に限られているため、海外営業にも携わりたいなど、応募企業だからこそ実現可能な業務について、具体的に説明できると良いでしょう。
第二新卒の同業界・同職種への転職は、採用担当者に納得できる理由を示さなければ、短期での転職を懸念される場合があります。
また、競業避止義務契約を交わしている場合、一定期間同業他社に転職できないことがあります。内容をあらためて確認し、慎重に判断しましょう。
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【第二新卒向け】志望動機を作成する前に考えておきたいこと
志望動機を作成する前に、
- 応募企業でかなえたいこと(転職の軸)
- 応募企業の魅力
- 応募企業で生かせる能力
を整理することがポイントです。特に第二新卒では、志望動機から転職の本気度、仕事の意欲、定着性を見極められます。
応募企業でかなえたいこと(転職の軸)を明確にする
志望動機を作成する際には、転職で何をかなえたいかといった転職の軸を明確にしてください。
第二新卒は在籍期間が短いため、「自社でも定着しないのではないか」という不安を抱く採用担当者がいます。こういった不安を払拭するためには、転職の軸がしっかりしていて、応募企業で実現できると伝えることが必要です。
転職の軸が思い浮かばない場合は、退職理由を転換してみる方法があります。
例えば、前職が年功序列型でチャレンジできないことが不満だったのであれば、年齢や在籍期間に関わらず積極的にチャレンジできる社風の企業で成果を出したいというのが転職の軸になります。
転職の軸が待遇や労働環境だと、成長が期待できないと受け取られる可能性があるので、仕事に関連する内容を伝えてください。
応募企業の魅力を見つける( 企業研究を行う)
入社意欲が強い応募者は、困難なことを乗り越え定着する人材だと考えられます。
逆に、やりたい仕事であればどの企業でも構わないという応募者は、定着しない人材だと受け取られる可能性があります。
求人情報や企業のホームページには、企業の特徴、強み、独自性、社風などが記載されているので、応募企業に入社したいと思った具体的な魅力を記載したうえで、入社意欲をアピールしましょう。企業研究を行い、応募企業の魅力や共感できることを志望動機に盛り込んでください。
応募企業で生かせる能力を整理する
企業は、第二新卒であっても短期間で戦力になってもらいたいと考えています。そのため、生かせる能力を志望動機でアピールしてください。
実務経験が浅くて職務能力でアピールできるものがない場合は、学生時代に習得した知識やスキル、自己研鑽していることでも構いません。
また、第二新卒は仕事に取り組む姿勢、素直さ、仕事の適性といったポテンシャルもアピール材料になります。
第二新卒の志望動機でアピールすべきこと
現職や前職の経験をどのように生かせるか
これまでの職務経験で培ったスキルや知識を、応募企業でどのように生かせるかを明確にして志望動機に盛り込むことで、短期間で戦力になるとアピールできます。
生かせる経験や強みが思い浮かばない場合や未経験の職種に就きたい場合は、汎用できるパソコンスキルや語学力のほか、学生時代に習得したスキルでも構いません。
経験が少ないのに、過度なアピールをすると、転職後にミスマッチが生じるので注意しましょう。
また、第二新卒は、即戦力になるスキルや知識がなくても、仕事に取り組んできた姿勢や困難を乗り越えた経験などもアピール材料になります。
転職理由と一貫性があるか
採用担当者は、第二新卒の応募者に対して、なぜ短期間で転職したいのかを確認します。
例えば転職理由が労働環境などの問題で、志望動機が未経験の職種に就きたいという場合、転職理由と志望動機の一貫性がなく、志望動機の信憑性を疑われます。
「考えていた仕事と違っていた」など事情を簡潔に説明したうえで、「現職や前職では実現できないことをかなえるために応募企業に転職する」とし、一貫性を持たせましょう。
応募企業だから転職したい理由がある
「やりたい仕事であればどの企業でも構わない」という志望動機では、採用につながらない可能性があります。
採用担当者は、なぜ自社に転職したいのか、自社で何を実現したいのかを、志望動機から見極めています。この点が曖昧だと、転職しても定着しないと判断される可能性があります。
求人情報や企業のホームページから、企業の特徴、仕事内容、社風などを読み取り、応募企業だから入社したい理由を明確にしてください。
採用担当者は奇をてらう理由を求めているのではなく、自社の魅力、特徴、社風を理解したうえで回答しているかを見極めています。求人情報で企業が強調している特徴に共感しているなどの理由を、志望動機に盛り込みましょう。
ポテンシャルがある
第二新卒は実務経験が浅いので、即戦力になるスキルや知識がなくても、将来活躍する可能性や能力を評価されます。
仕事に積極的に取り組む姿勢、臨機応変に対応できる柔軟性、業務を習得していくうえで大切な素直さなど、これまでの経験を踏まえて積極的にアピールすると良いでしょう。
新卒採用において、企業はビジネスマナーなどの研修を行わなければなりません。しかし第二新卒は社会人経験があり、ビジネスマナーを心得ている点もアピール材料になります。
自己研鑽している
パソコンスキル、語学力、簿記など、応募職種で生かせる自己研鑽を志望動機に盛り込むことで、実務経験不足を補うことができるだけでなく、応募職種への意欲もアピールできます。
入社してから教えてもらうという受け身の姿勢では、仕事に取り組む積極性が欠けていると評価されるかもしれません。
また、応募職種に関連しない自己研鑽は、ほかの仕事に興味があると受け取られるので気を付けましょう。
求めている人材像に合っている
例えば、新しいことに積極的にチャレンジしていくことを期待されているのに、石橋を叩いて渡るようなタイプであれば、マッチしないとされてしまいます。
チームワークを重視する社風であれば、チームのメンバーとして協力して成果を出すことが期待されます。新しいスキルや知識を積極的に習得して、実践で生かしていける人材や、斬新な考え方や素直さを持つ人材を求めている企業もあります。
応募企業が求める人材像を求人情報から読み取るだけでなく、第二新卒に何を期待しているかも理解し、それに応えたい気持ちを志望動機に盛り込みましょう。
企業が第二新卒を採用する理由については次の章で詳しく解説しています。
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企業が第二新卒を採用する理由3つ
なぜ企業が第二新卒を採用したいのかを把握することで、第二新卒に何を期待しているかが分かります。企業の視点を知り、期待に応えられる志望動機を書きましょう。
ビジネスマナーを心得ていてポテンシャルが高い
第二新卒は実務経験がありビジネスマナーを心得ているため、新卒採用のように言葉遣いやあいさつ、名刺の取り扱いといった基本から研修を行う必要がありません。研修などのコストが抑えられる点や、新卒と比較すると短期間で戦力になれる点が企業にとってのメリットです。
経験やスキルがなくても、やりたいことや適性を把握したうえでの転職であれば、仕事に対する姿勢がしっかりしていて、定着する人材だと考えられます。
また、第二新卒は年齢が若いため、固定観念がなく柔軟に仕事を行い、新たな業務も素直に習得していくと見られます。したがって企業は、将来性が期待でき、仕事へのポテンシャルも高いと考えて採用します。
新卒採用で予定人数を採用しきれなかった
新卒採用では、学生にとって有利な「売り手市場」が続いていることや、大手企業や知名度のある企業への応募の集中、より優秀な学生を採用するための競争激化などを背景に予定人数を採用しきれない企業もあります。企業は、若年層が少なく、社員の年齢構成が偏ることを防ぐため、第二新卒を採用します。
新卒で就職した企業で、希望の部署に配属されなかった人や、仕事を行うなかで就きたい職種が明確になる人がいます。そういった人材に対して、職種や業務を特定した中途採用を行えば、新卒に近い若年層が採用できます。
やりたいことがある第二新卒は、職種や職務内容を優先して転職するので、仕事の意欲が高く戦力になると考えられています。
他社のカラーに染まっていない人材を育成したい
他社のカラーに染まっていないフレッシュな人材を好む企業は、第二新卒を採用し自社で育成したいと考えます。
経験豊富な人材は、即戦力として期待できるといったメリットがありますが、前職でのやり方にこだわるなど、働き方や価値観の柔軟性に欠けていることがあります。
また、経験者は給与が高くなる傾向があるため、自社で育成すれば人件費が抑えられると考えて、第二新卒を採用する企業もあります。
【NG例】第二新卒が志望動機を書くうえでの注意点
第二新卒が志望動機を書くうえで、幾つかの注意点があります。採用担当者が志望動機で不信に感じる点を押さえておきましょう。
転職理由との一貫性がない
転職理由と志望動機は一貫性を持たせて書いてください。例えば、「未経験の仕事にチャレンジしたい」という転職理由なのに、同職種を志望し、志望動機を「これまでの経験を生かしたい」という内容にしてしまうと、一貫性がないと受け取られます。
そして、採用担当者は、自社が第一志望ではない、もしくは企業選択が間違っていると考えます。
採用担当者は、第二新卒に対して自社で定着する人材かを見極めるため、転職理由を確認します。志望動機との一貫性がない応募者は、転職の軸が明確ではなく、採用しても定着しないと判断されます。
「合わない仕事だった」ではなく、「やりたい仕事がある」という転職理由で応募企業の仕事と合致させましょう。
給与や待遇面の話だけになっている
応募企業の給与や待遇面が、前職や現職より良いから転職したいという理由でも、給与や待遇面を志望動機にすべきではありません。
条件面で転職をする応募者は、採用しても、より条件の良い企業があればすぐに辞めてしまうのではないかと懸念を抱く採用担当者もいます。
仕事に関連する志望動機を伝えたうえで、実力主義の給与体系にも魅力を感じているなどと記載することは問題ありませんが、志望動機が給与や待遇面の話だけにならないように注意しましょう。給与や待遇面の優先順位が高くても、やりたい仕事が応募企業でどのように実現できるかなどの志望動機を書いてください。
研修体制や教えてもらえることを強調している
第二新卒は、研修体制や教えてもらえることを志望動機として強調すべきではありません。
第二新卒は新卒採用のような一括採用ではなく、スポットでの採用がほとんどです。そのため、長期間の集合研修は行われず実践で業務を習得していくことになります。ビジネスマナーなどの研修は基本的にありません。研修が実施される場合でも業務に関連するものだと考えてください。
求人情報で研修体制を強調している場合は、それを志望動機に加えても構いませんが、「充実している研修体制で業務を短期間で習得し戦力になりたい」など、企業に貢献したいことをベースに記載しましょう。
また、スキルアップがしたいといった志望動機も、「企業は学校ではない」と受け取られる可能性があるので、「スキルアップして企業に貢献したい」と書いたほうが良いでしょう。
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第二新卒の志望動機にまつわるQ&A
志望動機が書けない……。思いつかない時は何から考えれば良い?
志望動機が書けない、思いつかない時は、なぜ転職したいのか考えてください。
例えば、仕事が自分に向いていないという理由であれば、なぜ向いていないのか、何が向いているのかを掘り下げて考えてみると良いでしょう。求人情報などから応募企業の仕事内容や求めている人材を読み取ったうえで、向いている仕事と関連する点を志望動機として書いてください。
志望動機が思いつかない場合は、現職や前職とは違う応募企業の特徴も志望動機にできます。
経験や実績が少なく、志望動機につながらない。どうすれば良い?
職務経験や実績が少なければ、積極的に仕事に取り組んでいく姿勢やコミュニケーション能力などをアピールしましょう。
また、学生時代の経験が応募企業で生かせるならば、経験や実績として加えても問題ありません。第二新卒に対して、現在の実務能力ではなく将来に期待して採用する企業も多いので、どういった人材になりたいかも志望動機に盛り込んでください。
短期離職のネガティブさを、志望動機で払拭することはできる?
短期離職のネガティブさは、志望動機で払拭できます。
短期離職では転職理由が問われますが、「考えていた仕事とは違ったので、かなえたいことが実現できる企業で経験を積んでいきたい」という理由で問題ありません。
転職理由が入社前の説明と違うなどの会社批判ではなく、やりたいことの実現であることを説明しましょう。そのうえで、応募企業でかなえたいことや応募企業の魅力、生かせる能力や仕事に取り組んでいく姿勢などを志望動機として書いてください。
学生時代やアルバイトの話を志望動機に盛り込むのはあり?
第二新卒であれば、学生時代やアルバイトの話を志望動機に盛り込んでも問題ありません。
例えば「学生時代に習得した知識や技術を生かしたい」「前職の仕事を経験したことで、よりアルバイトで経験した仕事に就きたいと考えるようになった」などです。
また、学生時代やアルバイトの話だけでなく、社会人経験で習得したことなどと合わせて書くと良いでしょう。
志望動機で「給与の良さ」を伝えても良い? 第二新卒で年収交渉をしても大丈夫?
志望動機で「給与の良さ」のみを伝えることは、避けたほうが良いでしょう。
ただし、仕事に関連する内容と合わせて、「実力主義の給与体系で貢献したい」などと伝えることは可能です。
同職種の応募で実務能力をアピールできる場合は、第二新卒で年収交渉しても構いませんが、企業によって捉え方が違うので、慎重に考えたほうが良いでしょう。
また、年収交渉ではなく、転職後に実績を構築していくことで、どのような昇給が期待できるかを質問してみるのもひとつの手です。
まとめ
志望動機は、入社意欲や生かせるスキルを伝えるうえで重要な役割を果たします。
第二新卒の場合、実績やスキルがなくて「どう書けば良いか分からない」という方も多いかと思います。しかし、ポテンシャルを重視している企業も多いため、積極的に取り組む姿勢などを伝えても問題ありません。今回紹介したポイントや例文を参考に、志望動機を作成してみましょう。
監修者
谷所 健一郎(ヤドケン)
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)
有限会社キャリアドメイン 代表取締役
有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)。1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職塾 、キャリアドメインマリッジを経営。主な著書「はじめての転職ガイド 必ず成功する転職」(マイナビ出版)、「転職者のための職務経歴書・履歴書・添え状の書き方」(マイナビ出版)、「転職者のための面接回答例」(マイナビ出版)、「転職者のための自己分析」(マイナビ出版) ほか多数。
マイナビ転職 編集部
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